2026.05.08[横浜E]1年前は想像できなかったプロ1年目。両親とファンの前で“4連勝フィニッシュ”へ

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第18節(リーグ戦)カンファレンスA
2026年5月9日(土)14:30 ヤマハスタジアム (静岡県)
静岡ブルーレヴズ vs 横浜キヤノンイーグルス

横浜キヤノンイーグルス(D1)

横浜キヤノンイーグルスのランダル・ベイカー選手。最終節となるこの試合には「もちろん勝って終わりたいです」

今季ホストゲーム最終戦だった前節で、三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、相模原DB)との“神奈川ダービー”を31対22で制し、横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜E)の10位以内が確定。横浜Eは最終節を前に、D1/D2入替戦出場を回避した。ノーサイドのホイッスルを耳にした田村優は、珍しく満面の笑顔を周囲に振りまき、勝利の喜びを表現。開幕6連敗スタートを余儀なくされた横浜Eが、崖っぷちの状況からはい上がった。

6番を背負ってチームの勝利のために奮闘したランダル・ベイカーにとって、相模原DBは前回対戦の第2節でリーグワンファーストキャップをマークした相手。その相手に前回対戦のリベンジを果たし、ベイカーは「絶対に入替戦には回りたくなかったので、大きな勝利をつかみ取ることができました」と安堵していた。

「一瞬で終わってしまった」相模原DB戦でのファーストキャップを出発点として、さまざまな経験を積んできたベイカーのルーキーイヤーはあと1試合。いま振り返ると、「あっという間に1年目が過ぎた」との思いが強い。ベイカーは言う。

「昨年のいまごろは日本でラグビーをしているなんて、ましてやプロ契約をしていただけるなんて想像もしていませんでした。こうして日本に来られて本当に良かったと思っていますし、僕の加入に尽力していただいた方々や試合に起用してチャンスを与えてくださったコーチ陣に大変感謝しています」

このメンバーでリーグワンを戦えるのも、今節の静岡ブルーレヴズ戦が泣いても笑っても最後。すでに今季限りでの退団が発表されているファフ・デクラークら、チームを去る選手たちを笑顔で送り出すためにも、6番で先発予定のベイカーは「もちろん勝って終わりたいです」と“4連勝フィニッシュ”を信じて疑わない。

「チームの勝利のためにセットピースをドミネート(支配)することや、ラインアウトコールの役割をしっかり果たしてチームに優位性をもたらしたいと思っています。もちろん、コリジョン(接点)もドミネートしたいです」

試合前日の夜には両親が初来日。ここまでチームをサポートしてくれたイーグルスのファン・サポーター、そして両親の前で、ベイカーはチームの勝利のために、その身を捧げて戦うと腹を括っている。

(郡司聡)

2026.05.07[静岡BR]レヴズ愛に満ちた大戸裕矢。大好きなヤマハスタジアムでのラストプレー

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第18節(リーグ戦)カンファレンスA
2026年5月9日(土)14:30 ヤマハスタジアム (静岡県)
静岡ブルーレヴズ vs 横浜キヤノンイーグルス

静岡ブルーレヴズ(D1)

引退を表明している静岡ブルーレヴズの大戸裕矢選手。ヤマハスタジアムで最後の公式戦を迎える

ゴールデンウィーク中の5月5日(火)、静岡ブルーレヴズ(以下、静岡BR)のファンにとってはショッキングなニュースが舞い込んだ。“ミスターレヴズ”と呼ばれる36歳の大戸裕矢の引退が発表されたのだ。

2012年に立命館大学を卒業してヤマハ発動機ジュビロ(静岡BRの前身)に加入し、以来“ヤマハ一筋”14シーズン。「手術をしたのは親知らずを抜いたときだけです」と大きなけがを負うことなく主力として働き続け、ここまでトップリーグ・リーグワン通算157試合、そのほかの公式戦も合わせると175試合に出場してきた。静岡BRの初代キャプテンも務めた。

けがが少ない理由は「逆ヘッド(頭を負傷しやすい危険なタックルの入り方)もあまりないですし、中学・高校・大学で正しいスキルを身に付けて、それを実践でできているから」と大戸本人は言うが、藤井雄一郎監督は「けがはしていると思いますけど、それを痛いと言わずにずっとやってきたんだと思いますし、人に見えないところで努力をしているということだと思います」と証言する。

その大戸が強調するのは、静岡BRに入れて本当に良かったという気持ちだ。
清宮克幸元監督、それに同期加入で同い年の日野剛志をはじめとする存在は彼にとって本当に大きいものだった。

もちろん「まだまだやれる」という気持ちは周囲だけでなく本人ももっているが、「チームのことも、次の選手が育つチャンスも考えましたし、僕自身の次のキャリアも考えて決断しました」と語る。周囲の期待どおり、指導者の道も考えているという。プレーオフトーナメント進出を逃したため、残りの試合数は減ってしまったが、大好きなヤマハスタジアムで引退試合ができることを彼は心から喜んでいる。

「引退するのは僕だけじゃないと思いますし、最後にヤマハスタジアムで、このメンバーで試合ができるのは本当に感慨深いです。ここで本当に自分たちのラグビーができるように、みんなの思いを背負ってグラウンドに立ちたいと思いますし、ファンのみなさんの前で最後まで悔いなくプレーしたいと思います」(大戸)

静岡BRのレジェンドのレヴズ愛に満ちたプレーが見られる最後のチャンス。ぜひスタジアムに足を運んで、一挙手一投足を見届けてほしい。

(前島芳雄)

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