2022.05.14 NTTリーグワン 2022 D1 第16節レポート(横浜E 26-14 GR東葛)

NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1(リーグ戦) 第16節 カンファレンスA
2022年5月8日(日) 12:00 昭和電工ドーム大分 (大分県)
 横浜キヤノンイーグルス 26-14 NECグリーンロケッツ東葛

NECグリーンロケッツ東葛の左から、ロバート・テイラー ヘッドコーチ、フェトゥカモカモ・ダグラス ゲームキャプテン、田中史朗選手

NECグリーンロケッツ東葛
ロバート・テイラー ヘッドコーチ

「本日お越しくださった皆様に感謝申し上げます。大分のこの大きなスタジアムでプレーでき、またスタジアムの大きさに関わらずファンの方々に沢山声援を送っていただいたおかげで、満員のスタジアムのような雰囲気でゲームをすることができました。
もちろんチームとしては勝ちにこだわりたいですが、今日の横浜キヤノンイーグルスのパフォーマンスは素晴らしいものでした。チームとして80分間継続的に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたことを誇りに思います。NECグリーンロケッツ東葛は新しいコーチ陣と新しい選手達、今日は若手の選手達もいましたが、全員が80分間ハードワークし、特にセンター二人が怪我した時もそのシチュエーションに対応し、戦い続けてくれました。横浜キヤノンイーグルスは順位が上のチームであり、そのような相手としっかりと戦い続けてくれたことを誇りに思います。ありがとうございました」

──入替戦に向けての戦い方、どういったモチベーションで戦っていくのか。

「確か昨年の最終戦も横浜キヤノンイーグルスであったと思うのですが、その時の結果は70-20くらいだったかと思います。(実際には71-24)
プロのラグビーというのは結果で測られることが多く、スコアボードに欲しい結果が繋がっていませんが、チームとしては飛躍的に成長が見られると思います。特にFWに関して、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ、埼玉パナソニックワイルドナイツ、横浜キヤノンイーグルス戦と続きましたが、相手の経験のあるFWに対してすごくいいセットピースを組めているので、そこは入替戦でも武器になるのではないかと思います。ただセットピースに関しては入替戦でもレフリーにきちんと見ていただきたいと思っています。今日はハーフで田中史朗選手が出ていたのですが、ジェイミー・ジョセフ(日本代表ヘッドコーチ)とトニー・ブラウン(日本代表アタックコーチ)が今日の試合をしっかりみてくれていたらすごくいいなと思っています」

NECグリーンロケッツ東葛
フェトゥカモカモ・ダグラス ゲームキャプテン

「こんにちは。まず今日の試合について、本当にこのチームを誇りに思っています。
特にFWに関して、スクラムの部分でしっかり相手にプレッシャーをかけることができたと思っています。ラインアウトディフェンスに関しては相手スローワーにしっかりプレッシャーをかけることができ、特に前半オーバーボールが多く、ターンオーバーのチャンスを作りアタックすることができました。ラインアウトアタックに関しては五分五分かと。プレッシャーをかけることもできたし、相手からプレッシャーがかかることもありました。
チップキックに関して今までの数週間でプレッシャーがかかる部分があり、そこを修正しようとしてきました。今日の試合ではチップキックは完璧なディフェンスをすることができ、そこは自信をもってプレーすることができたと思っています。15チャンネル、エッジのディフェンスに関して若干枚数が足りなかった状況もあったので、そこは少し修正が必要かと思います。
試合後のロッカールームで、ヘッドコーチより、第1節の横浜キヤノンイーグルス戦と比べることで自分達の今のパフォーマンスを測りやすいということ、そして比較するとチームとしてかなり成長が見られると話がありました。新しいチームではありますが、成長はできていると感じることができ、方向性は間違っていなかったというのは自信をもって言えると思います」

──入替戦に向けての戦い方、どういったモチベーションで戦っていくのか。

「飛躍的にチームとして成長したというところではヘッドコーチと同じ考えです。シーズン序盤はフィールド上で何かミスがあったときに切り替えが難しかったのですが、今はチームとして何かミスがあってもすぐに切り替えをすることがうまくなりました。いいパフォーマンスがあったときはそれを繋げる、悪いパフォーマンスの時は次のレビューで話し合えばいいことなので、それは忘れて次のプレーで取り返すといった精神的な部分で強くなったんじゃないかと思います」

