2022.04.01 NTTリーグワン 2022 D1 第11節レポート(GR東葛 10-36 トヨタV)

NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1(リーグ戦) 第11節 交流戦
2022年3月27日(日) 14:30 柏の葉公園総合競技場 (千葉県)
 NECグリーンロケッツ東葛 10-36 トヨタヴェルブリッツ

トヨタヴェルブリッツの左から、サイモン・クロン ヘッドコーチ、姫野和樹 共同キャプテン、高橋汰地選手

トヨタヴェルブリッツ
サイモン・クロン ヘッドコーチ

「前半に関しては非常にいいプレーが多くあったと思います。ボールのスキルであったり、サポートのプレー、また相手のディフェンスラインの裏をつくようなキック、そういったところからチャンスを活かしてものにすることができていたと思います。リロードのスピードに関しても非常に鋭いものがあったと思います。前半に関しては全体的に満足しています。
後半に関して、それぞれの役割に集中するといった点はもちろんこなせてはいましたが、ところどころリズムを崩して少しスローになっていた点もあったかなというところはあります。しかしながら、先週からずっと課題としてきた、ボールを持っていない時にワークをする、そういったところに関しては、意識が向けられていたと思いますので、見ていて非常に満足する点が多かったですし、全体的にいいプレーだったと思っています。引き続き、この試合から出た課題も、次節に向けていきたいと思います」

トヨタヴェルブリッツ
姫野和樹 共同キャプテン

「今回、ボーナスポイントを取って、結果に対してはすごく満足しています。(クロンも言っていた通り)前半のところで自分たちのやりたいラグビーを見せられたかなと思っています。ここ最近、自分たちのラグビーを見せることがあまりできていなかったので、前半戦に関してはすごく満足していますが、後半に入ってから、あれだけチャンスがありながらも、点を取りきれなかったところというのは何かしらの原因があると思いますし、テンポが遅くなったり、ミスがあったりというところがあると思いますので、後半の部分っていうのは、たくさんの反省する修正点があるかなと思います。まずは何より勝って反省できることを非常に嬉しく思います」

──横浜キヤノンイーグルス戦の負けから一番修正したところはどういうところでしょうか?

「横浜キヤノンイーグルス戦から反省するべき点として、オフ・ザ・ボールの動きというのは、ここ一週間ずっといってきましたし、エモーショナルエナジー、つまり自分たちの情熱をもってエネルギーをさらけ出そうぜと、横浜キヤノンイーグルス戦の反省を活かして今週特に意識してやってきました」

──オフ・ザ・ボールの動きに力を入れてきたとおっしゃいましたけども、特にどういうところなのか教えてください。

「たとえばキックカウンターのところであったり、アタックできるポジショニングだったり、有効的なポジショニングに早くつく、というころであったり、横浜キヤノンイーグルス戦ではなかなかみられずに、スローだったので、そこはやはり自分たちのやりたいラグビーをやる上で非常に大事な点になっています。ボールを動かしてパスを、スキルを使っていく中でいるべき場所にいないと自分たちのラグビーができないので、オフ・ザ・ボールのハードワークというのはすごく意識してやりましたし、(その点の重要性は)ディフェンスでもいえることですし、ボールを持っていないところでもどれだけ自分たちがハードワークできるか、自分たちのラグビーをやる上で、オフ・ザ・ボールの動きというのは非常に大事ですね」

──シーズン前に、キャリーの時のオプションでも、パスやスキルをより使っていきたいとおっしゃっていましたが、今日の試合での手ごたえとか成長をどう感じておられますか。

「今日の試合に関しては、チーム全体として、スキルを使うことがうまくできていたっていうのがあります。ボールが動きましたし、その中で有効なオプションも使えていましたし、自分たちの入るポジションに早く入れていれば、スペースにアタックできますし。今日の試合に関してはオフ・ザ・ボールのところというのが、自分たちのいいラグビー、パスを使う、スキルを使う、というところができた要因かと思います」

