2026.04.16[BL東京]経験を生かし、チームを導く。信頼厚き德永祥尭はチームスピリットの体現者

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第15節(リーグ戦)カンファレンスA
2026年4月18日(土)14:30 相模原ギオンスタジアム (神奈川県)
三菱重工相模原ダイナボアーズ vs 東芝ブレイブルーパス東京

東芝ブレイブルーパス東京(D1)

東芝ブレイブルーパス東京の德永祥尭選手。今シーズンは13節から連続して先発メンバーに選ばれている

東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)は4月18日、相模原ギオンスタジアムで三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、相模原DB)と対戦する。

前節で浦安D-Rocksを40対24で破り、ついに連敗を7で止めたBL東京。苦しい時期を過ごしたが、プレーオフトーナメント進出圏内の6位をキープしており、レギュラーシーズンの残り4試合で、まずは“3連覇への挑戦権”を勝ち取りたい。

4月10日に34歳の誕生日を迎えた德永祥尭は、相模原DB戦に6番で先発出場する。ジャパンラグビー トップリーグ2019-2020からの4季で共同キャプテンを務めたベテランは、その経験を生かし、連敗中も選手たちに声を掛けていた。

「大切なのは自分たちのラグビーを信じることです。負けが続いてくると、それぞれの選手が『このラグビーが自分たちに合っているのか?』や『もっとこうしたほうが良いのでは?』と、考えて各々で動いてしまいます。そうならずに、チーム全体で同じ絵を見て、その精度を上げていこうと話していました」

15人制ではラグビーワールドカップ2019日本大会で日本代表の一員となり、7人制では2016年リオデジャネイロオリンピックの日本代表として4位入賞に貢献。さらに、スーパーラグビーのサンウルブズでは本職のフォワードではなくウイングでも出場するなど、多彩な経験を積んできた。

「チームに入ったころは8番として、ボールキャリーや判断力を評価されていましたが、その後は6番になって、7番もやって、ラインアウトジャンパーも任されて……。いろいろなポジションをカバーし続けて結果的に総合力がついて、コーチから見ると使いやすい選手になったのかなと思います」

首脳陣の求める役割を確実にこなし、経験をもとに選手たちへアドバイスを送り、取材には理路整然と答える德永。スマートで洗練された佇まいだが、“自身の強み”についての答えは実にBL東京らしかった。

「昔から体を当てることは好きなので、コリジョン(衝突)の場面でチームを前に出せればと思います」

冷静な判断力と、荒々しい突破力を併せ持ち、チームスピリットの“猛勇狼士”を体現している德永は、相模原DB戦でも熱く、激しく前に出る。

(安実剛士)

2026.04.16[相模原DB]「ボールのないところで誰よりもハードに」。日本代表での学びをチームでの献身に変える

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第15節(リーグ戦)カンファレンスA
2026年4月18日(土)14:30 相模原ギオンスタジアム (神奈川県)
三菱重工相模原ダイナボアーズ vs 東芝ブレイブルーパス東京

三菱重工相模原ダイナボアーズ(D1)

三菱重工相模原ダイナボアーズのチャーリー・ローレンス選手。「昨季は自分の強みであるキャリーを十分に見せられませんでした。いまはそこにフォーカスしています」

春の陽気に包まれた相模原市内の練習場。バイウィーク明けで全体練習に集まった三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、相模原DB)の選手たちは、リラックスしながらも引き締まった表情で汗を流していた。

「しっかり休息が取れて、いいリフレッシュになったと思います。今日集まった選手たちもフレッシュな様子だったので良かったです」

そう語るのは、いまやチームの、そして日本代表でも存在感を示すチャーリー・ローレンスだ。

ローレンスにとって今季は、決して平坦なシーズンではなかった。開幕戦で負傷し、離脱。第11節で戦列復帰を果たすと、前節の静岡ブルーレヴズ戦ではイエローカードによる一時退出を挟みながらも、最後までプレー。復調ぶりを強く印象づけた。

身長171cmとセンターとしては小柄だが、低い重心から繰り出す強烈なボールキャリー、1対1で負けないタックル、そして攻守にわたる豊富な運動量で知られる“弾丸センター”。今季はフィジカル強化にも注力し、体重の増減ではなく体組成そのものにフォーカスしてきた。「脂肪を落として筋肉を増やしました。質の良い体でなければ意味がありません」と、その成果に手ごたえを口にする。

視野の広さもローレンスの大きな武器だ。キックを多用するタイプではないが、状況を見極め、必要とあらば、一手で相手に脅威を与えることもできる。ただ今季は、より明確にボールキャリーを優先している。

「昨季は自分の強みであるキャリーを十分に見せられませんでした。いまはそこにフォーカスしています」。トヨタヴェルブリッツ時代からの盟友であり、キャプテンの吉田杏も「日本屈指のセンター」と全幅の信頼を寄せる存在だ。

その背景にあるのが、日本代表での経験である。2025年8月、パシフィックネーションズカップで初キャップを獲得し、ここまで9キャップを積み重ねてきた。

代表で学んだことを相模原DBに還元したい──。

日本代表のエディー・ジョーンズ ヘッドコーチから求められたのは、より支配的なタックルだ。「回数ではなく、前に出て相手を押し倒すタックルを強化しています」と、課題にも真正面から向き合う。

迎える第15節の相手は、東芝ブレイブルーパス東京。リーグ屈指の完成度を誇り、セタ・タマニバルらワールドクラスのセンターが並ぶ。

「彼らに打ち勝てるか挑戦したい。相手より多くボールキャリーとタックルをし、ボールのないところでも誰よりもハードに働く。そこにフォーカスして勝ちにいきたい」

確かな進化を示すローレンス。相模原DBにとってシーズン最終ブロックで攻勢を掛けるための重要な一戦であり、その真ん中で体を張る背番号12の働きが、この試合の行方を左右する。

(宮本隆介)

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