NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン2(リーグ戦) 第9節
2022年4月2日(土) 14:30 Balcom BMW Stadium (広島県)
マツダスカイアクティブズ広島 14-59 三菱重工相模原ダイナボアーズ
三菱重工相模原ダイナボアーズ
グレッグ・クーパー ヘッドコーチ
「まずはスカイアクティブズ広島さん、素晴らしいスタジアムを準備して頂き感謝する。プレッシャーを受けることもありましたが最後は点差を広げることができた。試合中コントロールを何回か無くした場面もあったが、後半はコントロールを取り戻して今シーズン取りんでいることを見せることができた。毎週勝つことで勢いをつけることを目標にしていたが、本日も勝つことができた」
──今日で勝ち点42点となり、リーグ戦で1位です。
「チームダイナボアーズを誇りに思う。我々は相模原市も含め多くの関係者の代表であり目標はDIVISION1への昇格である。来週の三重ホンダヒート戦にも集中して臨みたい。選手全員が成長して、DIVISION1に昇格したい」
──コリン・スレイド選手が第1節以来の出場だったが、怪我が影響だったのか? 復帰したことの意味も教えてください。
「首を故障していた。コーチ陣とも相談し、首にプレッシャーをあまりかけないようにしてきた。本日も前半のみしか出場しないことを決めていた。今日は良いパフォーマンスを見せてくれたので嬉しい」
三菱重工相模原ダイナボアーズ
ヘイデン ベッドウェル‐カーティス キャプテン
「ダイナボアーズのファンの皆さまに感謝。試合毎にファンが増えている実感がある。試合中ルーズになった場面もあり、特に不要なオフロードもあったりしたが、最後は自分たちのやりたいラグビーができた。課題もあるが、来週の試合に向けてよい準備をしていきたい」
三菱重工相模原ダイナボアーズ
コリン・スレイド選手
──久々の試合出場となったが、今日のパフォーマンスはどうだったか?
「今日プレーできたことが嬉しく思う。試合前から40分出場する予定だったが良いパフォーマンスを発揮することができた」
──今後の試合ではどのようなパフォーマンスを発揮したいと思うか?
「試合に出るかどうかは自分が決めることではないが、Division1に上がることがチームの目標なので今後の試合でも良いパフォーマンスを発揮したい」
──本日の試合ではパスが多かったと思うがどういった選択だったか?
「パスを多用するマインドはなかったが、前半は風下でキックが飛ばないため、外に良い選手がいたので自分たちでキャリーするプレーを選択した」
マツダスカイアクティブズ広島
中居智昭ヘッドコーチ
「本日はありがとうございました。全勝中の三菱重工相模原ダイナボアーズに自分たちがどれだけ通用するかチャレンジすることをトレーニングでも積んできた。その中で最初の2トライは個で食い込まれ通用しないところもあったがそのあとしっかりチームで立て直して2トライとることができた。個で押し込まれる分、体力を消耗させられ、人数をかけないと止めることができなかったところが点数に現れた。チームとしては明確なプラン、ブレイクダウンで勝って繋ぐプレーができていたところがあってトライが生まれた。自分たちのプレーができていないときに相手の素晴らしいジャッカルを受けるシーンがありチャンスを与えてしまったところが反省点。この試合を成長の位置づけとしていきたい」
──前半は意図があって風上を選択したのか? ラインアウトの精度については?
「前半から良い形で試合を進めたいという意図がありキャプテンと選択した。ダイナボアーズはキックを多用してエリアを取ってくるという分析もあったので、キックが飛びにくいことでカウンターを狙っていた。何本かよいカウンターができた。しかし繋がらなかった部分もあり、今後、精度をあげていきたい。
ラインアウトの部分はこのリーグ戦を通して苦しんでいる。相手の素晴らしいロックの選手のコンテストの部分もあり、プレッシャーを受けたことと、自分たちのメンタルの部分で総崩れしたところもある。もう一度自信が持てるようなスキルのトレーニングを行いたいと思う。ラインアウトが取れたらよいモールができているので、そのチャンスをトライにつなげて行きたい」
──次の試合の日野レッドドルフィンズ戦はどのような印象をもってるか?
「日野レッドドルフィンズはキッキングゲームでエリアを取るのが上手いチーム。近場のFWで圧力をかけてオープンに展開するイメージ。次節では近場のゼロチャンネルの部分で戦うことで外のチャンスを潰していきたい。今日の試合でもインターセプトでトライを奪ったが、見えないところでバックスがサポートしていたからこそ思い切ったプレーに繋がった。今後もアグレッシブなプレーにつなげていきたい」
マツダスカイアクティブズ広島
亀井康平 共同キャプテン
「本日はありがとうございました。ダイナボアーズのブレイクダウンの強さはフォーカスしていたがブレイクダウンでのペナルティが多かったため、アタックのリズムを作れなかった。個々の接点で負けている部分があり、相手にプレッシャーを受けるシーンが目立った。次節に向けて取り組んでいきたい」
──本日の試合のブレイクダウンなど自分たちに足りないところは何か?
「カウンターなどから抜けたあとのサポート部分で人数が足りていない部分が課題。ゲインライン上で起こっているプレーに関しては早いサポートができているが、前に出たときにサポートができるように改善していく」
マツダスカイアクティブズ広島
大竹智也選手
──インターセプトのトライは狙っていたのか?
「周りの選手からの声で思い切って前に出ることができた結果、インターセプトすることができた。自分の強みであるランでトライを奪うことができた」
──インターセプトを狙えるディフェンスが理想的な形なのか?
「基本は1対1で相手を止めることが理想だが、そのなかでチャンスがあればインターセプトも狙う」
──後半点差を広げられる試合がいくつかあるが反省点は何か?
「得点後すぐに取り返されるパターンが多いということは、チーム内で共通認識としてある。自分たちに甘さがあるので気を引き締めていく必要がある」
──インターセプトは狙っていたのか?
「タックルにいくつもりだったが10番の選手のパスを見た瞬間インターセプトできると思い、切り替えた」
──50mの速さは?
「最後に測ったタイムは6.2秒ですが、それから体重は増えてます」