NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント準決勝
埼玉パナソニックワイルドナイツvs横浜キヤノンイーグルス戦における
横浜キヤノンイーグルス ジェシー・クリエル 選手のプレーに対する追加的処分出場停止試合訂正、および処分減免措置のお知らせ
2023年5月13日に行われた埼玉パナソニックワイルドナイツvs横浜キヤノンイーグルスの試合における横浜キヤノンイーグルス ジェシー・クリエル選手の危険なプレーに対する、追加的処分の出場停止試合の訂正、および出場停止処分の措置が1週間減免されたことを、以下の通りお知らせいたします。
なお、処分の減免措置は、頭部へのコンタクトの対処手順におけるコーチングの介入(Head Contact Process Coaching Intervention)を同クラブがワールドラグビーに申請した結果、決定されたものです。
■競技規則・規律違反の内容と処分 出場停止試合訂正
当該選手:ジェシー・クリエル(横浜キヤノンイーグルス)
違反:World Rugby 競技に関する規定 第17条 付属文書1 9.11.13
処分:3試合の出場停止
(プレーオフトーナメント3位決定戦、来シーズンの公式戦の第1節、第2節)
↓
【出場停止試合訂正】
( 5月19日プレーオフトーナメント3位決定戦、
7月8日 南半球4ヵ国対抗戦ザ・ラグビーチャンピオンシップ 南アフリカ vs オーストラリア、
7月15日 南半球4ヵ国対抗戦ザ・ラグビーチャンピオンシップ 南アフリカ vs ニュージーランド)
処分対象の行為:NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23プレーオフ準決勝
埼玉パナソニックワイルドナイツvs 横浜キヤノンイーグルス 後半27分
当該選手の肩が、埼玉WK22番の頭部に直接コンタクトした。
■処分内容の変更
処分:3試合出場停止→変更:2試合出場停止
※対象試合 3試合
5月19日プレーオフトーナメント3位決定戦、
7月8日 南半球4ヵ国対抗戦ザ・ラグビーチャンピオンシップ 南アフリカ vs オーストラリア
7月15日 南半球4ヵ国対抗戦ザ・ラグビーチャンピオンシップ 南アフリカ vs ニュージーランド
変更→2試合
5月19日プレーオフトーナメント3位決定戦、
7月8日 南半球4ヵ国対抗戦ザ・ラグビーチャンピオンシップ 南アフリカ vs オーストラリア
■HCPにおけるコーチングの介入
2021年7月1日からワールドラグビーによって試験的に施行され、2022年に競技に関する規定として正式に採用されたプログラム。プレーヤーやコーチが、負傷のリスクが高く、不正なプレーとなることが多いテクニックから統計的にリスクの低いテクニックへと改めるよう促し、日頃の行動や動作を前向きに変えていくことを目的とする。
HCPに関わる不正なプレーでサイティングの対象、もしくはレッドカードを受けたプレーヤーは、科された制裁処分の最後の週を、HCPにおけるコーチングの介入(不正なプレーの原因、または一因となった、誤ったタックルやコンタクトの技術的な誤りに特化したコーチング)を受けることで消化することを、申請できる。
コーチとプレーヤー本人は不正なプレーの原因となった技術的な過ちの詳細、および、その問題に対処するためにとった措置について申請し、ワールドラグビーの専門レビューパネル(専門的な中立のコーチで構成)の審査を経て、コーチングの介入が十分だったと判断された場合、処分が減免される。