NECグリーンロケッツ東葛
田中史朗選手

「素晴らしいグラウンドで古巣の相手と、また開幕戦を戦った相手とできて楽しかったです。試合は負けてしまったのですが、NECグリーンロケッツ東葛というチームのプライドを見せることができたと思います。あと一本パスが通ればトライという場面でも諦めず、相手のミスをさそってトライさせなかったというのは、これからのNECグリーンロケッツ東葛のプライドに繋がっていくと思うので、今日の試合は僕たちにとって大きな試合だったと思います」

──NECグリーンロケッツ東葛に移籍し、リーグ戦を終えてチームの成長したところと、リーグワンがスタートし、トップリーグに比べて感じた点をお聞かせください。

「シーズン初めの頃は個人でラグビーをしているようなチームでしたが、シーズン後半になるにつれて、一人一人がチームのためにという意識が芽生え、今日はチームのために体をはって一人一人がディフェンスをし、アタックでもしっかり前に出て、スクラムでも8人固まって押してペナルティをもらうという部分ができたので、チームとしてすごく良くなってきていると思います。一人一人の意識をもっと高いものにできれば勝利も得られると思うので、そこをしっかりリーダーとして伝えながら、入替戦もしっかり勝って来年に繋げたいと思っています。
リーグワンに関しては、沢山のスポンサーについていただき、チームも良い外国人選手をとっていますが、正直外国人選手が多すぎて日本人のレベルアップがあまりできていないのかなと。逆に埼玉パナソニックワイルドナイツや東京サントリーサンゴリアスはいい日本人選手が育ってきてチームがいい状態になっているのかなと思います。昨日あったリコーブラックラムズ東京とNTTドコモレッドハリケーンズ大阪の試合の問題などはあり得ないというか、ファンの方へ対して今まで何をしていたんだと。これはリーグワンの責任であり、僕は昔からファンのためにと言っていますが、この件に関しては先にファンの方に伝えることもできたと思います。このようなことをやっているとリーグワンになった意味がないのかなと思うし、ファンの方々がラグビーから離れてしまうのが怖い。ラグビーに関係する一人一人が、ファンのために、日本ラグビーのために、世界のラグビーのためにもっと考えて行動すべきではないかと思います。プロとしてチームの意識は高くなっていると思うので、日本人選手が試合にもっと出て日本を強くするんだ、リーグワンを盛り上げるんだという思いをもってやりたいです」

横浜キヤノンイーグルスの左から、コーバス・ファンダイク選手、沢木敬介監督、田村優キャプテン

横浜キヤノンイーグルス
沢木敬介監督

「皆さん、お疲れさまでした。我々が求めている結果ではなかったですが、成長している部分もあれば、トップ4に入るためにはまだまだ埋めていかなければいけない差が明確になったここ2試合だったと思います。悔しいですがそんなにネガティブになる必要はないと思うし、そこのレベルさえしっかりあげていけば来年は堂々とトップ4に入れると思います。シーズン最後はチームとしてまた成長したいと思うような試合が続いたので、この悔しさを来シーズンに繋げていきたいと思います。ありがとうございました」

──今シーズンから大分がセカンドホストとなっていますが、2試合戦ってみての印象と来シーズンに向けての計画等あれば教えてください。

「本当に大分は最高だと思っています。我々キャンプにも来ていますし、来年は5試合くらいやりたいと思っています。そのくらい選手もスタッフも大分はセカンダリーホストエリアという気持ちが強いです。大分で2試合、東京サントリーサンゴリアスに負けて今日もしょぼい試合をしてしまったので、来年こそは応援してくれるみなさんがスカッとする試合をしたいと思います」

──大分がセカンドホストになったことを含め、新しくリーグワンになって気持ちの面など変わった点はありますか?

