2026.04.24[東京SG]接戦を制するあと一歩とは。中野将伍のパワフルなプレーがヒントとなる

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第16節(リーグ戦)カンファレンスB
2026年4月25日(土)14:30 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 (兵庫県)
コベルコ神戸スティーラーズ vs 東京サントリーサンゴリアス

東京サントリーサンゴリアス(D1)

東京サントリーサンゴリアスの中野将伍選手

シーズン終盤に4連敗を喫した東京サントリーサンゴリアス(以下、東京SG)。7勝8敗で順位も5位に一歩後退してしまった。プレーオフトーナメント進出へ、一戦必勝の状況が続く中、4月25日の第16節は、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場に乗り込んで、第15節終了時点で2位のコベルコ神戸スティーラーズ(以下、神戸S)と戦う。

振り返れば、今季の東京SGは僅差での敗戦ばかり。直近の4連敗は、3点差、2点差、7点差、5点差。すべて展開次第では追い付ける点差で、最後の一歩が届かない試合が続いた。神戸Sとの前回対戦(第4節)も後半40分に失点しての逆転負けだった。どうすればこの「あと一歩」が改善できるのか?

「接戦では、一つのミス、一つのペナルティで流れが変わります。数少ないチャンスの場面をミスで終わらせるのではなく、しっかり得点につなげることが必要です」

こう答えてくれたのは、攻守で奮闘する中野将伍だ。

実際、22mライン内に入っても、最後の最後でトライラインを越えられない場面が目立つ今季の東京SG。そんな中でも、トライにつながる場面では中野が絡んだプレーが目立つ。

象徴的だったのは第13節の埼玉パナソニックワイルドナイツ戦。左サイドでボールを持つと、何度タックルが襲ってきてもはじき飛ばし、なぎ倒し、4人のディフェンスをモノともせず縦への突破をやり遂げて豪快なトライを奪ってみせた。

このシーンを本人に解説してもらうと、「走っていたらトライラインが見えたので、直感的に飛び込んだ形です。常に前を見てチャンスを探し、相手の状況を見るように意識しています」と、こともなげに語る姿が印象的だった。

機動力を活かしたディフェンスも頼もしい

この試合では相手トライが決まりそうな瞬間、グラウンドを横断して駆け付け、トライを防ぐ見事なタックルを決めたシーンもあった。まさに縦横無尽のパワフルランナーだ。プレーオフトーナメント進出へ負けられない一戦だからこそ、中野のパワフルなプレーがチームを救ってくれるはず。神戸S戦では何をテーマに臨むのか?

「チームとしては、サンゴリアスのラグビーをするためのブレイクダウンの精度と激しさを徹底すること。個人としては、チームを前に出すプレーと、バックス内での細かいコミュニケーションを意識したいです」

(オグマナオト)

2026.04.24[神戸S]3シーズン目で感じる成長。育む“日和佐イズム”と貫く“等身大”

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第16節(リーグ戦)カンファレンスB
2026年4月25日(土)14:30 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 (兵庫県)
コベルコ神戸スティーラーズ vs 東京サントリーサンゴリアス

コベルコ神戸スティーラーズ(D1)

コベルコ神戸スティーラーズの伊藤大祐選手

高校3冠、名門・早稲田大学のキャプテン──。華々しく映る、数ある肩書き。だが、コベルコ神戸スティーラーズ(以下、神戸S)で3シーズン目を迎えた伊藤大祐のリーグワン出場試合数は『3』。決して満足できる数字ではないだろう。それでも、伊藤は真っ直ぐに前を見つめる。

「(李)承信やブリン(・ガットランド)のプレーを見て、『やっぱりすごいな』と思う部分はいっぱいあります。でも、僕も負けてない部分はたくさんある。それを出すところ、追い付きたいところ、どっちも努力を続けてきました。試合に出たい気持ちはずっとありますし、特に今季はラグビーがすごく上手になっている自信もあります」

この3シーズン、先輩からの学びはとても大きなものだった。特に挙げたのは「一番、尊敬している」という日和佐篤。神戸S加入前からずっと見てきたといい、練習中も「何を意識しているんだろう。どうプレーを出そうとしているのか」と38歳の一挙手一投足に目を凝らす。

時にエールをもらう。「ダイスケ、自分のいいところ出しや」。そうした些細な声掛けが「より深く刺さります」とし、「こういうふうになりたいなとも思います」と羨望のまなざしを向ける。

プレー面の助言を受けると、着実にインプット。「携帯のメモにパパパッて書いておいて、それを見てから練習に入るとか。あんまり自分から聞くとかはないんですけど、常に日和佐さんの顔とかを見て、『いまこういうふうに考えてプレーしているな』と考えるようにしています」。“日和佐イズム”を日々、吸収中だ。

前節・今節と連続してメンバーに選出された

スタンドオフを主戦場とする中、従来の持ち味だけではなく、パスの受け方、出し方、ランニングラインなどの向上にもチャレンジしてきた。「若さだけでいけるポジションでもない。長くラグビーがやりたいし、やる上でも絶対に通らないといけないこと」。神戸Sでの3シーズン目、いま、自信をもってこう話す。

「試合に出られていない半面、日和佐さんとか、この神戸Sで教えてもらっていることで成長できていると感じています」

前節で途中出場し、リーグワンキャップを『3』とした伊藤。10番の役割、意識して取り組んだタックルにも手ごたえを得た中、今節も22番を背負う。「2戦連続でメンバーに入れたのはいい形。プレーオフトーナメントに向けても、しっかり戦力になるということをアピールできるように。あまり考え過ぎずに頑張ろうと思っています」。日和佐が示し続けるのと同じように、24歳は等身大の自分をぶつけていく。

(小野慶太)

試合詳細

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