2023.11.24「THE CROSS-BORDER RUGBY 2024」2月3日〜10日に日本で開催
THE CROSS-BORDER RUGBY 2024
日本開催決定のお知らせ
ラグビーワールドカップ2023準優勝NZから強豪2チームが来日!
NTTリーグワン2022-23王者 クボタスピアーズ船橋・東京ベイほか 全4チームと対戦!
一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン(以下、JRLO)は、2024年2月に日本で、ジャパンラグビー リーグワンに参加する4チームと、南半球ラグビー最高峰のリーグである「スーパーラグビー・パシフィック」に参加するニュージーランドの2チームが対戦する、「THE CROSS-BORDER RUGBY 2024」の開催が決定したことをお知らせいたします。JRLOが主催・主管して行う国際試合は初開催となります。
この「THE CROSS-BORDER RUGBY 2024」は、異なる国のラグビーカルチャーが交わり、新たなラグビーカルチャーとラグビーの歓びを世界に誕生させるため、世界トップレベルのクラブチームとリーグワン参加クラブチームの競技機会を実現し、世界中のファンの皆さまへ魅力ある試合観戦機会を創出するものであり、合わせて、リーグワンチームと選手の競技力向上をはかることを目的に開催いたします。
なお、この試合は、2023年5月に公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(以下、JRFU)と、ニュージーランドラグビーフットボール協会(以下、NZR)が、両協会の連携をさらに深め、アジア太平洋地域全体のラグビー競技発展のために締結した覚書に基づき、JRLOも含めた3者によって対戦機会を実現したものです。
今回は、ニュージーランドの2チームと日本の4チームによる全4試合の交流戦となりますが、将来的にはチャンピオンシップを決める公式大会としての開催を目指します。
なお、本試合は、参加チームのコンディションを十分考慮した上で、試合開催の判断をして参ります。その他の試合ルール、キックオフ時間、観戦チケット情報、放送予定などの詳細は決定次第、お知らせいたします。
THE CROSS-BORDER RUGBY 2024 概要
・主催:一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会
・主管:一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン
・参加チーム:
【ジャパンラグビー リーグワン参加チーム】
- クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 優勝)
- 埼玉パナソニックワイルドナイツ(NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 2位)
- 横浜キヤノンイーグルス(NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 3位)
- 東京サントリーサンゴリアス(NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 4位)
【ニュージーランド/スーパーラグビー・パシフィック参加チーム】
- ギャラガー・チーフス(Gallagher Chiefs)
スーパーラグビー・パシフィック2023 レギュラーシーズン1位/プレーオフトーナメント準優勝 - ブルーズ(Blues)
スーパーラグビー・パシフィック2023 レギュラーシーズン3位/プレーオフトーナメント準決勝敗退
・THE CROSS-BORDER RUGBY 2024試合日程:
第1戦 2024年2月3日(土) | 東京サントリーサンゴリアス vs ブルーズ | 秩父宮ラグビー場 ※ |
第2戦 2024年2月4日(日) | 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs ギャラガー・チーフス | 熊谷ラグビー場 |
第3戦 2024年2月10日(土) | クボタスピアーズ船橋・東京ベイ vs ギャラガー・チーフス | 秩父宮ラグビー場 |
第4戦 2024年2月10日(土) | 横浜キヤノンイーグルス vs ブルーズ | ニッパツ三ツ沢球技場 |
※ 第1戦は第10回全国女子ラグビーフットボール選手権大会 決勝と併催予定
▼開催期間中はNTTジャパンラグビー リーグワン2023-24のディビジョン1の試合は行われません。
▼クロスボーダーマッチの対戦成績や記録は、NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24の成績等にはカウントされません。
ジャパンラグビー リーグワン理事長 玉塚元一 コメント
「このたび、THE CROSS-BORDER RUGBY 2024の開催が決定したことを大変嬉しく思います。これは、リーグ発足当初から計画していた世界トップレベルのクラブチームとリーグワンチームの試合の実現であり、今後の世界のクラブラグビーとの交流や対戦に向けた記念すべき第1歩です。
今回は10月28日に閉幕したラグビーワールドカップ2023フランス大会準優勝のニュージーランドから2チームを迎えます。ファンの皆さまには、世界最高峰のラグビーを楽しみにして頂くとともに、リーグワンのチームが世界の強豪とどう戦うのか、その挑戦と結果にも、どうぞご期待ください。
また、この大会はリーグワンでプレーする日本代表や世界の名だたる選手たちとニュージーランドチームの対戦となり、日本のリーグワンのファンの皆さまはもちろん、世界のラグビーファンも注目する大会になることでしょう。ジャパンラグビー リーグワンの存在と価値を広く世界へ打ち出すチャンスと捉え、将来的な大会拡大も視野に、素晴らしい大会となるよう準備を進めてまいります。
最後に、この大会の開催実現に至るまでには、NZR、JRFUの多大なサポートを頂きました。両団体には、ジャパンラグビーリーグワンを代表して、心から感謝を申し上げます」
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ フラン・ルディケ ヘッドコーチ コメント
「我々はこの新しいクロスボーダーのラグビーゲームに参加できることにエキサイティングな気持ちでいっぱいです。他のリーグワンのチームにとっても、海外のチームと試合をすることは素晴らしい機会です。ファンにとっても選手にとっても、本当にエキサイティングなことです」
ニュージーランドラグビー協会 マーク・ロビンソンCEO コメント
「ギャラガー・チーフスとブルーズが、日本で試合ができるのは素晴らしいことだと思っています。これは、今年当初にJRFUとの間で締結したMOUの目的の一つでありますので、実現できることを嬉しく思います。私たちの目標は、多くのチームがより頻繁に日本で試合ができるようになることであり、同時に、スーパーラグビー・パシフィックとジャパンラグビーリーグワンが共に発展していくことを期待しています」
チーフス サイモン・グラフィスCEO コメント
「JRFUとNZRの間で締結されたMOUは、ギャラガー・チーフスが従来のオーストラリア、ニュージーランド、南太平洋のマーケット外に進出する素晴らしい機会を生み出しました。ブルーズと共に、ニュージーランドのスーパーラグビーのスタイルを披露する機会を得ることができると思っています。
これまでのオールブラックスとオールブラックスXVの試合に対する日本のファンの反応からも、我々のラグビーに対して大きな需要があると思っています。今回のクロスボーダーが、日本でのファン層の拡大に役立つことを願っていますし、選手やスタッフにとっても特別な経験になるでしょう。ニュージーランドのスーパーラグビークラブとJRFU、そしてJRLOとの関係を深め、毎年試合を行うことを検討しています」
ブルーズ アンドリュー・ホアCEO コメント
「これはエキサイティングなパートナーシップの始まりであり、スーパーラグビーを再活性化するための大きな戦略の一つでもあります。近年、日本のラグビーの成長と進化を目の当たりにしており、スーパーラグビーとしても、今後重要なマーケットだと捉えています。
グローバルなクラブ間のつながりは非常に重要であり、このクロスボーダーは、日本での自分たちの存在価値を高めるだけでなく、ファンは世界中のラグビーやそのプレースタイルを比較することが可能になります。
選手やコーチは、お互いの関係を築き、コンビネーションを生み出す質の高い時間が得られることになり、2024年のシーズンが素晴らしいものになることを期待していただけると思います」
*スーパーラグビー・パシフィック、そして来日するチーフス、ブルーズについては、
「THE CROSS-BORDER RUGBY 2024」スーパーラグビー&来日チーム情報!
もご覧ください。