2026.01.16[三重H]鈴鹿への感謝と誇りを胸に。古巣と向き合い、『特別な瞬間』を呼び込む

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第5節(リーグ戦)カンファレンスB
2026年1月17日(土)14:05 JIT リサイクルインク スタジアム (山梨県)
東京サントリーサンゴリアス vs 三重ホンダヒート

三重ホンダヒート(D1)

三重ホンダヒートのトレヴァ ・ホゼア選手。連敗中のチームについて「あと一つ、パズルのピースがはまれば結果につながる実感があります」

「鈴鹿が大好きです。ぜひ『グレイビーバーガー』と『BOWLs』というお店に行ってほしい。最高ですよ」

今季から三重ホンダヒート(以下、三重H)で戦う204cmのロック、トレヴァ・ホゼアは笑顔で語る。さらに「いつもデリバリーで頼んでいるのですが、イヤな素振り一つせずおいしい食事を届けてくれます。この場を借りてお礼を言いたい」と感謝を惜しまない。

三重H公式サイトの選手ページでは、趣味の欄に『料理』と記す食通。すでに鈴鹿に馴染んでいる様子が伝わってくるが、日本に来た当初から順風満帆だったわけではない。

「言葉や食事の面で困難がありました」。それは2023年、彼が来日した当時のこと。それを取り除いてくれたのは、所属した東京サントリーサンゴリアスのサポートだった。「本当に温かく迎えてくれて、私が慣れるために尽力してくれました。だから日本での生活はとても過ごしやすくなりました」。

その古巣と今週末は敵として相まみえる。「偉大な相手との対戦。ワクワクします」と彼は話す。

また、かつての仲間と戦うことも特別な意味をもつ。中でも、今季限りでの引退を表明した流大と中村亮土との再会は、この試合をより感慨深いものにする。

「日本ラグビーを象徴する選手ですし、どんな道に進まれるとしても心から幸運を祈ります。彼らとグラウンドを共有できたのは光栄です」と話したあと、ホゼアは「流は試合中によくしゃべる選手なので、いろいろ言い合えるといいな」と笑った。

現在三重Hは4連敗と苦しい状況に置かれているが、悲観的な雰囲気はない。その理由について、ホゼアはチームの一体感を挙げる。

「先日の試合の後、テビタ・イカニヴェレがハドルで言いました。『われわれは世界中から集まっているが、この鈴鹿をホームとして戦えるのは特権だ。ファンが誇りに思えるプレーを見せよう』と」

そして最後にこう力を込めた。

「あと一つ、パズルのピースがはまれば結果につながる実感があります。そして、『特別な瞬間』は必ずやってきます」

鈴鹿を愛する大型ロックは、三重の誇りと感謝を胸に、古巣との一戦に挑む。

(籠信明)

2026.01.16[東京SG]山梨で迎える先発復帰戦。戻ってきたのは“プレーで示すリーダー”

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第5節(リーグ戦)カンファレンスB
2026年1月17日(土)14:05 JIT リサイクルインク スタジアム (山梨県)
東京サントリーサンゴリアス vs 三重ホンダヒート

東京サントリーサンゴリアス(D1)

「チームを引っ張る存在でありたい」と語る東京サントリーサンゴリアスの堀越康介選手

山梨県に、東京サントリーサンゴリアス(以下、東京SG)が戻ってくる。今季から東京SGの『セカンダリーホストエリア』となった山梨のファンの前で、1月17日(土)、三重ホンダヒート(以下、三重H)との第5節がキックオフとなる。舞台は昨年2月にも公式戦を行ったJITリサイクルインク スタジアムだ。

そしてこの男も、東京SGのスターティングメンバーに戻ってきた。長年、日本代表としても活躍してきたフッカーの堀越康介が満を持しての今季初スタメンだ。今季は足のけがで出遅れていたものの、前節に途中出場で試合復帰を果たし、すでに万全の状態であることはアピールしていた。

「ちょっと治りにくい部位のけがだったので、時間を掛けてじっくり調整させてもらいました。三重Hさんは今季まだ勝ち星こそありませんが、僅差の試合ばかり。今節も最後までどうなるか分からない試合になると想定し、80分間しっかり戦い切って最後にスコアで上回れれば、と考えています」

堀越といえば、共同キャプテン時代も含め、昨季まで3季続けてチームのキャプテンを務めてきた人物だ。今季はその大役をサム・ケインに託したものの、チームにとって頼れるリーダーであることには変わりない。

「サム・ケインという偉大なキャプテンをサポートしつつ、もちろん自分としてもチームを引っ張る存在でありたい。自分はパフォーマンスで、プレーで引っ張っていくことがこのチームに一番影響力を発揮できると思っています。自分のパフォーマンスを高いスタンダードで、一貫性を持ってプレーしていきたいですね」

プレーで引っ張る、という意味では、ペナルティを取られずにいかに体を張れるか。ブレイクダウンとフィジカルバトルで負けないか、という部分でこそ違いを見せられる選手でもある。

「前節は14人で戦う時間が30分近くあった中でも、いいディフェンス、いいアタックはできていて、そこはプライドを見せられたのかなと思います。三重Hさんもダイレクトなプレーが多く、フィジカルが強い選手も多いので、そこでしっかり倒していけるようなプレーを見せたいです」

(オグマナオト)

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