──シーズン終盤となり、プレーオフを見据えると、勝ち点を1つでも積み上げないといけない時期に来ていると思うのですが、今後に向けたお考えを教えてください。

「そこはもちろん、ターゲットにしていることですが、僕たちはプロセスにフォーカスするチームなので、この試合の前にも言いましたが、自分たちでどういった結果を得て、何をしなければいけないのかどういったマインドでいなければいけないのか、そこは自分たち次第だとお伝えしましたが、そのプロセスというものを大事にしないと、そういう結果っていうのは得られないっていうのは自分たちでも分かっているので、プロセスだけにまずは集中してしっかりフォーカスして常にこの足元を見ながらやるというのが、自分たちが得たい結果を得るために必要なことだと思っています」

トヨタヴェルブリッツ
高橋汰地選手

「(サイモンと姫野キャプテンが言った通りなのですが)自分たちのやりたいラグビーができたというところでは非常に満足していますし、引き続き、シーズンを通してできるようにしていくということが非常に大事だと思います。NECグリーンロケッツ東葛さんのプレッシャーによってうまくいかない部分や、我慢する時間っていうのがあったと思うのですが、しっかり我慢するところは我慢できて、最終的には勝ったという点が1番大きいと思います。バイウィークを挟んで、次の試合に向けてしっかり出た課題を次の試合までになくして、またもう1回、“トヨタラグビー”ができたらいいな、と思います」

──シーズン終盤となり、プレーオフを見据えると、勝ち点を1つでも積み上げないといけない。

「なんとしてもボーナスポイントを取りたいですとか、そういったことを考えすぎて自分たちのプレーができなくなってしまうのが1番よくないことだと思うので、瞬間、瞬間の状況でベストの判断ができることが1番大事で、そうすれば結果はついてくると思うので、先のことをあまり考えすぎないよう、今できることを全力でやって、自分らしいプレーをすることが大事だと常に考えながらプレーしています。無駄に考えすぎずに、いまできることを全力でやっていきます」

──先週の試合では満足いく出来ではなかったとおっしゃっていましたが、今日は良いトライもあり、ご自身の出来はいかがでしょうか。

「トライは取りたいと思っていたのでそういった点では良かったのですが、まだまだ今シーズン始まって2試合目で、まだ納得いかない部分が多くて、トライにつなげられたのではという反省や思うこともいっぱいあったので、次の試合までしっかり時間をかけて自分のプレーを分析し、もっとよくなるように改善改善で。しっかりレベルアップして次の試合でもいいパフォーマンスができるように準備していきたいと思います」

NECグリーンロケッツ東葛の左から、ロバート・テイラー ヘッドコーチ、フェトゥカモカモ・ダグラス ゲームキャプテン、金井大雪選手

NECグリーンロケッツ東葛
ロバート・テイラー ヘッドコーチ

「まずは、ファンの皆さんがサポート、応援して下さっていることに対し感謝の気持ちでいっぱいです。トヨタヴェルブリッツが素晴らしいパフォーマンスで勝ち取りましたが、我々としては、ファイト精神を出して、チームとしても選手、スタッフ個人としても戦っていますので、この精神をどれだけチャンスに持って行けるのか、そのチャンスをモノにできるのかということにフォーカスしたいと思っています」

──前の試合からメンバーが大幅に変わりましたが、そこの狙いと今日の組んだメンバーにどういうラグビーを期待していたか、何がうまくいって何がうまくいかなかったのか、原因はどこにあるか?

「ノンメンバーがポジション争いのところでセレクションに圧をかけていて、52人の選手が競争している状況です。そのような中で選んだ23名の選手達は、今日は良い結果を出す、良いパフォーマンスをする選手だと思って自信を持ってセレクションしました。試合に関しては、ラグビーはコンタクトスポーツで、そこが最大点だと思っていますが、チームとしてはディフェンスが長かったのですが、しっかりスペーシングをとってそこからハイスピードで上がっていったという部分は良かったのですが、相手の選手自身が身体の大きさをしっかり利用して、そこからクイックボールに変えてきたところがあって、それがトヨタヴェルブリッツに有利な形になりました。
あとは、他のコントロールできるところ、スキルの実行力、ノックオンだったり、パスの精度だったり、そういう部分は、今後に向けてしっかりと修正していきたいと思っています」

