2026.01.15[BL東京]自分らしさを磨き続ける、“9人目のフォワード”

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第5節(リーグ戦)カンファレンスA
2026年1月17日(土)14:05 秩父宮ラグビー場 (東京都)
浦安D-Rocks vs 東芝ブレイブルーパス東京

東芝ブレイブルーパス東京(D1)

密集で果敢にボールに絡んでスティールを決める異色のスクラムハーフ、東芝ブレイブルーパス東京の髙橋昴平選手

東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)は1月17日(土)、秩父宮ラグビー場で浦安D-Rocks(以下、浦安DR)と対戦する。

“猛勇狼士”というチームスピリットを掲げ、伝統的にフィジカルの強さを前面に押し出してきたBL東京。その中で『9人目のフォワード』と評される髙橋昴平が輝きを増している。

長崎県出身で29歳の髙橋は、密集で果敢にボールに絡んでスティールを決める異色のスクラムハーフだ。第3節の横浜キヤノンイーグルス戦では、身長167cm、体重79kgの体で相手フォワードの強烈なタックルを受けながら、2トライを奪ってみせた。

“パワフルな9番”として存在感を発揮してきた髙橋だったが、このオフに注力したのは細かい部分だった。

「パスやキックのスキルをこれまでよりも深く、細かく見直しました。例えばパスは長い距離を投げることはできていたのですが、弾道がブレることがあったので、自分なりに見直してパスの細かい部分を意識してやり切るようにしています」

先発出場した第4節の三菱重工相模原ダイナボアーズ戦では、強風の中で長短のパスを安定して届け、攻撃のリズムを生み出した。そして、絡んできた相手フォワードを振り切ってからパスをとおすなど、持ち味の体の強さも発揮している。

「出場機会が少なかったシーズンは、自分の強みをチームにフィットさせることができなかったのが反省点でした。今季は自分の強みと、チームのやりたいことがフィットしてきているので、それがいま試合に出られている理由だと思います」

専修大学から東芝府中(当時)に進んだスクラムハーフと言えば、日本代表41キャップの村田亙、同16キャップの伊藤護がいるが、髙橋は自分が歩む道に集中している。

「『専修から東芝に進んだ9番』ということで、期待していただくこともありますが、そこには捉われないようにしています。自分なりに、自分の強みを生かしてチームに貢献できれば良いので」

自分らしく、チームのために──。髙橋はさらなる成長へ、自身のスキルを突き詰めていく。

(安実剛士)

2026.01.15[浦安DR]長期離脱を乗り越えて、再び前へ。もう、腹は決まっている

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第5節(リーグ戦)カンファレンスA
2026年1月17日(土)14:05 秩父宮ラグビー場 (東京都)
浦安D-Rocks vs 東芝ブレイブルーパス東京

浦安D-Rocks(D1)

浦安D-Rocksのサミソニ・トゥア選手。「自分の得意なプレーはアタック。前に出ることが仕事なのでチームを引っ張りたい」

フィジカルの強さと圧倒的なスピードが代名詞のボールキャリアーが、約1年半ぶりに公式戦の舞台に帰ってくる。秩父宮ラグビー場で行われる2連覇中の王者・東芝ブレイブルーパス東京戦で、サミソニ・トゥアがメンバー入りを果たした。

浦安DRとしてクラブ史上初のディビジョン1昇格を決めた2023-24シーズンの入替戦第2戦にも出場し、その歓喜の瞬間を味わい、シーズン終了後には日本代表にも呼ばれるなど、さらなる飛躍が期待されていた。しかし、7月のリポビタンDチャレンジカップ2024・イタリア代表戦を最後にトゥアは不遇の時間を過ごす。昨季はシーズンをとおして、けがの影響でグラウンドから遠ざかる日々が続き、初のD1を戦うチームの中で、ついに公式戦の出場はかなわず、日本代表のリストからも名前が消えた。

「今までで一番長い離脱でした。『けがだからしょうがない』と思いつつも、悔しかったです。ジャパンのチャンスをもらえていたのにそれもダメになってしまったから、『なんでけがしてしまったんだろう』と思うこともありました」

当時の心境をそう振り返るトゥアであるが、落ち込むことも、あきらめることもなかったという。その裏には家族の存在があった。

「しっかりと治して絶対に戻ると決めてリハビリには取り組んでいました。奥さんがいつも『毎日努力すれば絶対に治るから』と言ってくれていたし、娘の顔を見ると『頑張ろう』と思えたので。娘はパパがラグビー選手ということを分かっていて、それがモチベーションです」

もう腹は決まっている。今週の月曜日にメンバー入りを伝えられてからは「やっとチャンスをもらえたので楽しみ。試合が待てないくらいワクワクしています」と興奮は隠さず、「自分の得意なプレーはアタック。前に出ることが仕事なのでチームを引っ張りたい」と強く意気込む。

「秩父宮はジャパンのとき以来。相手が2連覇しているとか、チャンピオンだとかは関係ないし、自分たちは自分たち、自分は自分だから、もうやるだけ。家族も観に来てくれるだろうから、絶対に勝ちます」

逆境を乗り越えたサミソニ・トゥアが、決意のリスタートを切る。

(須賀大輔)

試合詳細

見どころ・試合レポート一覧

ページトップに戻る

Teams

DIVISION 1

  • 浦安D-Rocks
  • クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
  • コベルコ神戸スティーラーズ
  • 埼玉ワイルドナイツ
  • 静岡ブルーレヴズ
  • 東京サンゴリアス
  • 東芝ブレイブルーパス東京
  • トヨタヴェルブリッツ
  • 三重ホンダヒート
  • 三菱重工相模原ダイナボアーズ
  • 横浜キヤノンイーグルス
  • リコーブラックラムズ東京

DIVISION 2

  • グリーンロケッツ東葛
  • 九州電力キューデンヴォルテクス
  • 清水建設江東ブルーシャークス
  • 豊田自動織機シャトルズ愛知
  • 日本製鉄釜石シーウェイブス
  • 花園近鉄ライナーズ
  • 日野レッドドルフィンズ
  • レッドハリケーンズ大阪

DIVISION 3

  • クリタウォーターガッシュ昭島
  • 狭山セコムラガッツ
  • 中国電力レッドレグリオンズ
  • スカイアクティブズ広島
  • ヤクルトレビンズ戸田
  • ルリーロ福岡
ページトップに戻る