NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26シーズン開幕前特集

ディビジョン1 カンファレンスB
コベルコ神戸スティーラーズ
昨季のコベルコ神戸スティーラーズ(以下、神戸S)は、プレーオフトーナメント3位決定戦で埼玉パナソニックワイルドナイツを破り、リーグワン発足後の最上位となる3位でフィニッシュした。9位、5位、3位とステップアップし、着実に階段をのぼっている状況だ。
ブロディ・レタリックや山下裕史、日和佐篤ら熟練のプレーヤーをはじめ日本代表スタンドオフの李承信らがチームを引っ張り、ソロモネ・フナキや植田和麿などの若手の台頭も著しかった昨季。新シーズンでは2023-24シーズンに神戸Sでプレーしたニュージーランド代表アーディ・サベアが復帰するなど、実力派プレーヤーも多く加入。持ち前の攻撃ラグビーに磨きをかけるべくトレーニングに没頭している。
昨季3位入りした際には「ここまで積み上げたものから成長できるように」と新シーズンへの意気込みを語ったチームを率いるデイブ・レニー ディレクターオブラグビー/ヘッドコーチ。神戸Sはチーム一丸でリーグ戦を制しにかかる覚悟だ。
注目選手紹介
NO8 アーディ・サベア

ニュージーランド代表で105キャップ(11月9日時点)を誇る世界的バックロー。2023-24シーズンの在籍時は衝撃の突破力で多くのファンを釘付けにし、神戸Sのアタッキングラグビーをけん引した。リーグワン初戴冠へ、最強の男が大暴れする。
WTB 植田 和麿

昨季4月のD1第15節・浦安D-Rocks戦でリーグワンデビューした俊英ウイング。その後、『JAPAN XV』で3試合に出場するなど経験値を積み上げた。実力派ひしめくライバルとの競争を経て、飛躍の扉をひらくシーズンに挑む。
(小野慶太)



























