2022.05.14 NTTリーグワン 2022 D1 第16節レポート(SA浦安 34-74 神戸S)

NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1(リーグ戦) 第16節 カンファレンスA
2022年5月8日(日) 14:30 ユアテックスタジアム仙台 (宮城県)
 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安 34-74 コベルコ神戸スティーラーズ

コベルコ神戸スティーラーズの右から、デーブ・ディロン ヘッドコーチ、橋本皓ゲームキャプテン、山下楽平選手

コベルコ神戸スティーラーズ
デーブ・ディロン ヘッドコーチ

「まずは何よりも選手たちの素晴らしいパフォーマンス・努力があった。最終節ということもあって、最終節に関わっていない選手や出場した選手など全員でお互いにサポートしあい、やることをやり、しっかり勝利をつかみ取ることができて、来季にもつながるような試合になったかと思う。神戸ラグビーと謳っている自分たちのスタイルを今日はやりきることができた。最後この最終節をスティーブ・カンバーランド ヘッドFWコーチにささげることができた。彼のご家族も上から見守ってくれているカンバーランド ヘッドFWコーチも今日の勝利を喜んでくれているのではないかと思う」

──7勝9敗。7位でシーズンを終えたが、簡単に総括をお願いします。

「ランキングの真ん中というのは非常に納得がいかない結果で満足していない。コロナのルールがどうしても大きく響いてしまった。そこが敗戦扱いになってしまったのが厳しいものとなった。横浜キヤノンイーグルス戦、東京サンゴリアス戦など、やる試合をやってその結果負けてしまったこともあった。それらの試合に関しては最後まで集中してプレーすることができず、敗戦となってしまった。その中でもチームバラバラになることはなく、直近のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦、埼玉ワイルドナイツ、ここ2、3試合のところで、一致団結して突き進んだ結果、いい形で終わることができた。やってきた部分をまとめ上げて修正してきた結果が最後に現れたのだと思う」

──先ほど来シーズンに繋がるものが見えたというコメントがあった。それはどのあたりか?

「先ほど申し上げた通り、負けた試合も僅差で負けた試合もあれば、大差で負けた試合もある。もちろん勝った試合もあるが、負けた試合から学ぶものが非常に多くある。我々としてはエキサイティングなラグビーというスタイルを掲げていて、そのスタイルがこの学びからより良いものになるのではないかということで来季に繋がるという意味で申し上げた」

──開幕節で負けた相手にこれだけの大差で勝てた要因は? 開幕節と今で何が一番違うのか?

「開幕節の前はコロナの影響で2~3週間ほど試合ができなかったり、ゲーム時間を稼ぐことができなかった。それで早い段階で崩れたり、あまり良くない流れが襲ってきた。ただ、そこからここまでのゲームの間に何ができるかをしっかり学べたことが、ここ最近の試合の結果、そして今回の試合の結果に繋がっていると思う」

──来季に向けてファンへコメントを。

「スティーブ・カンバーランド ヘッドFWコーチが亡くなった時にリーグワンのチーム全体から、そしてファンの皆様から素晴らしいサポートと素晴らしい言葉を受けたことに関して、この場を借りてお礼を申し上げます。そしてコベルコ神戸スティーラーズを応援してくださる皆様に対しても感謝を述べたいと思います」

コベルコ神戸スティーラーズ
橋本皓ゲームキャプテン

「試合開始直後から神戸のアタッキングラグビーを遂行することができて、得点を重ねることができたのが勝利の要因かと思う。後半、終盤のほうはシンビンが出て、スクラムで一人を失い、13人の状態だったので、失点はしてしまったがアグレッシブにディフェンスをして、そこからターンオーバーして得点することができた場面などもあって良かったと思う」

──神戸ラグビーを完成させたいということで今日の試合に臨んだと思う。今日の試合の一番良かったところは?

「一人ひとりがしっかり自分の役割を遂行できたかと思う。アタックだったら全員が前に上がってくるようなラグビーができた」

──試合に向けてどういうことをメンバーに伝えた?

「シーズン最後の試合なので、来シーズンにつながるいい試合をしようということ。仲間のためにしっかり体を張ろうということ。シャイニングアークスには開幕節で負けているのでしっかり仕返しをしようと伝えた」

──来季に向けてファンへコメントを。

「シーズンを通して応援ありがとうございました。自分たちの求めていた結果には届きませんでしたが、今シーズンの反省を活かして来シーズン優勝できるように努力していきたいと思います。また来年応援のほどよろしくお願いいたします」

コベルコ神戸スティーラーズ
山下楽平選手

「ここまでシーズンを通して体現しようとしていた神戸ラグビーを出せたのではないかと思う」

──4トライ素晴らしかった。4トライをこれまでの人生で1試合で取ったことはある?

「小学生の時の試合ではあった。それ以来」

──今シーズンのご自身のプレーについては?

「悪くなかったがもっとできた思う。シーズンを通して成長できた部分が手ごたえとしてあるので。来シーズンに向けてしっかり繋げていきたい」

──4トライとれた要因とは? 今日の試合に対してかなり気持ちが入っていた?

