NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1(リーグ戦) 第1節 カンファレンスB
2022年1月9日(日) 15:30 ヨドコウ桜スタジアム (大阪府)
NTTドコモレッドハリケーンズ大阪 22-43 リコーブラックラムズ東京
リコーブラックラムズ東京
ピーター・ヒューワット ヘッドコーチ
「勝てて嬉しい。クリアなプランを持ってここまで来てそれを実行出来た事をハッピーに思っている。
ここ1か月怪我人などが多く厳しかったが、常々言っている通り入ったメンバーがしっかり役割をこなすと言うことが実行出来た。
なので今日ファーストキャップを取れたメンバーの事も考えるとすごく嬉しい。キャプテンに関しても今シーズン怪我でプレーが出来て無かったが、ファーストゲームで70分戦えたと言う事は素晴らしいことだ」
──クリアなプランとは具体的にどの様な事か
「今日はキックリターンを多く受けると思っており、それに対してのプランを持っていた。ディフェンスもセットピースに関してもここ1ケ月準備して来た結果、フィジカルアタッキングラグビーと言う自分達のスタイルをプレイする事が出来た」
──ハーフタイムにどの様な指示をしたか
「自分達のテンポでプレー出来ていなかったので、ボールを動かしてテンポアップする様に指示した」
リコーブラックラムズ東京
武井日向キャプテン
「今日の試合の為、プレシーズン準備をしてきて、ドコモ戦に向けてしっかりそれが実行出来た事が良かった。
ファーストゲームで勝てた事、ビジター戦をものに出来た事は良かったが、ゲームの内容を細かく見て行くとまだまだ課題も残り、成長して行かなければいけない部分も有った。来週からも試合が続くのでそこに向けてまたマインドセットを変えて行き、次のレベルに成長して行きたい」
──今日のゲームモールが強力だったが、鍛えて来たのか?
「今シーズン特にフォワードの武器にしようと、練習でもチームメイト同士厳しくやってきた。改善は必要だがこれを一つの武器として行きたい」
──母校の国学院栃木高校の準優勝が力になったか?
「それは非常に原動力になった、国学院栃木はファミリー感も強く、自分もその一員として全試合観てそれで頑張ろうと思った。明治大学もそうだが母校の活躍は自分の原動力になっている」
──本日のゲームの勝因について
「セットプレーの部分でここ1ケ月チームで成長しようと話し合って来た。モールやスクラムでペナルティが取れた事が非常に自信になった。その中でも課題が見つかった。ドコモはフィジカルなチームで受けにならない様に自分達がフィジカルになろうと話していた。そこで受けにならずにトライが取れた事はチームの成長を感じている」
──新キャプテンになってプレッシャーはあるか
「1週間前から緊張していた。試合も久々でファーストゲームを勝つと言う事がこれからのシーズン自信に繋がると思っていたので、キャプテンとして準備出来る事にフォーカスし1週間過ごして来た」
リコーブラックラムズ東京
栗原由太選手
「チームとしてオフシーズンにかなりタフな練習をして来て、その中でBelieveと言う合言葉を掲げていた。苦しい時間帯、開幕戦、ビジターゲームと言う事もあり非常に厳しかったが、その時にBelieveと言う合言葉を下に頑張れた」
──合言葉Believeとの事だが主にどの様な事を信じようとしたか
「オフシーズン積み上げて来たタフな練習や、チームメイト同士を信じ、自分自身、やって来た事を信じようと掲げていた」
──これまでのトップリーグに比べてアウェー感を感じたか
「装飾や演出と言った部分が見えない所でアウェー感を感じていたかもしれない。ゲームが盛り上がって来た場面でも相手のホーム感が去年とは違う様な雰囲気だった」
NTTドコモレッドハリケーンズ大阪
ヨハン・アッカーマン ヘッドコーチ
「今日の試合だが優勢な立場がころころ変わる様な試合だった。序盤ではリコーにプレッシャーをかけることができたが、後半の接点の所から綻びがおき、ディフェンスを突破されてしまい大きな課題が出来たと感じている」
──ヤンチース選手の交替で勢いが変わった所はあるか。
「ドコモがチャンスを物にしながら接点の部分でボールを失って相手ボールになり失点してしまうイージーミスが多かった。またTMOでこちらの有利な結果にならなかったと感じている。
ヤンチースが怪我で交代してしまい、彼の様な存在が居なくなるとチームの勢いが変わってしまう。そこでチーム全体として適応して行かなければいけない。だが変わった川向もしっかり仕事をしてくれたと思う。ラグビーに怪我は付き物なので今シーズン他の怪我人が出た時にもしっかりとチームとして対応して行かなければいけない」
──ヤンチース選手の怪我について?
「最終の診断はドクターにしてもらうので今後どの様なプランを持って復帰に向かうかは現時点では分からない」
──チームキャプテンのローレンス・エラスマスがメンバーに入っていなかったが。
「彼も怪我で残念ながらメンバーに選ばれていない。その他にも怪我人が多く出ている」
NTTドコモレッドハリケーンズ大阪
フランコ・マレー キャプテン
「自分達としては初戦望ましい形にならず残念だ。
まだ初戦でこの先シーズンも長いので、今日出て来た課題を修正する時間は十分にあると思っている。
リーグワンは始まったばかりだが、非常に良い雰囲気で開催されていると思う。昨シーズンのトップリーグに比べると大きなステップアップだ。この先もタフなシーズンが続くのでしっかりとハードワークを積み重ねて行きたい。
相手がフィジカルで勝っており、緻密さでも相手が上手だった」
──自身のパフォーマンスについての評価は。
「大外に立っている時に自分までボールが回って来なかった。いつも通りの力を発揮出来なかった」
──今シーズンどの様なプレイで貢献したいか、或いは個人的な目標について。
「もちろんチームの勝利に向けてベストを尽くして行くが、個人的には激しさ、スピードを生かしてポジション争いに勝って行きたい」
NTTドコモレッドハリケーンズ大阪
ナエアタ ルイ選手
「今日の結果はチームとして望んだものでは無かったので非常に残念だ」