2025.12.19[横浜E]勝利に飢える庭井祐輔が迎える100キャップ目。数字の価値は“意味のある出場”を重ねてこそ

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第2節(リーグ戦)カンファレンスA
2025年12月21日(日)13:40 相模原ギオンスタジアム (神奈川県)
三菱重工相模原ダイナボアーズ vs 横浜キヤノンイーグルス

横浜キヤノンイーグルス(D1)

この試合でリーグ戦通算100試合目の出場となる、横浜キヤノンイーグルスの庭井祐輔選手

第2節での今季初勝利を目指す横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜E)は、三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、相模原DB)とのビジターゲームを戦う。

フッカーで先発予定の庭井祐輔にとって、相模原DB戦は節目となる100キャップ到達試合(トップリーグ、リーグワン通算)。もっとも本人は「相模原DB戦に出ないことにはまだ99キャップ」と慎重な姿勢を崩さず。また「仮に出たとて、良い仕事をしないと意味はない」と語気を強める。その庭井が相模原DB戦で目指す理想的な良い仕事とは──。

「まずはセットピースが自分の仕事。またコンタクトプレーでチームに貢献することも求められているので、しっかりと体を張りたいです」

時を遡ること、2014年。立命館大学を卒業し、当時のジャパンラグビー トップリーグ所属のキヤノンイーグルスに加入した庭井は、2014-2015シーズン ファーストステージ第4節の近鉄ライナーズ戦で途中出場を果たし、トップリーグデビューを飾った。脳裏に焼き付いている“ファーストキャップ”の記憶は、1本目のラインアウトでのこと。ジャンパーの膝下に投げてしまう痛恨のミスを冒すと、チームメートのアダム・トムソンから「ナイス!!」という笑い交じりの声が聞こえてきた。「逆にそう言われたことで『もうこれ以上のミスはないだろう』と吹っ切れました」と庭井。そんなミスを冒すほど、デビュー戦の庭井は緊張していた。

あれから10年以上の時を経て、偉大な記録に到達する今節の相模原DB戦は、開幕戦の黒星からリスタートを図る一戦。個人的な節目の試合である前に、チームにとっては、のどから手が出るほど、勝利を希求しているビジターゲームだ。庭井は言う。

「相模原DBさんはフィジカルが強いチーム。毎試合タフなゲームになっているし、簡単には勝たせてくれないと思います。でも僕たちは勝ちに飢えている。シンプルに勝ちたいです」

個人的な“メモリアルマッチ”も、感傷に浸るのは二の次。今季初勝利に飢えた集団を、ベテランフッカーの庭井がけん引する。

(郡司聡)

2025.12.19[相模原DB]“ルーク”が静かに熱意をたぎらせる“神奈川ダービー”

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第2節(リーグ戦)カンファレンスA
2025年12月21日(日)13:40 相模原ギオンスタジアム (神奈川県)
三菱重工相模原ダイナボアーズ vs 横浜キヤノンイーグルス

三菱重工相模原ダイナボアーズ(D1)

再びリーグワンに戻ってきた三菱重工相模原ダイナボアーズのルカニョ・アム選手。「日本のラグビーは成長しています」

2022シーズン、ディビジョン1第15節の前半16分。コベルコ神戸スティーラーズの13番、ルカニョ・アムが左サイドライン際で相手のパスをインターセプトし、そのままトライゾーンへ駆け抜けた。

ラグビーワールドカップ2019日本大会の南アフリカ代表優勝メンバー。“ルーク”の愛称で知られるルカニョ・アムが、三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、相模原DB)の一員としてリーグワンに戻った理由をこう語る。

「自分のキャリアにとって良いタイミングでした。新しい環境で能力をさらに高められるし、ダイナボアーズは自分が貢献できるチームだと思います」

「日本のラグビーは成長しています」とルークは続ける。

「特定のポジションだけではなく、チーム全体が非常に競争力をもっています。セットピース、トランジション、ターンオーバーなど、攻守両面でレベルが上がっている。スピード感があり、競争の激しいリーグになっています」

第1節の浦安D-Rocks(以下、浦安DR)戦では13番で先発。試合は相模原DBが計3枚のイエローカードを受け、14人で戦う時間が長かったが、ルークは攻守で鋭くスペースを突き、浦安DRの攻撃の芽を摘む場面も見せた。

「あらゆる局面で高いスキルが求められます。バックスとしてスペースを見つけ、コミュニケーションを取り、スペースを作り出し、そこへ走り込む。こうしたスキルを常に要求されるので、自分にとっても非常に刺激的です」

ホストゲーム開幕戦となる第2節は、横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜E)との“神奈川ダービー”。横浜Eには2019年と23年のラグビーワールドカップ連覇に貢献した南アフリカ代表メンバーであるジェシー・クリエルが所属しているが、今節はメンバー外となり、直接対決はお預けとなった。

しかし、ルークのメンタリティーに変わりはない。相手が誰であろうと、フォーカスするのは自分たちのラグビーだ。

「ラグビーは15対15のチームスポーツなので、1対1ばかりではありません」と、ルークは落ち着いた口調で語る。

そこで「2022シーズンの第15節、横浜E戦でジェシー・クリエルのパスをインターセプトしてトライしたことを覚えていますか」と尋ねると、ルークは一瞬はっとした表情を見せ、次に大きく笑いながらこう言った。

「ええ、覚えています。良いトライでしたね。またあのようなパスが来るといいですね」

(宮本隆介)

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