「トライだけが評価のすべてではないが、ここまでのシーズンを通して満足できる結果ではなかったので、そこは貪欲に狙っていこうと考えていての最終節だったので結果が出て良かった」

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安の左から、シェーン・ゲイツ キャプテン、ロブ・ペニー監督、(ひとりおいて)中島進護選手

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安
ロブ・ペニー監督

「まずは神戸におめでとうと言いたい。素晴らしいチームで、このシーズンの最後の試合を素晴らしいパフォーマンスで締めくくったと思う。プレーオフには入っていないが、素晴らしい力を持ったチームでそれを証明してくれた。前半はちょっと思い出すのもつらいような試合だったが、何が悪かったか振り返ればいろいろな点がある。シャイニングアークスとして最後の試合ということもあって選手のメンタルにも影響するものがあったし、前日の試合のこともあったので気持ちを作るのが難しかった。ただ、あれだけ点差が離れた状態で後半に臨んで、最後まで諦めず勝利を追いかけた選手たちに対して誇りに思う。選手たちは胸を張って去っていいパフォーマンスを見せてくれたと思う。人によってはこれで引退になったり、怪我を押してでもプレーする選手がいたり、個人的にいろいろな感情を抱えながらプレーする選手がいたが、みんな最後まで戦い抜いてくれて本当に誇りに思う」

──シーズンの全体的な総括をお願いします。

「総括すると、すごく楽しむことができたと同時にフラストレーションも溜まった。選手やスタッフ全員と強い絆を作り、仕事に来るたびにポジティブな気持ちになれるような環境づくりを頑張った。いい週もあれば悪い週もあり、一貫性を出せない部分でフラストレーションが溜まった。竹内柊平とか藤村琉士、バックスでは本郷泰司、トゥクフカ トネなどを起用した。竹内、藤村はまだ一年目でよく頑張ってくれて、このチームに今後の更なる可能性を示してくれた。飯沼蓮も素晴らしい将来が待っているかと思う。他にも羽野一志とヘンリーブラッキンがセブンズから戻ってきた。セブンズから15人制に切り替えるのは簡単ではなくて、順応してくれたがシーズンを通していいところもあれば悪いところもあり、一貫性のあるパフォーマンスを毎回2人から出せてもらえなかったことにフラストレーションが溜まるところがあった」

──昨日のことがあって気持ちを作るのが難しいというコメントがあったが、どのように立て直したか? また今後どのように過ごしていくか(今後入替戦がある場合に向けてという意味で)。

「最初の質問に関しては、昨日のこともあったが、NTTが再編成となり、選手によっては最後の試合になったり、今までのチームがなくなってしまうという部分が既にあった。いろいろな思いを持っている選手がいる中で、さらに昨日の試合の要素が付け加えられたので、そこが難しかった。今後に関しては新しいことを何かやるというよりも継続して強化を進めていく。トップ4、5、6のチームを見ているとパフォーマンスに一貫性があるので、リクルートも数年で新しい選手や強化をするための選手が入ってくると思うので、引き続き今やっていることを続けていくと数年後には上位チームともしっかり競ることのできるチームに成長していくようになると信じている」

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安
シェーン・ゲイツ キャプテン

「ああいう前半を過ごしてしまうと、後半上るにはしんどい高い山に向かっていかないといけなかった。そこであきらめないで頑張って選手一丸となって向かって行こうということで後半に臨んだ。結果は残念ながら伴わなかったが、神戸には改めておめでとうと言いたい」

──今日のような試合はキャプテンとして声掛けが難しい状況が前半続いたと思う。どんな声掛けをしたか? そして、後半に逆襲があったがどんな瞬間にチームメイトを誇りに思った?

「起きたことは過去のことなので、次のプレー、次のキック、次のラック、次のタックル、次のことにフォーカスしようと声掛けをした。後半に向けてはしんどい時間もあったが、シャイニングアークスのプレーの輝きを見せられるところが数か所あったので、そういったところでは誇りに思っている」

──昨日のことがあって気持ちを作るのが難しいというコメントがあったが、どのように立て直したか? また今後どのように過ごしていくか(今後入替戦がある場合に向けてという意味で)。

「最初の質問に関してはロブが言ったことそのままだと思う。2つ目の質問(入替戦があるかどうかについて)は自分たちのコントロールできる部分ではないので、リーグなり関係者の判断を待ちたいと思う」

──ファンに向けてメッセージを。

「今年はいろいろなことがあり、チャレンジングな難しいシーズンだった。ファンの皆様の応援はいつでも力強かった。ファンの皆様も来れる試合と来れない試合があったと思うが、フィールド上でもフィールド外でいろいろな要因があっても、継続して応援してくれていたので、本当に力になった。ファンや、家族や子供たちがフィールドに来て応援してくれるのは心強いものなので、すごくありがたく感じている。今後に関しては継続して頑張り続けることをファンの皆様に約束するので、来年強くなって帰ってきたいと思う」

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安
中島進護選手

「まずは神戸さん勝利おめでとうございます。自分たちはリーグ戦最終節ということですごく特別な思いで、ここに向けてこの期間いい準備をしていた。結果はすごく残念だったが、シャイニングアークスとして最終節でしっかり体を張れたかと思う」

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