NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン2(リーグ戦) 第8節
2022年3月20日(日) 14:30 三重交通G スポーツの杜 鈴鹿 (三重県)
三重ホンダヒート 30-40 花園近鉄ライナーズ
花園近鉄ライナーズ
水間良武ヘッドコーチ
「素晴らしい試合で感動した。我々のチーム理念を体現した素晴らしい試合だった」
──前半、後半で試合内容が変わったが、ハーフタイムでのヘッドコーチの指示は?
「私からというよりは、リーダー陣からの指示。リーダーグループで試合に出ていたのはキャプテンだけだが、試合に出ていない他3名のリーダーからもメッセージをチームに出してもらっていた」
──ハーフ団が前節から変わり、それによるゲームプランへの影響は?
「我々が構築してきた、研ぎ澄ましてきたこのスタイルをやりきるだけでゲームプランの変更はない。ゲームプランを遂行できた場面もあればできなかった場面もあった。ハーフタイムで映像を使い、選手達の間隔、どこが空いているかを確認しながら空いているスペースをどう攻略するかを話し合って攻略できた」
──今節勝ち点4を加えて入れ替え戦が確定した。
「入れ替え戦確定は特に気にしていない。とにかく1試合1試合成長していいラグビーをしていく、その結果が勝ち負けだけなので目の前の1戦1戦に集中してやっていくだけ」
花園近鉄ライナーズ
樫本 敦 ゲームキャプテン
「ゲーム前から激しいゲームになるだろうと自覚していた。厳しい戦いになる中、前半少し相手ペースになる中で、そこで崩れずライナーズの力を出し切って勝ち切れたのは今後の試合にもつながる良い経験になった」
──ハーフタイムではどんな指示だったのか?
「自分たちの強みをシンプルに出していこうとメッセージを出していて、前半の試合にもそんな話をしていた。ハーフタイムではそこに立ち返っていこうと切り替えができて、再確認したことで落ち着いて後半に入れた」
──今節勝ち点4を加えて入れ替え戦が確定した。
「ヘッドコーチと同じく、先のことよりこの試合で得たものは大きかったので次につなげたい」
三重ホンダヒート
上田 泰平ヘッドコーチ
「内容自体はヒートとしては収穫があった。特に前半はよく選手が戦ってくれたゲームだった。後半の規律という部分で3枚カードが出たが、この部分は正しい指導ができていなかったヘッドコーチの責任。その規律の部分を高めていき、選手が正しい方向に向かえるように指導をしていきたい。それにより自分たちのいいプレーが出てくるはずなので、そこを重点的にやって次につなげていきたい」
──試合の入りについてどのように指示をしたか?
「前節はゲームの入りがよくなかった反省をチームで行った。ホームゲームということもあり、前半の最初のプレーから全員が同じ絵を見てプレーしていこうと指示した」
──後半規律を守れなかった要因は?
「指導しているコーチの責任。特にカードが示されたのは選手の責任ではなく、コーチングスタッフの指導があまり充実していなかった。それはヘッドコーチの責任」
──残りの試合に向けて抱負を。
「残りまだ2試合あるので、ヒートらしくエキサイティングな試合を心がけてやっていきたい」
三重ホンダヒート
古田 凌キャプテン
「負けてしまったが、人数少ない中でもヒートとして最後まで戦いきったのは収穫。後半は規律の部分でペナルティが多くなりレッド・イエローカードを出してしまったので、反省し次の試合に活かしたい」
──前後半でのスコアに開きがあるが、特に後半について何が原因か?
「規律の部分、判断のところが一人一人おろそかになった。ペナルティが増えて、相手のペースにもっていかれた所が多々あったので、それが失点につながった」
──残りの試合に向けて抱負を。
「今回出た反省点、収穫をもう一度練習で高めていき、修正できるところは修正し、チームがタイトになり進んでいきたい」