NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26シーズン開幕前特集

ディビジョン1 カンファレンスA
三菱重工相模原ダイナボアーズ
2季連続9位の三菱重工相模原ダイナボアーズは今季、世代交代を図って飛躍を期している。
プレシーズンから「チームプレー精度の向上」を課題に挙げて練習に取り組んできた。昨季は上位チームに対して勝利を挙げた一方で、勝ち切れない試合もあった。好不調の波を抑えることができれば、初のプレーオフトーナメント出場が見えてくるはずだ。
ディビジョン1昇格初年度だった2022-23シーズンに現役の各国代表選手がゼロだったチームも、いまはエピネリ・ウルイヴァイティら複数選手が日本代表に名を連ねるようになった。
注目の新加入は、南アフリカ代表42キャップを保持し、ラグビーワールドカップ2連覇を経験したルカニョ・アム。ワールドクラスの経験をチームにもたらしてくれるだろう。三宅駿やダウリング タイなど海外の大学で腕を磨いた若手にも期待したい。
注目選手紹介
FL 吉田 杏

屈強な外国籍選手にも当たり負けしない強靭なフィジカルが持ち味。昨季はレギュラーシーズン全試合に先発出場。攻守に存在感を放ち、シーズン後半はゲームキャプテンも務めた。チームの精神的支柱としての役割も大きい。
CTB チャーリー・ローレンス

8月30日のカナダ戦で日本代表初キャップを獲得。その後の欧州遠征では世界トップクラスとも対戦した。171cmと小柄ながら、パワーと気持ちの強さを秘める。攻守のスピードとスキルに長け、相手の背後を狙う攻撃的なキックも武器。
(宮本隆介)



























