NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1(リーグ戦) 第8節 交流戦
2022年3月5日(土) 14:30 パロマ瑞穂ラグビー場 (愛知県)
トヨタヴェルブリッツ 31-22 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安
ロブ・ペニー監督
「前半失点を重ね、良いゲームとは言えなかったことが残念だった。後半は勢いを取り戻し、選手も良い反応でプレーしたことは誇りだ。勝利も見えたが、後半最後のトライの判定がものすごく残念、クリアにしてほしい」
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安
金 正奎クラブキャプテン
「前半の失点が続いたことが響いたゲーム内容であった。後半は素晴らしい攻撃、防御ができ、一貫したプレーを前半から出せたらもっと良いチームになれる。次からの折り返し、これまでの8試合をしっかり修正して、より良いチームとして上を目指したい」
トヨタヴェルブリッツ
サイモン・クロン ヘッドコーチ
「前半は非常に良いプレーでポゼッションを取り、中盤でも良いボールキャリーでスペースを作ることができてトライをとることができて良かった。後半は簡単にトライを許してしまい、ゲームコントロールに課題が残る。勝つことができたのは、良い学びであった」
──前半と後半、別のチームのようだったが、攻撃の主導権を握られた要因は?
「後半は、ターンオーバーやミスがでた。一次攻撃など早くトライをとりに行ったことがミスになり、相手にポゼッションを与えてしまったのが要因」
──この試合で佐藤選手と小澤選手を起用したが?
「2人とも素晴らしいトレーニングとパフォーマンスを見せている。チームも成長できるよう、選手層を深めるため起用した。
小澤選手は、リーダーシップを持ってプレーし、素晴らしいパフォーマンスだった。佐藤選手は、ブレイクダウンで良い仕事とハードワークだった。(同ポジションの)古川選手とも競い合って成長している」
トヨタヴェルブリッツ
茂野 海人 共同キャプテン
「前半は良いゲームプランで、自分たちがコントロールできた。後半は自分たちの集中力が欠け、ミスが出て2本簡単にトライを取られた。ボールキープ、ゲインできたことは良かったが、フェーズを重ねるが圧力をかけられずにチャンスをものにできなかった。ブレイクダウンも修正する点があり、1週間集中して練習し次戦に臨みたい。勝って学べたゲームだった」
──パナソニック戦はどのように戦う?
「月曜日から練習が始まるが、我慢、辛抱強くプレーすることを心がける。パナソニックは手強い相手であるが、対戦できるのは良いチャンスでありエキサイトする。フェーズを重ねた攻撃で圧力をかけたい。どんな相手でもうまくいくよう準備したい」
トヨタヴェルブリッツ
小澤 大選手
「良いチャンス、学びがあった。自分の仕事にフォーカスしてプレーした。ミスを修正し、次戦に向けて頑張りたい。率直に勝てて良かった」
──フルバックとしての出場だったが、どんなことを意識したか? セブンズの経験はいかせた?
「入社からウイングでの出場だったので(大学でのプレー以外は)初めて。
相手のワイドな攻撃に対して正確なキック処理を心がけ、後ろから声をかけてコミュニケーションを取ってプレーした。ゼブンズの経験は、ワークレートでは出せたかなという印象」
トヨタヴェルブリッツ
佐藤 穣司選手
「公式戦は約1年ぶりで、今日のシャイニングアークス東京ベイ浦安と相手が同じゲームだった。復帰戦は楽しみで、良いパフォーマンスを発揮したかった。思うようなプレーができず、タックルミスもあり足を引っ張ってしまった。次のゲームに向けて修正したい」
──昨年シーズン2節以来、久しぶりの出場だったが?
「昨シーズンは立て続けに脳振盪をしてしまい、第2節で断念した。休んで徐々にプレーし、今回チャンスを得た。タックルミスやブレイクダウンのミスもあり、今後の自分の課題。攻撃もうまくつながらず、継続できなかった」