ジャパンラグビー リーグワン
薬物検査結果 報告(2022年12月13日時点)
および 2022-23シーズン インテグリティの取り組みについて
一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン(以下、JRLO)は、「NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23」を安心・安全を確保した上での開催と、コンプライアンス遵守およびインテグリティ追求の強化を目的に、全ての選手の薬物未使用を確認するため11月3日よりリーグワン所属全選手を対象とした違法薬物検査を実施いたしました。12月13日までに報告された検査結果は下記の通りとなりましたのでご報告いたします。
JRLOでは2022年を通じて、インテグリティの確保に向け、選手、チーム、リーグが連携して別紙の通り、継続的に取組んでいます。今回の薬物検査はこの活動の一環として継続的に実施され、2022-23についても継続して注力してまいります。
薬物検査結果報告(12月13日時点)
■検査期間
2022年11月3日(祝木)~12月13日(火)
■検査方法
JRLOインテグリティ委員会が定める薬物検査実施要領に基づき実施
(検査対象の全員に唾液検査を実施。うち要再検査となった受検者については、再検査(唾液検査)と追加検査(尿、毛髪の両検査、もしくはその片方を必要に応じて実施)に加え、JRLOインテグリティ委員会によるヒアリング調査を行い、対応、処分を検討する)
■違法薬物検査の実施結果
検査対象者数 | 受検者数 | 未受検者数(※1) | 検査結果(※2) |
---|---|---|---|
1,149名 | 1,084名 | 65名 | 陰性:1081名、要再検査:3名 |
※1
未受検者は、代表チーム活動への帯同や、外国籍選手の代表チーム帯同に伴う入国の遅れ、体調不良、家族の事情等、やむを得ない理由により受検ができなかった選手など。
※2
当初実施した検査において3名の受検者が要再検査となったが、所定の手続きに基づく再検査および追加検査ならびにヒアリング調査を行い、所持及び使用が法律に違反しない物質(医薬品など)の摂取が原因で要再検査となった可能性が高いことが確認されたため、JRLOインテグリティ委員会において、それ以上の対応を要しないと判断した。
JRLO 2022-2023シーズン インテグリティの取り組みについて
【2022年】
1月 違法薬物検査実施 ※全23チームの内15チームが実施
2月 JRLOインテグリティ委員会の設置(池口徳也委員長(JRLO業務執行理事・日本ラグビーフットボール協会理事、共同最高事業統括責任者)の他、弁護士、外部有識者、チーム関係者からなる合計8名にて構成)
※2022年内に合計6回(2月、3月、4月、5月、10月、11月)の委員会を開催
3月 JRLOインテグリティオフィサーの設置(全チームに正・副2名を任命、配置)
5月 違法薬物検査追加実施 ※1月の検査で実施できなかったチームを含め全チームでの検査を完了
7月 インテグリティオフィサー会議開催
※2022年に合計3回(7月、9月、10月)の会議を開催し、従前事例の共有および薬物検査会社による研修会などを継続的に実施
11月 違法薬物検査実施(2022-23シーズン開幕前)※全チーム全選手を対象として実施