NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第6節(交流戦)
2026年1月24日(土)14:30 相模原ギオンスタジアム (神奈川県)
三菱重工相模原ダイナボアーズ vs リコーブラックラムズ東京
三菱重工相模原ダイナボアーズ(D1 カンファレンスA)
今シーズンはウイングでの出場で好調、三菱重工相模原ダイナボアーズのマット・ヴァエガ選手三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、相模原DB)のマット・ヴァエガが、新境地で輝きを放っている。第5節の静岡ブルーレヴズ戦、後半にスタジアムを沸かせるビッグプレーが飛び出した。約60mを独走して決めたトライについて、ヴァエガは「チャンスを取り切るメンタルで挑んだ。サポートがいないと判断し、自分で行けると信じて走り切った」と鋭い眼光で振り返る。
今季はここまで5トライを挙げ、トライ数ランキングでリーグ4位タイにつける。好調の要因を「昨季の序盤はハムストリングのけがに泣かされました。今季はプレシーズンから万全の準備ができ、けがなくシーズンインできました。毎週正しいリカバリーと調整ができています」と語り、充実したコンディションを強調する。
昨季まではセンターやフルバックを主戦場としてきたが、今季は全試合にウイングとして先発出場を続けている。この起用はニュージーランド時代以来となるが、「センターやフルバックの経験があるからこそ、ウイングの選手に何が求められているのかをよく理解できるのかもしれません」と分析。ルカニョ・アムら周囲との円滑なコネクションにも手ごたえを感じているようだ。
一方で、チームはここまで1勝4敗と苦しい立ち上がりだ。惜敗が続く現状に対し、ヴァエガは「大事な場面での集中力やメンタル、個人のスキルセットのミスが結果を左右している」と冷静に課題を見つめる。「このリーグでは一つのミスで結果が変わる。自分たちはもっとできるということを、プレーで証明しなければならない」と言葉に力を込めた。
2018年から在籍するチーム最古参の一人であるヴァエガは、リーダーグループの一員としても重要な役割を担う。多様なバックグラウンドを持つ選手が集まる中で、「互いの意見を拒絶せず、ベストなものをチームとして選んでいくこと」を心掛け、組織の結束を高めることを意識する。
今節のリコーブラックラムズ東京戦に向け、「ミスが起きている現実を受け止め、一つずつ正していく。相手の勝ちたいという気持ちに負けずにやっていく」と決意を語るヴァエガ。百戦錬磨のベテランが、相模原DBを再び勝利の軌道へと導くべく、サイドライン際を力強く駆け抜ける。
(宮本隆介)




























