2022.02.22NTTリーグワン 2022 D2 第5節レポート(日野RD 7-33 相模原DB)

NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン2(リーグ戦) 第5節
2022年2月19日(土) 14:30 上柚木公園陸上競技場 (東京都)
 日野レッドドルフィンズ 7-33 三菱重工相模原ダイナボアーズ

三菱重工相模原ダイナボアーズのグレッグ・クーパー ヘッドコーチ(右)、ヘイデン ベッドウェル‐カーティス キャプテン

三菱重工相模原ダイナボアーズ
グレッグ・クーパー ヘッドコーチ

「日野レッドドルフィンズは自分が尊敬している強いチームなので勝ててうれしい。またファンの方が楽しめる環境を作っていただき感謝している。箕内ヘッドコーチとも友達で、フィジカルで戦うチームと分かっていたので陣地をとる事に集中してそれができたことがうれしかったです」

──今日で5試合が終わり全勝で折り返しとなるが、後半に向けてどのようにプランを組み立てているか。

「毎週毎週レベルアップすることが大切。全勝することが目的だったが、ここがゴールではない。これからの試合も毎試合しっかりと学び成長していいパフォーマンスを見せ、ゴールを目指す」

──5戦全勝で折り返せたのは、何が一番良かったのか?

「クラブのみんなが一つになってプレイをしていること、準備していることが勝利につながった。ダイナメイトからも力をもらっている」

──他の選手がケガで石田選手を起用し、いいプレーを見せてくれているが、評価を教えてください。

「ケガで他の人がチャンスをもらうことはよくあること。石田選手はアタック、ゴールキックもスキルを持っている。戦術もしっかりとできていることが強み。自分としてもうれしい」

三菱重工相模原ダイナボアーズ
ヘイデン ベッドウェル‐カーティス キャプテン

「ショートウィークで家で学ぶ時間が多かったがみんなしっかりと準備ができていい試合ができてよかった。毎週毎週レベルアップしようとチーム内で話しているが、それもしっかりできた。来週は試合がないのでしっかりと休んで、リカバリーして後半からいいスタートができるように頑張りたい」

──ショートウィークで時間が短かったと話したが、今日の試合に向けて、特にフォーカスした部分は。

「相手がフィジカルに戦ってくることは分かってたので、メンタルの部分でフィジカルにいくことにフォーカスした。フォワード陣の強いスクラムが見れたのはいいメンタル面でフィジカルに準備できた証拠。個人を見てもみんないいプレーを見せてくれたのでみんなを誇りに思う」

──5戦全勝で折り返せたのは、何が一番良かったのか?

「ワンチームになれた。チームの文化もよくなっている。コーチ、スタッフ陣とも仲が良く、仲間という気持ちが強く、お互いがその仲間のためにという思いが勝利につながった」

──プレー面での今年の手ごたえはなんですか?

「ディフェンスもレベルアップできた。アタックで石田選手も成長している。リードもうまくなっている。フォワード陣もそろそろ力を発揮してほしい」

三菱重工相模原ダイナボアーズの石田一貴選手

三菱重工相模原ダイナボアーズ
石田一貴選手

──キックが決まっていたが感想は?

「三重ホンダヒート戦の反省点を意識してプレーしたが練習どおりプレーできた」

──ヘッドコーチも評価していたが、それを聞いて感想は?

「うれしいです。10番としてゲームプランを遂行することが一番大事にしていること。キックも自分の強み。それが出すことができた試合だった。

──開幕戦でケガした選手の代役でプレーしているが、出番が回ってきたときの心境は?

「ラッキーでした。三菱重工相模原ダイナボアーズは力のある選手がたくさんいる。日本人選手も力をつけている。入れ替わってもプレーできるようにしている。目指していることは一緒なので選手が入れ替わっても戦術が変わらないようにすることは大事」

──今シーズン移籍して2年目だが成長した面は?

「昨シーズンよりはチームにコミットできるようになってきた」

日野レッドドルフィンズの箕内拓郎ヘッドコーチ(右)、堀江恭佑 共同キャプテン

日野レッドドルフィンズ
箕内拓郎ヘッドコーチ

「とられていけないところでとられたり、とらなきゃいけないところで取れなかった。自分たちが、プレーしたい場所でプレーできなかったことが響いた。80分間最後まであきらめずに戦ってくれた選手たちを誇りに思う。折り返し、来週からは負けられない試合となるが、チームとしてしっかり修正して臨む」

──今日の試合はどこで勝負していく作戦だったのか? キックの処理はどうだったのか?

「練習の中でやってきたことを形にしていくこと。前半蹴り負けてしまった。やりたいエリアでできなかったことが敗因。3敗は満足した結果ではない。チームとしてしっかりとできている部分を総括して進めていきたい」

──5試合を通してうまくいっているところは?

「まだまだ成長していかなければいけない。エリアどりは改善していかなければならない。日々修正を図っていく」

日野レッドドルフィンズ
堀江恭佑 共同キャプテン

「今週のテーマだった接点の部分は良かった。敵陣に入ったところでスコアすることができたがミスもあった。連敗が続いているが、しっかりと踏ん張って次に向けて頑張っていきたい」

──試合が終わった後ファンが拍手していたが、それを見て感じたことは?
2連勝のあとの3連敗という結果については?

「上柚木は初めてだったが、観客席と近く感じた。試合後も声援を送っていただき感謝している。結果を出して喜んでもらえる試合をしていきたい。
勝つためにやっているが、うまくいっているところ、いっていないところがある。うまくいっている部分を多く出せるようにしていく。チーム一つになっていく」

──連敗が続くなかでどうしていくのが正解なのか?

「グラウンドで練習していることがすべて。今までの戦いでよかったこと、いけなかったことを全員が理解して練習し繰り返すことが大切。うまくいかない時にどこに立ち返るのかが大切。どんな状況でもまた一つに向かっていくことが大切。今季の日野は陣地が厳しいと難しい。敵陣に入ってフォワードがいいセットプレーをしているので出していきたい」

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