「一番感じるのはホームとアウェイ。どのチームもフィールドでその雰囲気を作っているのを感じます。現場としては一人でも多くのファンを引き付けられるような魅力あるラグビーをやらなければいけないと思っていて、そこがリーグワンを発展させるために現場ができることだと思っています」

──田村キャプテンの話にもあったように、難しい最後の1週間だったわけですが、指導者としてどの部分にスポットを当てて、どのようにモチベーションをあげる取り組みをされてきたのですか。

「トップ4入りがなくなり、単純に次に目指せるのが5位だったということで5位を狙いにいきました。もちろん力はついてきていますが、どんなゲームでもついてきた力を出せるようにならないといけない。それを含めて実力だと思うので、もっている力を出せる選手、チームにならないといけないと思います。今日もなかなか波に乗れず、それはいろいろ問題がありますが、例えばレフリングに対して左右されない本当の強さなどが必要だと思います」

横浜キヤノンイーグルス
田村優キャプテン

「難しい1週間でした。トップ4を逃して悔しい気持ちがありました。今日の試合も満足いく試合内容ではなかったですが、気持ちの整理をつけながら皆で準備をしてきました。シーズン通してトップ4に入れなかったのが一番悔しいですが、今監督も言っていたように、トップ4になるにはもっと頑張って帰ってこいということだと思うので、来季に向けて課題が明確になり、いいシーズンではありましたが悔しさが残るシーズンとなりました」

──今シーズンから大分がセカンドホストとなっていますが、2試合戦ってみての印象と来シーズンに向けての計画等あれば教えてください。

「僕も大分のご飯も温泉も好きなので大好きです。スタジアムも素晴らしいです。本来今日ここでトップ4を決める試合をしたかった。もっといい成績、いい試合を見せていきたいというのが来シーズンに向けてあります」

──大分がセカンドホストになったことを含め、新しくリーグワンになって気持ちの面など変わった点はありますか?

「セカンダリーホストエリアである大分でより一層いいものを見せたいという気持ちがあるので、リーグワンというより、その気持ちのほうが強いです」

──来年トップ4を目指していく上でチームとしてここを向上させていきたいというところは?

「本当に勝たなければいけない試合で、プレッシャーがかかり勝てないこともあったので、やりきれるようになる、練習してきたことを出せるチーム、選手に成長していくことです。力は十分ついていますが、成長できるポイントが沢山あるので課題をもらったと感じています。ポジティブなシーズンだったので来季に繋げたいと思います」

横浜キヤノンイーグルス
コーバス・ファンダイク選手

「今日はこれまで積み上げてきたものをしっかり皆さんにお見せしようと試合に臨みました。沢木監督、田村キャプテンが言ったように今日の試合だけでなく、どういった部分を自分達は向上させなければいけないのかというところが明確に見えてきたシーズンでもあったと思うので、オフシーズンを挟んで来シーズン取り組みチームとして成長して、トップ4に入っていくチームになるよう準備していきたいと思います」

──今シーズンから大分がセカンドホストとなっていますが、2試合戦ってみての印象と来シーズンに向けての計画等あれば教えてください。

「去年のトレーニングキャンプ、今年のトレーニングキャンプに来させていただいて本当にしっかり面倒見ていただき感謝しています。素晴らしいスタジアムで多くのサポーターの方が応援してくれているのでいつも楽しみにしています。来シーズンもトレーニングキャンプ、試合で大分に戻ってくるので、皆さんの前でいい試合をすることを楽しみにしています」

──大分がセカンドホストになったことを含め、新しくリーグワンになって気持ちの面など変わった点はありますか?

「来日して3年目になりますが、リーグワンになってラグビーの試合の質が向上していると思いますし、どの試合もタフで簡単な試合が1試合もありません。いいリーグになってきていると思うので、これからもリーグワンでプレーできるのを楽しみにしています」

──本日プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれましたが、今シーズンの自身の成長を振り返ってもらえますか。

「去年から自分が取り組んだことはフィジカルの部分の強さです。オフシーズンから、勢いを生み出すこと、相手の勢いを止めることに取り組んできました。自分自身がどれだけ伸びたかというよりチームとして良くなったと思います。チームの戦い方、各自の役割があり、それを各自がフィールドで出すことにより自分のプレーがよくなったと感じています。全員が各自の役割をフィールドで出せることになって、ワイドなチャンネルで自分のボールキャリーなどのスキルを見せるチャンスが多く出てきたのが今年だったと思います。そういう意味ではチームがいいプレーをできるときは自分自身もいいパフォーマンスができるようになっていると感じているので、全員がしっかりと各自できることをやるというシンプルなことをやってうまくやっていけたらと思います」

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