2022.02.08NTTリーグワン 2022 D2 第3節レポート(SA広島 19-50 花園L)

NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン2(リーグ戦) 第3節
2022年2月6日(日) 12:00 Balcom BMW Stadium (広島県)
 マツダスカイアクティブズ広島 19-50 花園近鉄ライナーズ

花園近鉄ライナーズの水間良武ヘッドコーチ(右)、野中翔平キャプテン

花園近鉄ライナーズ
水間良武ヘッドコーチ

「本日はありがとうございました。自分たちのスタンダードを高いレベルでやろうとしたが、マツダのプレッシャーもあり、発揮できない部分があった。この学びを次戦に活かしたい」

花園近鉄ライナーズ
野中翔平キャプテン

「本日はありがとうございました。同じような総括になるが、自分たちにフォーカスし、自分たちのラグビーをしよう、自分たちのスタンダードでやろうと試合に臨んだが、出せない部分も多くあった。次の試合までは期間が短いので、しっかり修正して次は80分自分たちの高いスタンダードでラグビーができるようにやっていきたい」

──出せなかった部分をもう少し具体的に。

「2試合前の三菱重工戦の記者会見ではブレイクダウンを課題に挙げていた。前節のホンダ戦で修正できたかと思ったが、今回は2、3、4回ブイクダウンを失った。積み重ねて前に進んでいるはずだが、少し強くいけるところがあったけれど、いけなかったところが上手くいかなかったところ。あとは、簡単なハンドリングミス、コミュニケーションをとれていないことによるミスが具体的なところ」

──スクラムについては?

「今年自分たちが大事にしたいキーファクター。武器と思っていたが、取れたところもあるが、それ以上に取られたところもあった。イーブンではダメで、どんな相手であっても、どんなレフリーでも、100人が100人ドミネートしているスクラムを組めるようにコーチと一緒に作っていきたい」

マツダスカイアクティブズ広島の中居智昭ヘッドコーチ(左)、西野嘉修ゲームキャプテン

マツダスカイアクティブズ広島
中居智昭ヘッドコーチ

「本日はありがとうございました。ディビジョン2でもスター選手の揃う選手層の厚いチームにどれだけチャレンジできるか、というところで試合に臨んだ。個で敗れた部分はあるが、全体的に見て、フィジカルなところや戦術的な部分などポジティブなところがあった。
特にアタックでの3トライ。ディフェンスからはインターセプトからのトライもあった。プレッシャーをかけ続けられたことで、収穫のあるゲームだった」

──少ないチャンスを確実に決められたことがポジティブな要素と思うが、それについては?

「最初のトライ。ゴール前25mからの連続ラックからトライが取れたところ。また、コンタクトに関しても組織的に動いて戦えていることが自信になるところ。毎試合テーマを与えているが、ベースとしてアタックもディフェンスも前に出てプレッシャーを与えるというところが、効果的に相手に伝わっていることに手応えを感じている」

──今後に向けては。

「セットプレーのところ、ラインアウトが取れていないので修正して、攻撃の起点/時間を増やすためにセットピースの修正を行っていきたい。スクラムはレフェリングと合わないところもあったが、後半は上手く修正してマツダらしさを出せた。次の試合は最初からそれが出せるようにしていきたい」

マツダスカイアクティブズ広島
西野嘉修ゲームキャプテン

「三菱重工の試合に続いてアタックもディフェンスも前に出続けられるよう練習した。それが顕著に出て、選手としてもやってきたことを実感でき手応えはあったが、まだまだ課題はあると感じた」

──トライを取った直後の失点がもったいない。追撃ムードを断ち切られたことについて思うことは?

「残念だったが、強力な相手と試合するにあたり、簡単にトライを取られてしまうことは想定内ではあるので、チーム内では切り替えていこうとポジティブな声があがっていた」

──今後に向けては。

「ディフェンスで前に出る、というテーマでやっていたので、気持ちが出てオフサイドやラックにかける人数が増えているので、落ち着いてラインの30cmバックやクリーンなブレイクダウンを意識してやっていきたい」

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