2022.04.14NTTリーグワン 2022 D2 第10節レポート(釜石SW 12-98 花園L)

NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン2(リーグ戦) 第10節
2022年4月10日(日) 12:00 釜石鵜住居復興スタジアム (岩手県)
 釜石シーウェイブスRFC 12-98 花園近鉄ライナーズ

花園近鉄ライナーズの左から、水間良武ヘッドコーチ、シオサイア・フィフィタ選手、野中翔平キャプテン

花園近鉄ライナーズ
水間良武ヘッドコーチ

「釜石の素晴らしいスタジアムとファンの方、素晴らしい雰囲気の中でラグビーができたことに感謝してます。ありがとうございます。試合内容についてはですね、我々のラグビーができた、若い選手、年齢は若いですけれども元気があってエナジーがあって、試合に送り出しました。それを体現してくれて非常に嬉しく思います。これはルールのことなんで変わらないことなんでしょうけども、やっぱり良いラグビーを皆に披露したいし見たいでしょうから、今後レッドカードが出た場合は海外でやっているような20分で戻ってこれるようなそんなことを考えていただきたいなと思います」

──若い選手が元気よくエナジーを発揮してくれたと言うことですが、かなりの点差がつきました。具体的にどのあたりが機能してこれだけの点差になったのか教えてください。

「やはり大半の時間ですね、我々の方がひとり多い状況でプレーをして、スペースが空いたのでそこにボールを運べたと、練習でやっている通りにできたということです」

──本日でリーグ戦最終戦ということとなりました。以降、順位決定戦に入りますが、今現時点でライナーズとしてこの2試合に向けて戦略などありましたら教えてください。

「一戦一戦上位を目指して今シーズンの目標達成できるように日々努力していくことだけです」

──少し間が空きます。選手の皆さんのコンディション、この先どう保っていくか、今考えていることありましたら教えてください。

「もうスケジュールを組んでいるので、このスケジュール通りに進めていきます」

花園近鉄ライナーズ
シオサイア・フィフィタ選手

「試合前に皆に言ったことは、このアウェーの雰囲気を楽しむ、あとはこの一週間を通してやってきたことを出し切る、それができて良かったと思います」

──たくさんトライをとったんですけどチームとして何がよかったのか。

「僕のトライだけじゃなくて皆が頑張ってくれたおかげです。僕もいいトライできました。(水間ヘッドコーチから、何トライした? ときかれ)4トライしたんですけど、1トライ幻のトライになりました。(去り際に)釜石、メシ美味しいです!」

花園近鉄ライナーズ
野中翔平キャプテン

「サイアゲームキャプテン、若い選手の力、本当に誇らしいなと思う試合になりました」

釜石シーウェイブスRFCの須田康夫ヘッドコーチ(左)、小野航大キャプテン

釜石シーウェイブスRFC
須田康夫ヘッドコーチ

「この素晴らしい環境の中でラグビーさせていただいたことに感謝しております。ゲームの内容としましては、さすがに早い段階から(レッドカードで)14人になると厳しいものがあって、選手はよく頑張ったなという思いです。やはりその規律の部分ということになってくると思うんですけれども、そういったところをもう一度チームとして徹底的に見直して、次のゲームに向けて準備したいと思いますし、ディビジョン2のこの花園近鉄ライナーズさんで言えばすごいボールランナーがいる中でそれに対してのone on oneタックルというまだまだ改善の余地というかまだまだできると思うので、そういったところからまず修正して次に生かしたいと思います」

──今日がリーグ戦の最終戦。この後、まだ順位決定戦など試合は残っていますが、初めて戦ったリーグワンという舞台、リーグ戦を終えて振り返ってみてどんな思いか。

「昨年までのトップチャレンジリーグと比べてレベルが上がってますしフィジカルという部分ではかなりレベルが上がったと思います。その中で釜石シーウェイブスとして成長していく中で、昨年よりかなり成長している部分は多いと思います。通用している部分であったりレベルアップした部分というのはかなり多く見受けられますし、手応えも感じているところです。あとは粘りであったりムラをなくすといったところが次の課題になってくると思うんですけれども、釜石シーウェイブスとしては数段レベルアップできたレギュラーシーズンだったかなと感じています」

──先ほど今後規律の部分など見直していきたいということでしたが、今日ひとり少ない時間が多かったとはいえかなりの大量失点。防御についての修正も必要だと思いますが。

「まずone on oneタックルということだと思うんですけれども、入る姿勢、ボディシェイプのところからしっかり見直して、ひとつひとつ潰していかないとと思っています」

──今日の試合で良かった点、評価できる点を教えてください。

「良かった点は、前節の花園近鉄ライナーズさんを分析した中で、スクラムが強みになってきている部分があったんですけども、そこでしっかり我々釜石シーウェイブスとしてマイボールスクラムはボールをしっかり出すというところは評価できるところですし成長したところかと思います」

釜石シーウェイブスRFC
小野航大キャプテン

「本日のゲームは、先週いいゲームができたので更に積み上げてレベルアップして臨めたらと思いましたが、80分間花園近鉄ライナーズさんのやりたいことをやられてしまったなという印象です。もちろん14人で苦しいということもあったんですけど、次の試合に向けていい試合をしたいなと思います。ありがとうございました」

──今日がリーグ戦の最終戦。この後、まだ順位決定戦など試合は残っていますが、初めて戦ったリーグワンという舞台、リーグ戦を終えて振り返ってみてどんな思いか。

「リーグ戦10節を終えて、ヘッドコーチからもあったように、相手のレベルが上がっている中でいい試合ができている部分もたくさんあったので、チームとしてはすごい成長できていると思います。ケガ人の状況だったり出場停止だったりそういう状況の中で若い選手たちがチャンスをもらってゲームで活躍できたこともあったので、チームの底上げという意味でもレベルアップはできているのかなと思います」

──14人になっている時間帯非常に長い中で、後半早々にトライをとれたということで、ハーフタイムに皆さんで話されたことがあれば教えてください。

「アタックのところは、ひとりいなくなったのでシェイプの修正をしたところと、ボールをもっている時間はいいアタックできているよとハーフタイムでもあったので、まずはディフェンスしっかり枚数揃えて、チームとしてやろうとしているディフェンスをやりましょうという話がありました。ファーストスコアしたところは、セットピースから一発でとっているのでチームとしての強みの部分、うまく嚙み合ってできていたかなと思います」

──今日の試合は今後の順位決定戦にどうつなげていくのか。特にマインドの部分ですね。大量点をとられて点差がつきましたけれども、どういう風に盛り返していくのか。

「大量失点で敗戦となりましたが、順位決定戦に向けてもう一度頭を上げて自分たちのやるべきことをしっかり整理してやるだけだと思いますし落ち込んでも仕方ないですし、簡単に切り替えてという言葉を使っていいかわからないんですけれど、しっかり今日の負けを受け止めて切り替えて順位決定戦に向けてチームとしてできる努力をしたいと思います」

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