2026.03.27[日野RD]ゲームキャプテンを務めて得た自信と新たな視点

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン2 第9節
2026年3月28日(土)14:30 パロマ瑞穂ラグビー場 (愛知県)
豊田自動織機シャトルズ愛知 vs 日野レッドドルフィンズ

日野レッドドルフィンズ(D2)

日野レッドドルフィンズの井島彰英選手。複数のポジションを担いまたゲームキャプテンも経験し視野が広がったという

日野レッドドルフィンズ(以下、日野RD)の井島彰英が、前節NECグリーンロケッツ東葛(以下、GR東葛)戦で背番号6、ゲームキャプテンとしてグラウンドに立った。中鹿駿のアクシデントに伴う起用だったが、その経験は新鮮な視点を彼にもたらしていた。

「それまでは目の前の局面でのプレーを懸命にやっていく、という感覚でしたが、ゲームキャプテンをさせていただいたことで視野が広がって、チームをマネジメントするといいますか、そういう視点でプレーできたことは新鮮でした。良い勉強になったと感じています」

今季、井島はここまでの8試合すべてに出場。スタメンでもリザーブからでも起用され、ポジションもフォワードの複数をこなす。それに伴い、出場時間も大きく延びた。

「複数のポジションで起用していただいていることは本当にありがたいです。スタメン出場後にリザーブが入ってきてもポジションチェンジして対応することもできますし、6番、7番、8番とそれぞれフィールドに立つ位置が違い、それぞれ別の視線で試合に臨むので、アタックの流れに応じてどういうプレーが必要か、どんな選択をするのか。視野が広がったことは自分の強みになっています」

なかなか結果がついてこない苦しいシーズンにはなっている。しかし、その中でもがきつつも、一歩一歩前へ進もうという姿勢が井島を成長させている。

「(GR東葛戦で)ゲームキャプテンを務めたあとに『キャプテンとしての大変さや、中鹿さんがどういうところに気を遣ってチームをまとめていたのかをすごく感じました』と自分から中鹿さんに話しました。それに対して、中鹿さんも『そういった目線でチームを見られる選手が増えてうれしい』と言ってもらいました。この経験は自信になりましたし、今までよりも中鹿キャプテンの気持ちを分かった上でチームにコミットできると思うし、貢献もしていきたいと思っています」

豊田自動織機シャトルズ愛知戦は3週間ぶりの試合となる。ひさびさの中断期間でリフレッシュするとともに、チームの課題もしっかり洗い出すことができた。

「相手がどことか、自分たちの状況といったことは関係なく1試合1試合自分たちのベストを尽くすことにフォーカスしたい。結果が出ていないにもかかわらず、応援していただいているファンの方々のためにも『俺たちはこんなもんじゃないぞ』ということを証明したい」

強敵とのビジターゲームだからこそ、日野RDらしいエキサイティングなプレーを披露し、「あとで振り返ったときにターニングポイントだったと言われるような内容にする」と井島は前を見据えている。

(関谷智紀)

2026.03.27[S愛知]青天の霹靂だった初のメンバー入り。始まりの地から踏み出すリーグワンでの最初の一歩

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン2 第9節
2026年3月28日(土)14:30 パロマ瑞穂ラグビー場 (愛知県)
豊田自動織機シャトルズ愛知 vs 日野レッドドルフィンズ

豊田自動織機シャトルズ愛知(D2)

豊田自動織機シャトルズ愛知の奥平一磨呂選手は名古屋ラグビースクールの出身。慣れ親しんだスタジアムでリザーブからリーグワンデビューに備える

「あまり良くないかもしれませんが、心の準備はまったくできていなかったです」

アーリーエントリーで豊田自動織機シャトルズ愛知(以下、S愛知)に加入した奥平一磨呂が、3月28日に行われる日野レッドドルフィンズ戦で初めてメンバー入りを果たした。チームに合流してから1カ月半あまり。「とにかくびっくりした」と急転直下のメンバー選出を振り返る。

奥平にとって、1週間前に行われた三重ホンダヒートとのトレーニングマッチが、S愛知の一員として初めての試合だった。「強みのタックルと、最後まで追い掛けてディフェンスすることを意識していました。シンプルにプレーできていたのが良かったのかなと思います」と手ごたえを語る一方で、「アタックやサインプレーの理解を深めるところはまだまだです」と改善点にも目を向けている。

そのトレーニングマッチでコーチ陣から高い評価を受け、今節のメンバー入りにつながった。「気持ちの部分でもしっかり準備して、自分の強みを出したい」と夢見た舞台への初挑戦に燃えている。会場となるパロマ瑞穂ラグビー場は、奥平にとって思い出深い場所だ。

名古屋市で生まれ、幼少期からラグビーに触れてきた奥平。少年時代を地元の名古屋ラグビースクールで過ごした。「懐かしい感じですね。毎週のようにパロマ瑞穂ラグビー場で練習していました。慣れてはいますけど、リニューアルされてから初めてプレーできるので、楽しみです」。

同じく今節メンバー入りした岡本泰斉や乳井大士も、名古屋ラグビースクール出身。地元で生まれ育った選手が“聖地・瑞穂”でプレーする意義は、S愛知の未来を考える上でも重要だ。地域の人々やクラブを支えてくれる人々、将来のラグビー選手を志す少年少女の思いが、選手たちの肩には自然と乗っている。

「昔からタックルが好きだったので、チームのために体を張って、褒めてもらうことに楽しさを感じていました。一人でできるスポーツではないですし、みんなとつながれるのがラグビーの好きなところです」

ラグビーが与えてくれた多くの人とのつながりが、奥平をリーグワンの舞台まで押し上げた。感謝を胸に、夢中になって楕円球を追い掛けた思い出の地で、最初の一歩を踏み出す。

(齋藤弦)

試合詳細

見どころ・試合レポート一覧

ページトップに戻る

Teams

DIVISION 1

  • 浦安D-Rocks
  • クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
  • コベルコ神戸スティーラーズ
  • 埼玉ワイルドナイツ
  • 静岡ブルーレヴズ
  • 東京サンゴリアス
  • 東芝ブレイブルーパス東京
  • トヨタヴェルブリッツ
  • 三重ホンダヒート
  • 三菱重工相模原ダイナボアーズ
  • 横浜キヤノンイーグルス
  • リコーブラックラムズ東京

DIVISION 2

  • グリーンロケッツ東葛
  • 九州電力キューデンヴォルテクス
  • 清水建設江東ブルーシャークス
  • 豊田自動織機シャトルズ愛知
  • 日本製鉄釜石シーウェイブス
  • 花園近鉄ライナーズ
  • 日野レッドドルフィンズ
  • レッドハリケーンズ大阪

DIVISION 3

  • クリタウォーターガッシュ昭島
  • 狭山セコムラガッツ
  • 中国電力レッドレグリオンズ
  • スカイアクティブズ広島
  • ヤクルトレビンズ戸田
  • ルリーロ福岡
ページトップに戻る