NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第4節(リーグ戦)カンファレンスB
2026年1月10日(土)14:30 味の素スタジアム (東京都)
東京サントリーサンゴリアス vs コベルコ神戸スティーラーズ
東京サントリーサンゴリアス(D1)
東京サントリーサンゴリアスの松島幸太朗選手。今節も15番で出場予定だ前節、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ相手に20対79の『チーム史上最多失点』という衝撃的な敗戦を喫した東京サントリーサンゴリアス(以下、東京SG)。その試合後、チームを長年けん引してきた中村亮土は、「この試合をチームのターニングポイントにしなければならない」と語った。
まさか、そう話した本人の大きなターニングポイントが発表されるとは……。
ラグビー界に衝撃が走ったのは新年早々の1月5日。ともに東京SGでキャプテンの経験をもち、日本代表としても活躍してきた34歳の中村亮土と33歳の流大が今季限りでの現役引退を表明した。両選手とも今季ここまで主力として活躍しているにもかかわらず。
今シーズンをもって引退する中村亮土選手(左)と流大選手チームメートは何を思うのか。奇しくも前節の敗戦後、中村と同じように、「いつか『この負けがあって良かった』と思えるように、チームのターニングポイントにしなければならない」と語った人物がいる。フルバックの松島幸太朗だ。流、中村とは同世代として東京SGで苦楽をともにし、2019年と2023年のラグビーワールドカップでは代表の快進撃を支えてきた戦友でもある。
「『まだイケるっしょ』とは言いましたが……。長い間、ジャパンでもサンゴリアスでも一緒にやってきて、苦しいときも、自分たちのラグビーがうまくいったときも共有してきた仲間が引退するのはやはり寂しいです。彼らの残すレガシーを残された選手たちでしっかり受け継いで、このクラブをもっと価値あるものにしていきたい」
松島も来月には33歳。「自分も(引き際について)考える時期には来ています」と正直な思いを吐露する場面も。それでも、流・中村とともに築いてきたレガシーを自らが率先して体現しようと、今節への意気込みを語る。
「前節は自分たちとしても不甲斐ない試合でした。チームとしての看板を背負って出ているにもかかわらず、ノンメンバーに対して申し訳ない気持ちです。ブレイクダウンとフィジカルでやられたので、その部分で次の試合ではどんな姿勢を見せられるか。チームにとって大事な一戦になりますし、(流と中村の)二人がシーズン最後にハッピーで終われるように。いい形にしていきたいです」
流大も中村亮土もいない東京SGの姿をまだ想像できないファンも多いはず。だが、チームの歩みは続く。次の試合を、東京SGの未来へとつながるターニングポイントにしなければならない。
(オグマナオト)



























