NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン3(リーグ戦) 第4節
2022年2月13日(日) 14:30 ウェーブスタジアム刈谷 (愛知県)
豊田自動織機シャトルズ愛知 17-10 九州電力キューデンヴォルテクス
九州電力キューデンヴォルテクス
ゼイン・ヒルトン ヘッドコーチ
「我々のチーム、選手キャラクターが試される試合であった。強い豊田自動織機シャトルズ愛知にしっかりファイトすることができた。試合のビッグモーメントで成功さることができなかったことは残念であった」
──前半、後半と、どのような修正をして試合を展開させたか?
「前半、後半と違った。前半はペナルティーが多く、自陣での戦いとなった。後半は4つのペナルティーだけで相手陣で試合ができた。風にもしっかり対応して地域をすすめることができた」
九州電力キューデンヴォルテクス
高井迪郎 共同キャプテン
「終わってみて悔しい。勝てるゲームで勝てなかった。得点するフィニッシュまで行けず悔しい。悪天候を考えて試合を進めたが勝てなかった。ディフェンスはしっかり80分間続けられて、観客の皆様にも楽しみながら観てもらえたと思う。ペナルティーが多く、シンビンもあり、大事な場面でのミスも出てプレッシャーを与えられなかった。リーグが続くので修正できることはしていきたい。勝ち点1を取れたのは大きかった」
──前半、後半と、どのような修正をして試合を展開させたか?
「ミスが多く、ペナルティがあり圧力をかけられた。ディフェンスは良く、前半戻ったときにも評価できると話した。後半は良い形でアタックができてスコアして、圧力をかけることができたことは収穫だった」
豊田自動織機シャトルズ愛知
徳野洋一ヘッドコーチ
「ホーム開幕戦で関係者の方々、九州電力キューデンヴォルテクスの方々の準備にお礼を言いたい。試合は悪天候の中で、フィジカリティーな試合を予想していた。エリア獲得については支配できたが、その後、九州電力キューデンヴォルテクスのディフェンスに苦しみロースコアの結果となった」
──相手チームとの全ての対戦が来週で一回りとなるが、その成果と次節への抱負は?
「長丁場のシーズン前半を終えたが、いろいろ試しながらコンディション含めてピークに持っていった。これまで首位で通過できたことに満足している。後半、順位決定戦も含めて1シーズン積み上げてきたものをさらに研ぎ澄まして準備していきたい」
──今日のゲームプランの想定内であったこと、想定外であったことは?
「エリアマネージメントはしっかり80分間圧倒できた。相手陣に入った時に得点するプランがうまくいかなかった。ボールを動かそうとしたが、思った以上にスリッピーで動かせず、もう少しシンプルなプランで取り切るようなプランを用いたい」
豊田自動織機シャトルズ愛知
中村大志 ゲームキャプテン
「悪天候が予想され準備をして臨んだが、グラウンドレベルでコミュニケーションがうまく取れず、九州電力キューデンヴォルテクスのディフェンスにも苦しみ、もたついた。課題ができたのだが、勝ち切れたことだけがよかった」
──相手チームとの全ての対戦が来週で一回りとなるが、その成果と次節への抱負は?
「(リーグ戦の)前半をしっかりやってきて相手や自分たちの力量が分かり、自分たちの現状もわかった。チームの目指すべきことは落とし込まれているので、それにコミットして主体的に後半に臨んで、結果を出すために、先頭に立って引っ張っていきたい」
──前半うまく得点につながらなかったが、ゲームキャプテンとしてどのような感じであったか?
「インゴールまで地域を進めたが、得点に結びつかなかった。悪天候も想定できることで声をかけていたが、結果的になかなか波に乗れなかった。まだまだチームが同じ方向に向くためのコミュニケーションや選手の意識が足りなかったので、次週から詰めていきたい」
──今日のゲームプランの想定内であったこと、想定外であったことは?
「ヘッドコーチのコメントと同じ。取りきれなかったことに関して、先週チームに落とし込まれたこと以外にグラウンドの中で考えてプレーすべきであった」
豊田自動織機シャトルズ愛知
ジョシュ・マタヴェシ選手(※プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)
「悪天候の中、来ていただいた観客に感謝したい。チームの地元のグラウンドでのパフォーマンスは満足いかなかったかもしれないが、うまくいかない時も勝ててよかった」
──うまくいかなかった点は?
「規律が保てず、ペナルティーが多かった。天候にもいち早く適応でなかったのが一番の要因。自分たちの想定していたプレーは、後半になり実践できた」
──ホームゲームの感想は?
「新しいジャージで愛知県、刈谷のファンの前でプレーできたのは嬉しかった。若い世代にラグビーを好きになって欲しい」