2022.04.15 NTTリーグワン 2022 D1 第12節レポート(S東京ベイ 21-30 横浜E)

NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1(リーグ戦) 第12節 カンファレンスA
2022年4月9日(土) 14:30 万博記念競技場 (大阪府)
 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ 21-30 横浜キヤノンイーグルス

横浜キヤノンイーグルスの沢木敬介監督(右)、庭井祐輔ゲームキャプテン

横浜キヤノンイーグルス
沢木敬介監督

「まずは勝利することができて良かったと思います。また、チームもいい方向に進んでいると思います。ただこれからも試合も残っていますし、トップ4が目の前にぶら下がっている状況ですのでチーム全員で一戦一戦成長しながら、自分たちのスタイルを築き上げながら、更なる進化をしていきたいと思います。本日はどうもありがとうございました」

──手堅くスコアを重ねるゲームプランだったのでしょうか。

「後半に関しては相手がシンビンだったからこそ、スコアを取って帰ってくるという鉄則に従い、リーダー陣たちが中心となりゲームコントロールしてくれました」

横浜キヤノンイーグルス
庭井祐輔ゲームキャプテン

「本日はありがとうございました。まずは勝ったことが自分たちにとっては大きな進歩だったと思います。トップ4の相手に対して、勝ちたいというのはシーズン前からチーム内で言っていたことなのでそれがかないました。もう一つ良かった点としてはチームとして成長できているという実感を持てた試合だったと思います。試合を通して、一喜一憂せずに一貫性を持ってプレーできたと思います」

──具体的にどのようなところが成長できたと思えるか。

「前回はブレイクダウンの部分で負けてしまいましたが、その課題の部分をしっかりと修正できたと思います。ブレイクダウンの部分で善戦できたからこそ、この結果があると思います。そこが成長できた点です」

──モールが効果的だった印象を受けますが、どのように感じていますか。

「モールは今シーズンの武器の一つだと思います。チーム内でもどんどん使っていこうと話しています。相手が一人少ない時間帯で、効果的に使っていきたいと思っていました。モールは時間を割いて、本当にめちゃくちゃ練習してきたので、こうした形で結果に出てよかったです。佐々木コーチに感謝しています」

──クボタスピアーズ船橋・東京ベイ側に反則をとらせる要因となったのは何でしょうか。

「相手は大きくフィジカルに自信のあるチームなので、その分フィットネスの部分で有利に立ちたいと思っていました。前半、だいぶやり合った分、後半は足が止まった印象を受けます。フィットネスの部分で勝ったからこそ、この結果が得られたと思っています」

横浜キヤノンイーグルスのエスピー・マレー選手

横浜キヤノンイーグルス
エスピー・マレー選手

「今日この会場に着いた時点で、非常に難しい試合になるということは分かっていました。そしてフィジカルな試合になることも分かっていました。この試合のためにしっかりと準備している状態じゃないと駄目だということは分かっていました。
そうして準備して臨んだ試合ですが、前半は近い点差でしっかりと戦えていたと思います。後半は私たちに勝機があると分かっていましたし、そうした展開が試合でできた結果になったと思います」

──後半に勝機があるというふうにおっしゃっていましたが、具体的にどのような点でしょうか。

「後半プレッシャーをかけ続けていけば、相手が何か無理なプレーでミスが起きると思っていました。それは、ノックオンだったり、ペナルティなどです。
点数を積み重ねることによって着実にスコアボードで点差を広げる。そうした結果、最後の10分になった時点で、相手は無理やり仕掛けなくてはいけない状況になる。そうした点で、勝機があると思っていました」

