2022.03.11 NTTリーグワン 2022 D2 第6節レポート(日野RD 19-20 三重H)

NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン2(リーグ戦) 第6節
2022年3月6日(日) 12:00 武蔵野市立武蔵野陸上競技場 (東京都)
 日野レッドドルフィンズ 19-20 三重ホンダヒート

三重ホンダヒートの上田 泰平ヘッドコーチ(左)、古田 凌キャプテン

三重ホンダヒート
上田泰平ヘッドコーチ

「上手くいかない流れの中でのラグビーだった。選手たちが下を向かずに前を向いて最後までいいプレーができた。日野の素晴らしいディフェンス、ランナーを使って素晴らしいラグビーだった。ホンダとしてはうまく勢いを出させないようにラグビーができた」

──ミスが多かったが、こうなってしまったそもそもの要因はどう考えているか?

「全員がコミュニケーションをとってプレイしていなかったのが大きな原因。ミスにつながったのも、個人が判断しミスにつながった。負のサイクルに入ってしまった。後半は個人で判断したことにも、チームで正しい方向にもっていきなさいと指示した。うまく修正してくれた」

──決勝トライになったジョノ・ランス選手の交代について。どんなことを考えてあのタイミングで投入したのか?

「日野が2点リードしている場面でしっかりとアタックできる選手を入れた。後半の陣形を考えても自分たちがしっかりとテリトリーをとっていけばプレッシャーをかけられるという自信があったのでジョノを投入した」

──これまでルーキーで李選手が出ているが、この選手の活躍、成長具合はどうか?

「三重は若いチーム構成となっている。その中で若手がしっかりと姿勢を示してくれている。少ないベテラン選手にもいい刺激になっている。若手の活躍はヘッドコーチとしても幸せに感じている」

──ウクライナの状況を見てどう思うか?

「ウクライナとロシアの戦争について、2か国ともいいラグビーチームをもっている。早く解決してこのチームがいいパフォーマンスを見せてくれるような環境になってくれることを願っている」

三重ホンダヒート
古田 凌キャプテン

「今日はタフな試合だった。日野もアタック、ディフェンス共にいいプレッシャーをかけてきて、その中でホンダのスタンダードを見せれた。次に向けて頑張っていきたい」

──ジョノ・ランス選手の決勝トライはどう見ていたか?

「素晴らしいトライだった」

──これまでルーキーで李選手が出ているが、この選手の活躍、成長具合はどうか?

「リーダーシップをとってくれている。僕自身もやりやすい。コントロールしやすく助かっている」

──生方選手がいい声を出していたが、チームにとってどういう影響を与えているか?

「どこからでもリーダーシップを発揮し声も出してくれる。今年からキャプテンをしているが、頼りにしている。憧れている存在でもある」

三重ホンダヒートのジョノ・ランス選手(左)、藤﨑眞樹選手

三重ホンダヒート
藤﨑眞樹選手(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)

──前節から連続のトライだったが、三重の攻めとして陣形や流れはいかがでしょうか?

「ディフェンスが頑張っている中でそれを読んでボールを回してもらってトライにつながっている」

──難しい時間が多かったが、最初のトライの振り返りをお願いします。

「アグレッシブにプレイしようとしていた」

三重ホンダヒート
ジョノ・ランス選手

──交代してすぐに得点に絡むプレイがいくつかあったが、今日のパフォーマンスを出せたことについて。

「今週練習してきたことがうまくプレイができた。このスコアが出たことがチームにとっても良かった」

──リーグワンでのプレイは今までの環境と比べてどうか?

「スタンダードが高く感じる。ホンダヒートのトレーニングからもそういったことを感じている。フィットネスもそうだがワールドクラスだと感じている。リーグワンのスタンダードを楽しみたい」

──交代前、ベンチから見ていてどういったところに活路を見出していたのか?

「チーム全体がいいエナジーで入っていた。うまくいくはずと分かっていたが、うまくいかない時もある。昔からやっていたことはグラウンドに出たらいち早くプレイに入ってしっかりとエナジーをキープしていくところを考えていた」

──最後のトライは練習したものなのか? どういった判断だったのか?

「フィールドのあの部分でプレイしてくのは完璧だった。すべての人間が参加しているプレイ。練習してきたプレイがうまく出た」

──今季から加入でチームの中でのフィット具合は?

「今日のゲームは私たちにとって後半戦しっかりと戦っていくためにも大事なゲームだった。勢いを積み重ねてパフォーマンスを続けていく事が重要になっていく」

日野レッドドルフィンズの箕内拓郎ヘッドコーチ(左)、堀江恭佑 共同キャプテン

日野レッドドルフィンズ
箕内拓郎ヘッドコーチ

「たくさんの方に足を運んでいただき感謝している。運営側にも感謝している。大事なところでミスをしてペナルティーをもらったり、前回に比べて良くなったところはたくさんあったが、チームとして何が必要なのか、何をすべきなのかを総括して翌週以降の試合に臨んでいきたい」

──ラストのシーン、終わった瞬間どんな思いだったか?

「1点差をひっくり返すことができたのではないかという思いで見ていた」

──この敗戦のチームにとっての重みは?

「どの試合でも負けていい試合はない。ここから気持ちを切り替えて来週土曜日の試合も迫っているので、前を向いていくしかない」

──この先ビジターが続くがどのように進めていくのか?

