NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1(リーグ戦) 第13節 カンファレンスB
2022年4月16日(土) 17:00 ヨドコウ桜スタジアム (大阪府)
NTTドコモレッドハリケーンズ大阪 25-38 トヨタヴェルブリッツ
トヨタヴェルブリッツ
サイモン・クロン ヘッドコーチ
「試合の立ち上がりは非常に良かった。計画、シチュエーションも良くできていたし相手に敵陣15分プレッシャーを与えプレーが上手くいっていたと思う。チームとして落ち着きを失わず、モールでプレッシャーをかけたり自分達でコントロールしていた。今後の発展を考えるとシビアにいけるのではないかと思われる」
──今後、プレーオフに出るためには、全勝しなければならないが。
「チームとしては、1試合ずつ丁寧にやっていくことに尽きると思う。今回の試合は、得点の積み重ねの学びができたと思うが、ディフェンスでつめていかなければならないと思っている。最初の接点で、ポイントを取られないことが次への課題である。次の試合で80分間を集中していきたい」
トヨタヴェルブリッツ
姫野和樹 共同キャプテン/ゲームキャプテン
「今日の試合は満足している。試合で簡単に勝てることはないし、しっかり勝てたことをポジティブに考え、残りの試合もトヨタのラグビーを沢山見せられるように考えている」
──前半にリードを許してしまったが何が原因だったのか。
「自分達が意識を変えるところ、意識的に意識しようと後半入る前に言った。ここ数試合、後半で流れをつかむことができないケースがあり今回の試合は、苦手なところを受け止め意識を向けようとフォーカスし最初のファイブステップの一歩から意識して挑みメンタル的にも結果が出たと思う」
──吉田選手、古川選手、の印象は?
「和製バックローで、コミュニケーションもとりやすいし気合いも入って、心強くチームにとってプラスになればと思っている」
──今後、プレーオフに出るためには、全勝しなければならないが。
「自分達をコントロールしフォーカスして成長し続け、後退することなく日頃の練習、試合を大事にすることがベストだと思う」
──試合に満足しているのは勝ち点5の意識か。
「勝ち点5は、今後に大事なので意識した」
トヨタヴェルブリッツ
茂野海人 共同キャプテン
「キャプテンも言ったように今回の試合は、途中流れの悪かったところもあったが、まだまだ成長していけると思うので修正点を課題としていきたい」
──最初のトライでチームを引っ張ったが、どのような気持ちで挑んだのか。
「何も考えず、シンプルに役割をやりきる意識で挑んで、何かを変える必要もなかったし自分のプレーをした。リーダーであろうが、試合のなかで良いパフォーマンスを出すことが大事なので、そこにフォーカスしていた」
──兄弟との対戦はどうだったか。
「兄弟とできるのは、嬉しいし家族も観てくれ幸せだった。このような中で、プレーできる歓びを感じながら楽しもうと思った」
NTTドコモレッドハリケーンズ大阪
ヨハン・アッカーマン ヘッドコーチ
「応援に来てくれた皆様ありがとうございました。12対0から良い流れをつかんで、1点リードで後半に入ることができた。後半はディフェンスのエラーから一気にトライを許してしまいこのような結果になったが、選手達の決心、決意のところでは誇らしく思う。レフリングでグレーな部分があり試合の流れが変わったところが気になった。過去に帰ることはできないのでポジティブに考えて前に進んでいきたい」
NTTドコモレッドハリケーンズ大阪
牛原寛章ゲームキャプテン
「1ヶ月ぶりのホストゲームで、観客の声援でかなり後押しされた。ゲームは、前半の最初はきつい状況で1点リードで終わったが、モールサイドのディフェンスに課題が出たので残りの3試合に修正しハードワークしていきたい」
──チームの縮小が予定される中で、選手達のモチベーションはどのような感じか。
「応援してくださるファンの方々にチームスローガンに掲げている『Play to lnspire』で残り3試合を戦っていきたい」
──ホームゲームが残り1試合になり、ファンの方々に勝利を届けるためにも修正点は何か。
「サントリー戦でも今日でもリザーブの選手が入っても同じ強度でできるか、次の東芝戦までに修正し最終戦にファンの方々に勝利を届けたい」
NTTドコモレッドハリケーンズ大阪
ヴィンピー・ファンデルヴァルト選手
「前半は、ベンチで観ていたが、わくわくするようなゲーム展開で良くファイトしていたと思う。リードして後半に入ったが、取りきれなかったところは悔しいがチームに復帰でき嬉しく思う」
──開幕から怪我で出られなかったが、チームの状況をどのように観ていたか。
「かなりきつい状況だと思いながら、怪我人も多いし大変だと見ていた。昨シーズンのスターティングからメンバーがいなくなったが、ポジティブに若い選手達がチャンスを与えられ次のシーズンに向け良いチャンスになったと思う」
──残りの試合、どのようにコミットしていくのか。
「自分の持っている経験値をしっかりチームにもたらしたいと思うし、残りの3試合で勝利を得て勝ち点を取りたい」
──怪我によるリハビリ中のモチベーションは。
「最初は、かなりダメージを受け練習も試合もできないつらい思いをしたが、健康体でラグビーができていることを再認識できた機会でもあり早く復帰することがモチベーションであった。リハビリ中は、アキレス腱のリカバリーだけでなく細かい負傷も抱えていたが、そこも強化することができ過去3年間でベストな状態になった」
──リハビリ期間が予定より短く早い復帰だったが、何がそうさせたのか。
「身体のつくりで怪我からの復帰は比較的早いので、戻ってこられた」