2026.01.23[東京SG]無敗を誇る相手へのビッグチャレンジ。百折不撓の精神で真っ向勝負を挑む

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第6節(交流戦)
2026年1月24日(土)14:30 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場 (埼玉県)
埼玉パナソニックワイルドナイツ vs 東京サントリーサンゴリアス

東京サントリーサンゴリアス(D1 カンファレンスB)

東京サントリーサンゴリアスの下川甲嗣選手。「バックローの自分が最前線でしっかり体を張って戦いたい」

連敗を脱出し、3勝2敗と白星が先行した東京サントリーサンゴリアス(以下、東京SG)。1月24日の第6節は熊谷スポーツ文化公園ラグビー場に乗り込み、ここまで無敗の強さを誇る埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉WK)と激突する。

現在、埼玉WKには7連敗中。昨季、同じ熊谷での前回対戦時はこのカード過去最多となる43点差をつけられる苦い敗戦を喫した。苦手意識を払しょくする上でも、ここから優勝争いに絡むためにも、今節の戦いはビッグチャレンジといっていい。

今季のリーグワン開幕前、日本代表のバックローとして、世界の強豪相手にビッグチャレンジを続けてきた男がいる。東京SGの6番、フランカーで先発出場する下川甲嗣だ。

「日本代表では一段レベルの高いフィジカルバトルをずっと挑んできました。その経験や代表活動でつかんだ自信をしっかり生かしていきたい。次もタフな試合になるのは間違いないですが、自分たちはチャレンジャー。バックローの自分が最前線でしっかり体を張って戦いたいです」

頼もしい言葉を繰り出す下川は先週、27歳の誕生日を迎えた。いよいよ心身ともに脂が乗り、チームの顔として奮闘すべき時期だ。

「27歳はもう『中堅』と言える年齢ですから、チームをしっかり引っ張っていきたい。言葉はもちろんですけど、言葉で伝えられない部分は自分自身のプレーで示していく。『サンゴリアスらしさ』を後輩たちに伝えられる選手になっていきたいです」

「後輩たち」、という意味では、同じバックローでパトリック・ヴァカタが初のメンバー入り。アーリーエントリーでは大学生4人がチームに加わった。頼もしい仲間であり、ライバルでもある。

「サンゴリアスはいつも競争が激しいチームです。きっとサンゴリアスが過去優勝していたときも、チーム内競争が激しかったからこそ、チーム全体が強くなっていたはず。日々切磋琢磨し、その競争を勝ち抜くことでチーム内の信頼が勝ち取れる。27歳の1年は、信頼を勝ち取って試合に出続け、チームに貢献し続ける年にしていきたいです」

座右の銘は「百折不撓」。何度失敗しても困難に立ち向かい続ける下川甲嗣が、今節こそ埼玉WKへの勝利を目指す。

(オグマナオト)

2026.01.23[埼玉WK]“最初の20分”にすべてを懸けて。磨き上げたディフェンスで宿敵を迎え撃つ

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第6節(交流戦)
2026年1月24日(土)14:30 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場 (埼玉県)
埼玉パナソニックワイルドナイツ vs 東京サントリーサンゴリアス

埼玉パナソニックワイルドナイツ(D1 カンファレンスA)

埼玉パナソニックワイルドナイツのリアム・ミッチェル選手。ラインアウトで警戒すべき相手としてハリー・ホッキングス選手の名を挙げた

「東京サントリーサンゴリアス(以下、東京SG)戦の週になると、みんなが元気になります」

そう語るのは、埼玉パナソニックワイルドナイツ(以下、埼玉WK)のロック、リアム・ミッチェルだ。その高揚感は自然発生的なもので、意識せずとも練習の強度と集中力を引き上げていく。宿敵との一戦が持つ力を、ミッチェルは日常の変化として感じ取る。

このカードが特別であり続ける理由は明確だ。歴史と誇り、そしてスタイルが真正面からぶつかり合う。東京SGは“速さ”を武器に、試合の流れを一気にのみ込む力を持つ。「10分で3トライを取ってしまうこともある」。ミッチェルの言葉には、その破壊力を知る者ならではの実感がにじむ。だからこそ、彼が何度も口にするのが「最初の20分」だ。「ここで相手のペースを上回れなければ、すごく長い1日になる」。その危機感は、チーム全体に共有され、準備の一瞬一瞬に緊張感をもたらしている。

埼玉WKが積み上げてきた答えは、徹底したディフェンスにある。ラインアウトにおいても、練習配分はアタックとディフェンスが50対50。攻めるために守る、守るために攻める。その考え方が、セットピースにも貫かれている。試合に出ないノンメンバーが相手役となり、東京SGのシナリオやオプションを忠実に再現する。主力組はその中で判断を重ね、修正を重ねる。個の力ではなく、全員で守り、全員で耐える。その積み重ねが、チームの芯を太くしてきた。

ラインアウトにおいて最も警戒すべきは、東京SGのキーマン、ハリー・ホッキングスだろう。攻守両面で影響力を持つその存在を、ミッチェルは強いリスペクトとともに受け止める。「大事なのは、自分たちが一番いい準備をすること」。正しいオプションを選び、信頼するバックスへとボールをつなぐ。それが最善の対抗策だと信じている。

埼玉WKの組織ディフェンスと、東京SGの鋭いアタックが真正面からぶつかり合う究極の“ホコタテ対決”。リーグワン初代王者を決めた決勝カードでもある。その光景を、まだこのチームの一員ではなかったミッチェルは、ニュージーランドで見つめていた。そしていま、彼を突き動かすのは、まだ手にしていないタイトルへの渇望にある。加入後、2度の決勝で味わった敗北。「いまの夢は、このチームで優勝すること」。悔しさを闘志へと変え、最高の瞬間をつかみ取るための準備に、すべてを注ぐ。

(原田友莉子)

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