「勝ち点も意識しながらという事もあるが、1試合1試合ファイナルという気持ちで戦っていく。チームの成長に繋げていきたい。その先の展開も視野に入れて来週から取り組んでいきたい」

──トライをとった東郷選手の現在の評価は? リザーブとして期待しているという事なのか?

「常に冷静な選手という評価。前半の流れを変えたプレイや後半のキックの使い方だったり、違うポジションでの起用だったが、チームに安定感をもたらしてくれた。スタートしてもリザーブとしても、もちろんいろいろなポジションで使える。今日のパフォーマンスも良かったし、今後楽しみにしている選手の一人です」

──ウクライナの状況を見てどう思うか?

「個人の見解ですが、平和な環境の中でラグビーをやらしてもらっているということに感謝している。戦争が早く終わるためにできる事があればチームとしても個人としてもやっていきたい」

日野レッドドルフィンズ
堀江恭佑 共同キャプテン

「この試合に向けて2週間ホンダに勝つことを目指して準備してきた。それを出せたところもいっぱいあったが、自分たちのミスで苦しい展開にしてしまった。自分たちが改めてフォーカスして戦っていきたいと思った。学びの多い試合だった。来週土曜日の試合に向けて準備していきたい」

──この試合のテーマは?

「前回の反省もあったが、自分自身がしっかりとしたエリアでしっかりとしたラグビーをしていくということにフォーカスを当てていた」

──ラストの相手のシンビンでスクラムを選択してトライを狙いに行ったがどういった判断だったのか?

「13番がイエローだったが、バックスコントローラーの10番、9番と話をして、選択肢はあったが相手のバックスがいないという事でスクラムを選択した」

──前回の試合に比べて今日良くなった点は?

「エリアのキックの使い方やどのエリアで自分たちが戦うのか、そこまでどう運ぶのか、エリアの部分では改善できた。まだミスはやっぱりある」

──武蔵野競技場は初めてだったが、選手にとって新しい競技場でプレイするための準備sなどはあるか?

「選手がやる事は変わらない。どんな会場でもファンの方たちが近くに感じられてすごくうれしいです」

日野レッドドルフィンズの東郷太朗丸選手(左)、村田毅選手

日野レッドドルフィンズ
東郷太朗丸選手

──今日のパフォーマンスはどうだったか? 最後の幕切れをどう感じたか?

「3節のホンダ戦では出場機会をもらえなかった。自分の中ではいい準備をしていいプレイをしようと心がけていた。想定していたより早く交代となったが、最後チームを勝たせることができなかったことが課題」

──ビックゲイン、後半のトライ、それぞれどういった状況だったか。

「ゲインしたときは、北原がいいスペースにボールを入れてくれたのでそれに反応した。最後のトライも橋本がよくスペースを見てくれており、相手のバックスが1枚少ない中で確実に僕か片岡が空いているところに正確にパスしてくれた」

──はたから見ていて状態がすごくよく見えるが理由があるのか? メンタルとか?

「ラグビーだけあまり考えすぎずに、平日仕事もしているのでしっかりと両立してラグビーだけにならないようにしている。日野に入ってからは1年目は公式戦に出れなかったが、ポジションを変えてから試合に出場できる機会をもらった。高校、大学と試合に出ないという事がなかった。日野で試合に出れない時期、特に1年目はラグビーのことを考えすぎていた。3年目から思い切ってラグビーから離れる事をやり始めたら、うまくいくようになった。ポジションについても10番だけでやるためにはレギュラーにならなければいけない。複数のポジションができる事(いろいろなポジションを経験したこと)で多角的にとらえる事ができるきっかけとなった。若い選手のサポートもできるようになった。いろいろなポジションができる事でチームにも自分にも還元できる。もちろん長い時間プレイするという事は目指していく。そのためにはディフェンスやキックだったり判断が求められるポジション。ゲームライクな感覚を研ぎ澄ましていかなければならない。試合を俯瞰で見て『東郷がゲームを支配していた』と思われるようにしていきたい」

──リザーブでの出場が多いが、心がけは。ポジションはスタンドオフ、センターどちらがやりやすいか?

「ポジションにこだわるよりはチームがいい方向に行けるようにプレイする事を心がけている」

日野レッドドルフィンズ
村田毅選手

──途中出場だったが、ベンチで待っているときの気持ち、出場後の気持ちを教えてください。

「ケガで2シーズンぶりの公式戦だった。試合する事に慣れていたが、辛いシーズンを過ごしたことで若いころのように緊張したし、そこに向けて色々考える事もあった。交代してからはシンプルなプレーにこだわろうと。運動量を自分の強みとしているのでそこはやり切ろうと。最後残念だったが、次につながるゲームだった」

──ケガした部位は?

「2年前から膝をケガしており、昨年末復帰したがプレシーズンマッチで顎を骨折した。今は完治している」

──長いリハビリの中でメンタル的に考えていたことは?

「このチームに来てから3年ぐらい試合に出る事が多かった。試合に出ていないメンバーやスタッフと過ごすことで、自分の中ではチームのことを今まで以上に感じる事ができた。それを経て今の自分がいる」

──34歳、ベテランとしてチームに対してこれからどういう風に貢献していきたいか?

「プレイしていなかった時間もチームは前に進んでいた。若い選手がすごく伸びている。その競争に勝ちにいく。グラウンドに出たら運動量をしっかりと出していきたい。今負けが続いているが、自分がキャプテンだった時も同じ状況で辛い思いをしたことがある。その経験を活かし今の堀江やプル(共同キャプテン)にアドバイスできるのは自分しかできないことだと思っている」

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