2024.12.20NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25 HIAプロトコルへのスマートマウスガード導入について

NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25
脳振盪に関するHead Injury Assessment (HIA)
プロトコルへのスマートマウスガード導入について

ジャパンラグビーリーグワンは、12月21日に開幕するNTTジャパンラグビー リーグワン2024-25において、2024年1月以降に適用される全ての世界のエリートレベルの大会における脳振盪に関するHIAプロトコルの変更に伴い、以下の変更を行いますのでお知らせいたします。

NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25 HIAプロトコルへのiMG導入について

【変更内容】
センサーを搭載したスマートマウスガード(iMG)を使用し、HIA1評価の指標のひとつとして導入する。
選手が着用するiMGが、事前に設定された閾値を超える衝撃を感知した場合、サイドラインにいる医療スタッフにアラートが送信され、マッチオフィシャルは当該選手をオフフィールドでのHIA1評価のために選手を退場させる。この変更は、既存のHIAプロトコルに取って代わるものではなく、追加の安全対策として実施される。

【対象試合】
ディビジョン1、2における、レギュラーシーズン、ポストシーズン(D2/D3の入替戦は除く)全ての試合

【参考】
HIAプロトコルについて URL
https://resources.worldrugby-rims.pulselive.com/worldrugby/document/2024/11/20/caf7a0f3-dfa0-4bf6-9213-737fde38e50f/241105-HIA-Protocol-Nov-2024.pdf

iMGとは

iMG(Instrumented Mouthguard:センサー付きマウスガード)
内部にセンサーが埋め込まれたマウスガード。センサーは、プレーヤーが受けた衝撃の大きさや方向、回数などをリアルタイムで計測し記録することができる。従来のマウスガードと同様、歯や顎を保護する役割も果たすが、脳振盪の評価に役立つデータも提供可能。

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