NECグリーンロケッツ東葛
フェトゥカモカモ・ダグラス ゲームキャプテン

「最初に、スタッフの皆さん、裏で色々動いて下さっている皆さんに感謝の気持ちでいっぱいで、とても有難いと思っています。皆さんのおかげで試合ができていると思っています。
個人的にはグリーンロケッツをキャプテンとしてリードしていけたというのは、すごく誇りに思っていますし、すごく貴重な体験をさせてもらいました。試合を振り返ると、ラインアウトのアタックのところは、基本的には良かったと思います。ラインアウトディフェンスのところは色々調整しながらやっていかなないといけなかったのですが、対応性は良かったと思っています。ディフェンスのところで、トヨタヴェルブリッツに良いボールを与えてしまっている、ボールに絡めなかった、という部分が重要なテーマだと思っているので、そこをしっかり改善して、次の試合に向けてやっていきたいなと思っています。
最後に、感謝の気持ちを伝えたいのがノンメンバーの皆さんです。ノンメンバーの皆さんのおかげで、良い準備ができるようになっているので、しっかりみんなで一丸となって次の試合に向けて頑張っていきたいと思っています」

──マイケル・チェイカ(ディレクター・オブ・ラグビー)が合流されて、どういうことをおっしゃっているのか、チームにどういう変化が出たとか、そういうところを教えてください。

「今週からチェイカさんが合流したことによって、情熱とエナジーが一段と上がった気がするので、そこがチェイカさんの素晴らしいところだなと思っているのと、(チェイカさんが)個人個人の役割をしっかり明確にしていかなければいけないという責任感を選手たちに話していたので、それを踏まえて準備をしてきたところです」

NECグリーンロケッツ東葛
金井大雪選手

「久しぶりのホストゲームで、ファンの皆さんに勝ちを見せられなかったという部分はとても残念に思っています。試合に関しては、アタックで相手のブレイクダウンの圧力に負けてしまって継続ができなくて、ペナルティをおかしてしまったり、ターンオーバーがあって自陣に入られて相手の重いフォワードにじりじりやられて、というのが今日の展開だったのかなと思います。チームとしてこれからやることは、シーズン中に極端にフジカルが強くなったりするということはないと思うので、今、自分たちにできること、変えられることにフォーカスして、1週間試合も空きますので、神戸戦に向けてチーム一丸となって頑張っていきたいと思います」

──マイケル・チェイカ(ディレクター・オブ・ラグビー)の合流について。

「今週チェイカさんが合流して思ったのは、先程フェトゥも言ったように、ものすごく情熱がある人で、チームのエナジーを全体的に上げるという意志を感じて、それがチームに伝わって、ノンメンバーのトレーニングのモチベーションもすごく良い方向に作用していて、チーム内でさらに競争が進んでいるなという印象があります」

──本日は、久しぶりのホストゲームであると同時に、印西市のホストタウンデーということで、印西市から沢山の市民の方が試合を楽しみに観戦しに来たと思うのですが、今日の試合を見てちょっとがっかりした市民の方も少なからずいたのかな、と思われます。今後の改善点や自分たちのラグビーの問題がどこにあるのかなど、教えていただけますか?

「印西市の市民の皆様が来場した下さった日にも関わらず、ホストゲームで結果を出すことができなかったということは、我々にとっても非常に悔しい気持ちです。ここから自分たちがやるべきことは、先程ヘッドコーチからもあったと思いますが、自分たちのコントロールできることにフォーカスするということが1番かなと思っています。例えばトヨタのフォワードが大きいからといって、自分たちがこれからすぐに身体が大きくなるわけではないですし、自分たちの持っている強み、『エフォート』という言葉をよく使っているのですが、自分たちが動き続ける、であったり、スペースにアタックする、というようなところを更に伸ばしていく、ディフェンスの部分で1人2人という風にダブルタックルとかで身体の大きな相手に対してもどんどん向かっていくっていう部分を改善していければ、勝つこともできると思いますし、そういう自分たちの改善できる、コントロールできるところにフォーカスしてこれからやっていきたいなと思います」

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