2026.01.08[横浜E]悪い流れは昨年で断ち切る。今季初出場のウイングが担う責務と覚悟

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第4節(リーグ戦)カンファレンスA
2026年1月10日(土)12:00 秩父宮ラグビー場 (東京都)
浦安D-Rocks vs 横浜キヤノンイーグルス

横浜キヤノンイーグルス(D1)

横浜キヤノンイーグルスの竹澤正祥選手。「自分の得意なフィジカルを生かしたプレッシャーを掛けにいきたい」

横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜E)にとって、2026年のファーストゲームは浦安D-Rocks(以下、浦安DR)とのビジターゲーム。開幕から一度も白星を挙げられていない横浜Eとしては、正念場の一戦だ。

2連覇中の王者・東芝ブレイブルーパス東京と秩父宮ラグビー場で対戦した前節。横浜Eは最後まで相手に食らい付いたものの、力及ばず、開幕3連敗となった。

「この悪い流れは2025年で一度断ち切って、新しい1年は新しいイーグルスを見せられるようにしたいです」

試合後の記者会見でのこと。バイスキャプテンとして登壇した古川聖人の言葉は、きっとチームの総意だろう。

浦安DR戦を2日後に控えたキヤノンスポーツパーク。横浜Eが拠点としている練習場での練習は活気に満ちていた。スラロームのトレーニング中、横浜Eの選手たちはそれぞれが声を張り上げてチームを鼓舞。その後の実戦練習では、ナイスプレーが出るたびにチームメートから称賛の声が聞こえてきた。

「タケ、ナイスコネクション!!」

その言葉の主はスクラムハーフの天野寿紀。皆が一丸となって戦えるように、グラウンド内外でさまざまなアプローチをしているチームプレーヤーからの声掛けに竹澤正祥は奮い立った。

今節の浦安DR戦で竹澤は今季初のメンバー入り。ウイングとして先発出場予定の竹澤は「いまから緊張している」と口にした。「どんなシーズンも最初の出場試合は緊張するものですよ」と竹澤。序盤から今季初出場の緊張を解きほぐすために、自分が成すべき焦点は託された役割を全うすること。今季未勝利のチームの“起爆剤”となるために、竹澤本人は「目の前の自分の仕事をやり切ることを積み重ねる中で緊張はどんどんほぐれていく」との決意は固い。

竹澤のストロングポイントは強靭なフィジカル。「自分の得意なフィジカルを生かしたプレッシャーを掛けにいきたい」と心に誓う竹澤は、“ウイングの責務”として、「トライを取ることにもこだわる」覚悟だ。

(郡司聡)

2026.01.08[浦安DR]“誰よりも勝ちにこだわる男”が感じる確かなチームの成長

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第4節(リーグ戦)カンファレンスA
2026年1月10日(土)12:00 秩父宮ラグビー場 (東京都)
浦安D-Rocks vs 横浜キヤノンイーグルス

浦安D-Rocks(D1)

2025年12月28日、ヤマハスタジアム。静岡ブルーレヴズに勝ちチームメイトと喜びあう浦安D-Rocksの田村煕選手

浦安D-Rocksに加入して今季で3シーズン目になるが、あれほどまでに田村煕が感情を出して喜んでいる姿を見たのは初めてだった。2週間前の前節・静岡ブルーレヴズ(以下、静岡BR)戦、ベンチから勝利の瞬間を見守った10番は、チームメートたちと飛び跳ね、喜びを分かち合った。

過去2シーズン、田村は常にチームに厳しい視線を投げかけてきた。ディビジョン1昇格が絶対の目標だった一昨季は勝っても白い歯を見せず、D1初挑戦となった昨季は、高いスタンダードを要求し続け、トップカテゴリーで戦うための心得を植え付けようと、あえて一歩引き、第三者の視点でチームを見守るスタンスを貫いていた。その田村が喜びをあらわにしていた理由が気になり聞いてみると、たしかな手ごたえが返ってきた。

「『ここがこうなれば勝てるだろうな』と思っていたことが昨季からあったけど、いろいろな要素があって勝てませんでした。それが今季は『こうなったらこうなる』というシーンが一つずつ増えてきているのは間違いないです。昨季も『いい試合をすれば勝てる』とは口では言っているけど、静岡BRのようなプレーオフトーナメントに進むチームには勝てなかった。やっぱり“勝てる”と“勝った”ではぜんぜん違うし、一番大事なのは、やってきたことを疑わないとか、それに意味をもてるようにすることだと思っています」

その変化は試合内容や結果だけではなく、むしろ、田村が一番大事にしてきた日常からも伝わってくる感覚があるとチームの成長を語る。

「一人ひとりの準備やリカバリー、1週間の過ごし方、試合に出ないときにどういうトレーニングをするかという部分での変化は感じます。全員が『試合に出たい』『自分もやれる』という意識になることで練習に取り組む姿勢は変わりますし、目には見えないけれど、チームの雰囲気はかなり重要です。だからこそ、いまこのクラブにとって勝つことがすごく大事なんです」

田村煕選手はチームの2勝1敗という状況に手応えを感じている

2勝1敗と白星先行の状態で迎える2026年の初戦は、二度のプレーオフトーナメント出場経験のある横浜Eと対戦する。まさに今季を占う試金石のゲーム。誰よりも勝利にこだわる田村を中心に、アグレッシブに粘り強く戦えれば、自然と勝利は近づいてくるはずである。

(須賀大輔)

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