2022.01.31NTTリーグワン 2022 D3 第2節レポート(九州KV 17-12 江東BS)

NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン3(リーグ戦) 第2節
2022年1月23日(日) 12:00 東平尾公園博多の森陸上競技場 (福岡県)
 九州電力キューデンヴォルテクス 17-12 清水建設江東ブルーシャークス

清水建設江東ブルーシャークスの大隈隆明監督(右)、原田健司ゲームキャプテン

清水建設江東ブルーシャークス
大隈隆明監督

「まずは協会関係者の皆様・レフリー関係の皆様・九州電力の皆様に感謝申し上げる。こういう状況の中で試合ができたことを大変嬉しく思う。
チームとしては開幕戦をイメージし絶対に勝とうと挑んだが、九州電力さんの激しいプレッシャーになかなかスコアすることができず、粘り強いディフェンスの中、負けてしまった。でも我々としては、まだ続くリーグの中で切り替え、もう一度チーム力を上げてレベルアップしていき、次の試合に向けてがんばっていきたい」

──コロナ禍の中で開幕節が中止となったが、難しい状況で今日ここに合わせる上で一番注意していた点・意識していた点は?

「まずはコロナの陽性者をチームから出さないよう感染対策を徹底した。通常通りではなかったが、チームとしてはこの状況の中で最大限準備してきた。苦労はしたが、選手・スタッフみんなの力で、最高の準備ができたと思っている」

──「リーグワン」に対しての期待と自分達の使命と感じる部分は?

「まずはリーグワンに参入出来ていることを、チームとして大変嬉しく思っている。
我々は仕事とラグビーの両立をチームの理念としているので、その中でどれだけ高いレベルの良いラグビーができるかをしっかりチームで体現できるように日々過ごしている。
REBORNというスローガンを掲げ、これまでOBが積み上げてきた歴史を生かしつつ、仕事とラグビーを両立しながら、さらにトップレベルのラグビーができるよう、選手には生まれ変わる事を意識して取り組んでもらっている。
リーグワンでしっかり勝ちという結果を残し、D2に上がれるようチームとして目標を設定している」

清水建設江東ブルーシャークス
原田健司ゲームキャプテン

「本日はこのような状況の中、試合を開催するためにご準備いただいたたくさんの方に感謝申し上げる。ブルーシャークスとしては、本日の試合が自分たちの開幕戦として下準備をしてきたつもりだったが、一歩九州電力さんに及ばないところがあったと思うので、そこは次の試合に向けてしっかり活かしていきたい。
私たちのスローガンがREBORNで、新しく生まれ変わって新しいチームを皆さんに見ていただこうという思いでやってきた。
結果として恩返しをすることができなかったので、次の試合はもう一度ゼロからやりなおし、絶対に勝てるチームに生まれ変われるよう頑張っていきたいと思う」

──コロナ禍の中で開幕節が中止となったが、難しい状況で今日ここに合わせる上で一番注意していた点・意識していた点は?

「自分たち選手は試合のスケジュールに合わせてやることは変わらず、一人一人がフォーカスを当ててチームとして何をするか、どうやって勝つのかを常に意志統一しながら毎日の練習を行っていた」

 

九州電力キューデンヴォルテクスのゼイン・ヒルトン ヘッドコーチ(左)、高井迪郎キャプテン

九州電力キューデンヴォルテクス
ゼイン・ヒルトン ヘッドコーチ

「コロナの影響で2週間チーム活動が出来ず、難しい状況だった。だが、そんな中でも何とかチームとして良い仕事が出来た」

──開幕節が中止となった中、この試合に向けて何に一番フォーカスしてきたか?

「マインドセットが重要だと話をしてきた。2週間活動が出来ず、個人として試合で何をするのかにフォーカスするのは難しかったと思うが、選手達がしっかりとやってくれた事は嬉しかった」

──清水建設は最後はキューデンの激しいプレッシャーに根負けしたと話していたが、プレッシャーの部分に対してどのように評価しているか?

「前半は清水建設からプレッシャーをかけられていたし自分達自身でプレッシャーをかけていた部分もあった。ハーフタイムの後、最後の30分間はしっかりとゲームをコントロール出来ていた」

──次節は宗像との九州ダービーであり、地元を盛り上げるためにも重要な試合になると思うが、意気込みは?

「九州電力は九州内に多数の事業所もあり、九州を代表しているという思いはある。九州全体をバックに巻き込めるようにしっかりと試合をしたい。
もちろんサニックスの事は良く知っているが、まずはいかに自分達が良いラグビーをするかに集中したい」

九州電力キューデンヴォルテクス
高井迪郎キャプテン

「(ヘッドコーチからもあったが)この2週間非常に難しいチーム状況だった。ゲームに対するマインドセットと、自分達のラグビーをしっかりやる事を意識して試合に臨んだ。
開幕戦の難しさも感じたが、しっかりエリアを取る事を意識して、それが結果に繋がった」

──開幕節が中止となった中、この試合に向けて何に一番フォーカスしてきたか?

「マインドセットの中で、トレードマークであるブラザーフッド《Brotherhood:兄弟愛》を体現しようと話をしてきた。雨も予想される中、ボールに対するリアクションも重要だが、何よりも勝ちたいと思う気持ちが大事だと話をしてきた」

──清水建設は最後はキューデンの激しいプレッシャーに根負けしたと話していたが、プレッシャーの部分に対してどのように評価しているか?

「しっかりエリアを取って相手にプレッシャーをかけ続ける事だけを意識していたのが上手くいった。セットプレーの部分では自分達で首を絞めてしまった部分があったので、そこは逆にプレッシャーを感じていた」

──次節は宗像との九州ダービーであり、地元を盛り上げるためにも重要な試合になると思うが、意気込みは?

「九州を代表して、また福岡を代表してという気持ちは強くある。サニックスも同じ気持ちだと思うが、D3に居てはダメだという気持ちも強くある。激しいゲームになると思うが、我々のペースでゲームを運んでいけたらと思っている。
今まで準備が出来なかったので、この1週間しっかり集中してサニックス戦だけにフォーカスしていきたい」

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