NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第18節(リーグ戦)カンファレンスA
2026年5月9日(土)14:30 ヤマハスタジアム (静岡県)
静岡ブルーレヴズ vs 横浜キヤノンイーグルス
横浜キヤノンイーグルス(D1)
今季ホストゲーム最終戦だった前節で、三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、相模原DB)との“神奈川ダービー”を31対22で制し、横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜E)の10位以内が確定。横浜Eは最終節を前に、D1/D2入替戦出場を回避した。ノーサイドのホイッスルを耳にした田村優は、珍しく満面の笑顔を周囲に振りまき、勝利の喜びを表現。開幕6連敗スタートを余儀なくされた横浜Eが、崖っぷちの状況からはい上がった。
6番を背負ってチームの勝利のために奮闘したランダル・ベイカーにとって、相模原DBは前回対戦の第2節でリーグワンファーストキャップをマークした相手。その相手に前回対戦のリベンジを果たし、ベイカーは「絶対に入替戦には回りたくなかったので、大きな勝利をつかみ取ることができました」と安堵していた。
「一瞬で終わってしまった」相模原DB戦でのファーストキャップを出発点として、さまざまな経験を積んできたベイカーのルーキーイヤーはあと1試合。いま振り返ると、「あっという間に1年目が過ぎた」との思いが強い。ベイカーは言う。
「昨年のいまごろは日本でラグビーをしているなんて、ましてやプロ契約をしていただけるなんて想像もしていませんでした。こうして日本に来られて本当に良かったと思っていますし、僕の加入に尽力していただいた方々や試合に起用してチャンスを与えてくださったコーチ陣に大変感謝しています」
このメンバーでリーグワンを戦えるのも、今節の静岡ブルーレヴズ戦が泣いても笑っても最後。すでに今季限りでの退団が発表されているファフ・デクラークら、チームを去る選手たちを笑顔で送り出すためにも、6番で先発予定のベイカーは「もちろん勝って終わりたいです」と“4連勝フィニッシュ”を信じて疑わない。
「チームの勝利のためにセットピースをドミネート(支配)することや、ラインアウトコールの役割をしっかり果たしてチームに優位性をもたらしたいと思っています。もちろん、コリジョン(接点)もドミネートしたいです」
試合前日の夜には両親が初来日。ここまでチームをサポートしてくれたイーグルスのファン・サポーター、そして両親の前で、ベイカーはチームの勝利のために、その身を捧げて戦うと腹を括っている。
(郡司聡)




























