2022.03.07NTTリーグワン 2022 D1 第8節レポート(トヨタV 31-22 SA浦安)

NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1(リーグ戦) 第8節 交流戦
2022年3月5日(土) 14:30 パロマ瑞穂ラグビー場 (愛知県)
 トヨタヴェルブリッツ 31-22 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安のロブ・ペニー監督(右)、金 正奎クラブキャプテン

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安
ロブ・ペニー監督

「前半失点を重ね、良いゲームとは言えなかったことが残念だった。後半は勢いを取り戻し、選手も良い反応でプレーしたことは誇りだ。勝利も見えたが、後半最後のトライの判定がものすごく残念、クリアにしてほしい」

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安
金 正奎クラブキャプテン

「前半の失点が続いたことが響いたゲーム内容であった。後半は素晴らしい攻撃、防御ができ、一貫したプレーを前半から出せたらもっと良いチームになれる。次からの折り返し、これまでの8試合をしっかり修正して、より良いチームとして上を目指したい」

トヨタヴェルブリッツのサイモン・クロン ヘッドコーチ(右)、茂野海人 共同キャプテン

トヨタヴェルブリッツ
サイモン・クロン ヘッドコーチ

「前半は非常に良いプレーでポゼッションを取り、中盤でも良いボールキャリーでスペースを作ることができてトライをとることができて良かった。後半は簡単にトライを許してしまい、ゲームコントロールに課題が残る。勝つことができたのは、良い学びであった」

──前半と後半、別のチームのようだったが、攻撃の主導権を握られた要因は?

「後半は、ターンオーバーやミスがでた。一次攻撃など早くトライをとりに行ったことがミスになり、相手にポゼッションを与えてしまったのが要因」

──この試合で佐藤選手と小澤選手を起用したが?

「2人とも素晴らしいトレーニングとパフォーマンスを見せている。チームも成長できるよう、選手層を深めるため起用した。
小澤選手は、リーダーシップを持ってプレーし、素晴らしいパフォーマンスだった。佐藤選手は、ブレイクダウンで良い仕事とハードワークだった。(同ポジションの)古川選手とも競い合って成長している」

トヨタヴェルブリッツ
茂野 海人 共同キャプテン

「前半は良いゲームプランで、自分たちがコントロールできた。後半は自分たちの集中力が欠け、ミスが出て2本簡単にトライを取られた。ボールキープ、ゲインできたことは良かったが、フェーズを重ねるが圧力をかけられずにチャンスをものにできなかった。ブレイクダウンも修正する点があり、1週間集中して練習し次戦に臨みたい。勝って学べたゲームだった」

──パナソニック戦はどのように戦う?

「月曜日から練習が始まるが、我慢、辛抱強くプレーすることを心がける。パナソニックは手強い相手であるが、対戦できるのは良いチャンスでありエキサイトする。フェーズを重ねた攻撃で圧力をかけたい。どんな相手でもうまくいくよう準備したい」

トヨタヴェルブリッツの小澤 大選手(左)、佐藤 穣司選手

トヨタヴェルブリッツ
小澤 大選手

「良いチャンス、学びがあった。自分の仕事にフォーカスしてプレーした。ミスを修正し、次戦に向けて頑張りたい。率直に勝てて良かった」

──フルバックとしての出場だったが、どんなことを意識したか? セブンズの経験はいかせた?

「入社からウイングでの出場だったので(大学でのプレー以外は)初めて。
相手のワイドな攻撃に対して正確なキック処理を心がけ、後ろから声をかけてコミュニケーションを取ってプレーした。ゼブンズの経験は、ワークレートでは出せたかなという印象」

トヨタヴェルブリッツ
佐藤 穣司選手

「公式戦は約1年ぶりで、今日のシャイニングアークス東京ベイ浦安と相手が同じゲームだった。復帰戦は楽しみで、良いパフォーマンスを発揮したかった。思うようなプレーができず、タックルミスもあり足を引っ張ってしまった。次のゲームに向けて修正したい」

──昨年シーズン2節以来、久しぶりの出場だったが?

「昨シーズンは立て続けに脳振盪をしてしまい、第2節で断念した。休んで徐々にプレーし、今回チャンスを得た。タックルミスやブレイクダウンのミスもあり、今後の自分の課題。攻撃もうまくつながらず、継続できなかった」

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