NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン3（リーグ戦） 第9節
2022年3月26日（土） 13:00 えがお健康スタジアム （熊本県）
九州電力キューデンヴォルテクス 8-27 豊田自動織機シャトルズ愛知
豊田自動織機シャトルズ愛知の徳野洋一ヘッドコーチ（右）、中村大志ゲームキャプテン豊田自動織機シャトルズ愛知
徳野洋一ヘッドコーチ
「素晴らしいグラウンドで素晴らしい準備をしてくださった九州電力キューデンヴォルテクス、関係者の皆さんにお礼申しあげます。
かなりの雨で悪いコンディションの中、競り合いをうまくコントロールし、フォワードの力勝負でチャンスメイクしていくというゲームプランで臨んだ。トータルではうまくコントロールしながら戦えた。九州電力戦は前回も雨でうまく戦えなかったが、今回うまく戦えたのは大きな収穫」
──前半の接戦から後半の得点増への戦術面の変更は？
「特に変えてはいなかった。前半にはあまり得点は動かない展開になると想定していた。後半に徐々に点差が開くようなゲームプランを用意していた。８０分を通して描いていた通りのプランになった」
──次節勝てば全勝。それに向けて一言お願いします。
「次節(順位決定戦前の)最終戦で全勝を目指すが、我々自身がどう成長するかということが非常に大事なポイントだと考えている。今日よりもさらに成長した姿を２週間後に見せられるようフォーカスしていきたい」
豊田自動織機シャトルズ愛知
中村大志ゲームキャプテン
「悪天候の中、準備してきたものをゲームの中でどう表現していくか、また選択をするかだったが、前回よりもレベルアップしていて、選手たちも手ごたえを感じていた。まだまだ完璧ではないので次節に向けもっとレベルアップしていきたい」
──次節勝てば全勝。それに向けて一言お願いします。
「もちろん全勝を目指しながらも、更にレベルアップができるよう、質といった部分でも選手同士でそれをグラウンドで表現することだと思うので、今日よりも明日、さらに次の試合でレベルを上げられたらと思っている」
九州電力キューデンヴォルテクスのゼイン・ヒルトン ヘッドコーチ（左）、高井迪郎 共同キャプテン九州電力キューデンヴォルテクス
ゼイン・ヒルトン ヘッドコーチ
「高井キャプテン50キャップ獲得おめでとうございます。試合に関してはゲームコントロールが上手くできなかった。機会を作ることはできたが遂行することができなかった。その点が課題だ」
──前回の対戦では7点差だったが、今回は8-27と点差が開いた。
「点差に関しては気にしてはいない。自分たちのやりたいことができれば僅差になっていたと思う。相手チームはチャンスを成功させていたが自分たちはその逆であった」
──先発メンバーだった熊本県出身の萩原選手の今日のパフォーマンスに関しては？
「彼にはいくつかの機会を与えている状態で、彼はラグビーの旅の途中であり、学んでいる最中。間違いなく言えるのは彼が今はベストコンディションであることだ」
──(順位決定戦前の)最終戦となる次節に向けての意気込みは？
「うちにとってはグランドファイナルだと思っている。すごく大事な試合。試合までの2週間しっかり準備したい。試合を楽しみしている」
九州電力キューデンヴォルテクス
高井迪郎 共同キャプテン
「節目の50キャップ目を熊本の最高の舞台で迎えられたことは大変嬉しい。ゲームに関してはプレッシャーをかけ続けなければいけないところで、ミスが出たり、ペナルティで陣地を下げられてしまった。エリアの中盤のところを改善できれば、自分たちが目指すラグビーができるのではないかと思う。その点を次節までに修正していきたい」
──前回の対戦では7点差だったが、今回は8-27と点差が開いた。
「自分も点差に関しては気にはしていない。自分たちがしっかり80分間戦い続けられたことが重要であった。そのようなチームを誇りに思っているし、胸を張れる仲間たちである。相手がしっかりプレッシャーをかけてきて規律あるディフェンスをされた中、こちらがそれを崩せなかった」
──先発メンバーだった熊本県出身の萩原選手の今日のパフォーマンスに関しては？
「チームメンバー全員が誇れる仲間である中、彼は信頼できる選手。若い選手だが非常にアグレッシブで練習に対する態度も素晴らしい。今後はチームのリーダーになっていく選手と思っている。もっと頑張ってほしい気持ちもあるが、一緒にゲームに出場しているのが楽しい選手だ」
──(順位決定戦前の)最終戦となる次節に向けての意気込みは？
「どのチームと対戦するにしても、同じようにマインドセットをもってゲームをしようと話している。クリタさんには長い間勝てていないので、そこはしっかり結果がついてくるように2週間であらゆる準備をしていきたい」
