NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第18節(リーグ戦)カンファレンスA
2026年5月10日(日)14:30 相模原ギオンスタジアム (神奈川県)
三菱重工相模原ダイナボアーズ vs 浦安D-Rocks
三菱重工相模原ダイナボアーズ(D1)
レギュラーシーズン最終戦。三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、相模原DB)は、D1/D2入替戦を控え、浦安D-Rocksと対戦する。
メンバーには、今季限りでチームを離れる司令塔ジェームス・グレイソンの名がある。
今季のグレイソンは、スタンドオフに加えフルバックでも起用された。状況に応じて立ち位置を変え、高い戦術理解で試合をコントロールするなど、チームを支え続けてきた。
シーズン終了後には、スコットランドのエディンバラへの移籍が控える。ユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップという新たな舞台に挑むことになるが、その姿勢は揺るがない。
「いまは100%このチームにコミットしています。すべてを注ぎ込みたい」
視線は常に目前の試合に向けられている。
D1/D2入替戦への出場が決まっている状況についても、考え方は変わらない。
「毎週やるべきことは同じです。将来に何が待っていようと、目の前の相手にどう勝つか。それだけです」
積み重ねてきた準備と覚悟。その軸を、最後まで貫く。
相模原DBで過ごした3年間は、キャリアにとって大きな意味を持った。加入初年度は全16試合中15試合に先発出場し、「コンスタントに出場できたことが自信につながりました」と振り返る。
異国での挑戦は、プレーの幅だけでなく、プロとしての姿勢にも変化をもたらした。日々の準備、チームメートとの関係構築──そのすべてが、いまのグレイソンを形作っている。
記憶に刻まれた試合も多い。初戦となった花園近鉄ライナーズ戦で決めた決勝ゴール。さらに、コベルコ神戸スティーラーズ、横浜キヤノンイーグルスから挙げたクラブ史上初勝利。
「一生大切にしたい特別な記憶です」
その言葉に、歩んできた時間の重みがにじむ。
「3年間でチームはあらゆる面で向上しました。結果にすべてが表れているわけではありませんが、多くの試合で高い質のラグビーを展開できています。平翔太選手や川原大選手のような若手も台頭し、かつて課題だった選手層の厚みも増してきました」
チームの進化を、自らの歩みとともに語る。
「このクラブと、ファンが私に与えてくれたものに感謝しています。この経験は一生の宝物ですし、このクラブの歴史の一部になれたことを誇りに思います。将来、またいつかここに戻ってこられる日を楽しみにしています」
感謝を胸に、司令塔は最後の3試合に臨む。
(宮本隆介)




