──この試合で成長を感じた部分はどこでしょうか。

「私自身選手として、この試合はとても重要な試合でした。個人的にも難しい時期を過ごしている中で、選手としての価値を証明しなければいけない試合でした。3年前にイーグルスに来てから一人の選手として、常にチームに対してレガシーを残し、チームを成長させられるように取り組んでいました。そうした中で TOP 4のチーム相手に対しても、自分たちの能力をしっかりと信じて戦うことが徐々にできるようになったんじゃないかと思っています。チームとしてもしっかりとこのまま継続して成長していきたいと思います。
今日の試合では、私自身がこのチームでキープレーヤーであることを証明したいというモチベーションで臨みました。このチームの助けになる選手であることを示したかったのです。
そんなチームを成長できる選手がいればいるほど良いチームになってくると思います。そういったことを、今日のゲームではチームとして示していたと思います。私たちはお互いが助け合いながら、より良い選手になるように取り組んでいます。選手たちの中では、フィールド内外でお互いに助け合っています。特に梶村選手や庭井選手やマフィ選手、そしてプロップ陣。こうした選手たちが選手として向上しようと努力することが重要だと思いますし、その結果がトップ4としての結果に繋がってくると思っています」

クボタスピアーズ船橋・東京ベイのフラン・ルディケ ヘッドコーチ

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
フラン・ルディケ ヘッドコーチ

「イーグルスさんにおめでとうと言いたいです。私達はとてもプレッシャーを受けました。ペナルティという点にもそれは現れていたと思います。そういった規律の部分でも、前半はうまくいったのですが、後半はうまくいきませんでした。
日本のラグビー界は成長し、リーグワンもいいリーグに成長していると感じます。今後もこういったように、どのチームも強いパフォーマンスを出してくると思います。我々もそれによって、課題を修正し、より成長できます」

──反則を重ねた要因は何でしょうか

「モールやブレイクダウンなど様々なところがありますが、結局のところは精度だと思います。ただこの点においてはすぐに修正できる点です。また、我々の強みの部分でもありますので、課題を修正してより成長したいと思います」

──後半劣勢になってしまいましたが、その要因は何でしょうか。

「自陣に釘付けになってしまった要因としては、9番10番15番というところがエリアを取ることができなかったことが要因としてまずあります。またプレッシャーを受け、ボールを獲得することができなかったことも理由としてあります。そうした点がうまくいかないと、いかに選手が努力しても自滅してしまうような状況になってしまいます。
また、レフリングに対してもレフリーのスタンダードが高く、私たちがそれについて行くことができなかったというところも、劣勢となってしまった要因としてあります」

クボタスピアーズ船橋・東京ベイのファウルア・マキシ選手(左)、立川理道キャプテン

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
立川理道キャプテン

「なかなかペースを掴めない80分でした。その理由としては、まずペナルティがあると思います。そして、プレーの精度の低さも出ていてしまっていたと思います。そこをしっかり改善することが今後に繋がります。
皆のハードワークを見ることができましたし、悪かったところだけが全てではないと思います。また、次戦に向けて一週間準備していきます」

──反則が多くなった要因は何でしょうか。

「映像を見ないと何とも言えないですが、今の肌感覚としてはまずはブレイクダウンのところ、そしてフォワードの所で反則が多かったと感じています。ただそこは自分たちの強みでもあります。レフリングの部分でも、ゲーム中に修正できなかったことも改善する必要があると思います」

──気温は高かったが天候の影響は。

「バックスとしては、特に風下の後半に大きなフォワード陣を前に出すことができませんでした。それが劣勢となってしまった要因としてあると思います。逆にイーグルスは風下の前半に、キックをうまく使いながらよく戦っていたと思います。そういったゲームの作り方というところも含めて、今日の試合は課題が多かったと思います」

──プレーオフがプレッシャーになっていたり、モチベーションになったりなどありますか。

「これからの数週間どのようなプランニングをするかは、コーチやスタッフに任せていますが、選手たちは一戦一戦戦うことにフォーカスしています。
プレーオフや順位に気を取られず、目の前の試合に集中することを意識しています。あまり先を見据えず、一戦一戦戦うことでチームの状態が良くなっていっていると感じています」

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
ファウルア・マキシ選手

「前半は自分達のラグビーがうまくできていた所もありましたが、後半は自分たちのミスで、流れを相手に奪われました。苦しい時間もあり、その時間帯では、自分たちのラグビーができなかったと思います。非常に悔しい結果となりました」

──ブレイクダウンで反則が多かった印象を受けますが。

「自分たちのシェイプが崩れていたと思います。サポートが遅れてしまっていました。そういったところでジャッカルを受けて、反則に繋がったり、ボールを奪われてしまったりしてしまいました。そういった点は次の試合では修正したいと思います」

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