NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン3 第4節
2026年1月25日(日)12:00 ホンダヒート・グリーンスタジアム (栃木県)
ヤクルトレビンズ戸田 vs マツダスカイアクティブズ広島
マツダスカイアクティブズ広島(D3)
今年1月に34歳になったプロップは、漫画『HUNTER×HUNTER』の大ファンで、話し出すと止まらない。
「なかなか連載が再開してくれないけど、面白いので何回でも読み直せる。メルエムとコムギの最後のシーンで何回も泣いていますし、“ドッジボール”のシーンも何回読んでも面白いし、天空闘技場も本当に面白いじゃないですか」
小栁友徳はいまの自分が置かれた状況と主人公のゴン=フリークスのキャラクターを重ね合わせながら語る。
「最初はキルアがずっと好きだったんですけど、年を重ねるごとにゴンが好きになってきた。どうしてかと言うと、ゴンは基礎や基本を本当に大事にするから。自分もいま、すごく地道な努力が大事だと感じているんですよ。『プロップって経験でなんとかなるから、あと5年はできるね』って言われたりするんですけど、まったくそんなことはない。いまの学生ラグビーは僕が学生のときとは段違いのレベルだし、海外からもいろいろな選手が来ている。僕の経験値なんて上回るくらいの波がどんどん下から来るので、こっちも地道に成長していかないと。体が衰えるスピードも早いので、今季はスプリントの練習も自主的にするようにしているんですけど、そうやって地道に鍛錬していくことが大事だなと思っています」
基本をしっかりと見つめてコツコツと努力を重ねる作業が小栁は楽しくて仕方ない。
ダミアン・カラウナ ヘッドコーチの下、チームも試合で出た課題を次の試合でクリアすることをくり返し行っている。だから小栁は「リーグ戦の15試合が終わって入替戦に行くとき、どんなチームになっているかがいまから楽しみ」と言い、自身も工夫を重ねて成長を追い求める日々を楽しんでいる。
「周りにも『あと10年やります』って言っているんですけど、いまは自分なりにいろいろな工夫をして努力するのが本当に楽しい。工夫し尽くして通用しなくなったら辞めるかもしれないけど、通用するところが一つでもあるんだったら身を粉にしてやりたい」
マツダスカイアクティブズ広島のフォワード最年長選手は、目をキラキラと輝かせて語っている。
(寺田弘幸)



























