トヨタヴェルブリッツより、プラコップリニューアルプロジェクトについて発表がありましたのでご紹介します。
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SDGsパートナーの前田産業株式会社様と共同実施のもと、2022-23シーズンより実施しております、試合会場のキッチンカー等で排出されるワンウェイプラスチックの排出抑制と再生利用に取り組む「プラコップリニューアルプロジェクト」について、2024-25シーズンもホスト9試合全試合で実施することが決定いたしました。
試合会場にお越しいただく皆様とともに、「プラコップリニューアルプロジェクト」を継続することによって、引き続きスポーツイベントに伴う廃棄物処理の在り方を変え、持続可能社会の実現に貢献してまいります。
【2024-25シーズンにおける実施概要】
(1)目的
ホストゲームにおいて来場者に販売する飲料用のプラスチック製コップへのリニューアブルな素材の使用、使用済品の回収及びオリジナルグッズへのリニューアルに取り組むことにより、スポーツイベント開催に伴う廃棄物の抑制とサーキュラーエコノミー構築を推進し、来場者の環境意識高揚、SDGsの達成に貢献する。
(2)実施ホストゲーム:ホストゲーム全9試合
(3)対象物と想定量
①対象物
ホスト全9試合において、試合会場の飲食物販売店において販売する飲料用のプラスチック製コップ。
販売するコップの素材はリニューアル性を考慮し、ポリプロピレン100%品とする。
②想定回収量
約1万個(約140kg)
③回収方法
・会場内に回収ボックスを設置し、担当者を配置して分別・回収を呼び掛け。
・大型看板によるリサイクルのプロセスと製品写真の表示。
・場内大型スクリーンでの動画上映、場内放送などによる返却の呼び掛け。
④再生の方法および活用
回収した使用済プラスチック製コップは、洗浄・粉砕してペレットに再生し、ヴェルブリッツオリジナルグッズとして折り畳みプラケースなどに活用して、販売する。
(4)プロジェクトのスキーム
- トヨタヴェルブリッツはリニューアル性を踏まえ、ポリプロピレン100%のコップを株式会社高速に発注。
- 株式会社高速は仕様に基づいてコップを製造し、トヨタヴェルブリッツに販売。
- トヨタヴェルブリッツは、その他の資材とともにコップを会場に輸送し、会場内の飲食物販売業者に販売。
- 飲食物販売業者は来場者に飲料を販売する際、コップの返却を呼び掛け。
- トヨタヴェルブリッツのボランティアスタッフは、返却ボックス付近で返却を呼び掛け。
- トヨタヴェルブリッツは回収した使用済コップを資材の帰り便を使って愛知県内に輸送し、前田産業株式会社に売却。
- 前田産業株式会社は購入した使用済コップを洗浄・粉砕して再原料化し、三甲株式会社に販売。
- 三甲株式会社は購入した再生原料を用いてトヨタヴェルブリッツのオリジナルグッズ(折り畳みプラケースなど)を製造しヴェルブリッツに販売。
- トヨタヴェルブリッツは、購入したオリジナルグッズをファンに販売。
【プラコップリニューアルプロジェクトの裏側を記事化いただきました!】
トヨタヴェルブリッツが描くパートナー企業とのSDGs実現の形。そしてスポーツの場だからこそできる環境のためのアクション。2022-23シーズンより実施している「プラコップリニューアルプロジェクト」の裏側を取り上げていただいております!
ぜひ、以下URLよりご覧ください!
https://sports-for-social.com/rugby/toyota-verblitz01/