2024.07.05NECグリーンロケッツ東葛 所属選手の危険なプレーに対する処分減免措置及び対象試合について

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 D1/D2 入替戦
NECグリーンロケッツ東葛 所属選手の危険なプレーに対する処分減免措置及び対象試合について

2024年5月25日に行われたリコーブラックラムズ東京vs NECグリーンロケッツ東葛の試合における、NECグリーンロケッツ東葛 アセリ・マシヴォウ選手の危険なプレーに対する出場停止処分の措置が1週間減免されたことをお知らせいたします。また出場停止対象試合について、改めて下記の通りお知らせいたします。
この処分の減免措置は、頭部へのコンタクトの対処手順におけるコーチングの介入(Head Contact Process Coaching Intervention)を同クラブがワールドラグビーに申請した結果、決定されたものです。

■競技規則・規律違反の内容と処分

当該選手:アセリ・マシヴォウ(NECグリーンロケッツ東葛)

違反:World Rugby 競技に関する規定 第17条 付属文書1 9.13

処分:3週間(3試合)の出場停止→変更:2週間(2試合)の出場停止
※対象試合 (今後、所属チームの出場が確定している公式試合のうち、早い時期に開催する大会もしくは試合から計3試合)
変更→(ジャパンセブンズ2024・リーグワン2024-25シーズン 第1節)


■HCPにおけるコーチングの介入

2021年7月1日からワールドラグビーによって試験的に施行され、2022年に競技に関する規定として正式に採用されたプログラム。プレーヤーやコーチが、負傷のリスクが高く、不正なプレーとなることが多いテクニックから統計的にリスクの低いテクニックへと改めるよう促し、日頃の行動や動作を前向きに変えていくことを目的とする。
HCPに関わる不正なプレーでサイティングの対象、もしくはレッドカードを受けたプレーヤーは、科された制裁処分の最後の週を、HCPにおけるコーチングの介入(不正なプレーの原因、または一因となった、誤ったタックルやコンタクトの技術的な誤りに特化したコーチング)を受けることで消化することを、申請できる。
コーチとプレーヤー本人は不正なプレーの原因となった技術的な過ちの詳細、および、その問題に対処するためにとった措置について申請し、ワールドラグビーの専門レビューパネル(専門的な中立のコーチで構成)の審査を経て、コーチングの介入が十分だったと判断された場合、処分が減免される。

https://www.world.rugby/news/777793/world-rugby-coaching-intervention-programme-changing-tackle-behaviour

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