NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第9節(交流戦)
2026年2月22日(日)12:00 三重交通G スポーツの杜 鈴鹿 (三重県)
三重ホンダヒート vs 静岡ブルーレヴズ
静岡ブルーレヴズ(D1 カンファレンスA)
今シーズン、ここまで静岡ブルーレヴズの全試合に出場を続けている奥村翔選手。今節は約2年ぶりとなる10番で出場予定だ2月の交流戦では上位陣相手に連敗し、これ以上は負けられない静岡ブルーレヴズ(以下、静岡BR)。今節の三重ホンダヒート戦では、けが人が増えた影響もあってメンバーの入れ替わりがあるが、出番に飢えていた選手や若い選手が躍動するという楽しみもある。
そんな中で特に注目したいのは、前節の試合中に負傷した家村健太に代わって、約2年ぶりに先発からスタンドオフに入る予定の奥村翔だ。
2022-23シーズンにクワッガ・スミスとともに共同キャプテンを務めたこともある奥村は、スタンドオフ、センター、ウイング、フルバックのすべてをこなすユーティリティー性や身体能力を備え、今季はフルバックとセンターで静岡BRの攻撃に強い推進力をもたらしている。
藤井雄一郎監督も「(奥村の)状態はすごくいいし、10番(スタンドオフ)としてのアタックセンスも優れています。ラグビーIQも高くて、いろいろポジションをやっているので、そこで覚えたことも10番で生きてくると思います」と期待を寄せる。
また奥村も、今季自身の成長を感じる点について「視野というか、ボールを持ったときの余裕みたいなところは、昨季よりもレベルアップしているなと感じますし、そこは10番としても生きるなと思っています。一番ボールに触れるポジションですし、自分でもやりたいと思っていました」と久しぶりの大任を楽しみにしている。
そんな奥村は、ジュビロ磐田などでプレーした元サッカー日本代表の中山雅史氏に「似ている」と言われることが多いという。
超負けず嫌いな奥村は、常に「やってやろう!」という強い闘志を持ちながらプレーしていると話す。その“やってやろう感”が見ているわれわれまで明確に伝わってくるところも、中山氏と共通する。他の選手に火を点けるという意味でも、もちろんチームのプラスになっているはずだ。
本人は、10番らしく「クレバーにしっかりとラグビーをするというところにフォーカスしたい」と言うが、全身からあふれ出る闘志は隠せないだろう。また、パスと見せかけながら自ら走ってラインブレイクしていくプレーも、他のスタンドオフにない彼の大きな魅力だ。
冷静さと情熱の両立をどう体現し、静岡BRを勝利に導けるかに注目したい。
(前島芳雄)




























