2026.02.20[トヨタV]「自分たちがシーズンを変えてやる」。“テレアステップ”で逆転反攻へ

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第9節(交流戦)
2026年2月21日(土)14:30 パロマ瑞穂ラグビー場 (愛知県)
トヨタヴェルブリッツ vs 東芝ブレイブルーパス東京

トヨタヴェルブリッツ(D1 カンファレンスB)

ニュージーランド代表19キャップ、トヨタヴェルブリッツのマーク・テレア選手

1987年から行われているラグビーワールドカップで、開幕戦における最速トライを決めているのが、今季からトヨタヴェルブリッツ(以下、トヨタV)でプレーをしているマーク・テレア。ニュージーランド代表“オールブラックス”の一員として、2023年フランス大会で開催国を相手に試合開始からわずか91秒でトライを決めた。

テレアの武器はスピードとトライを取り切る得点力の高さ。ただ最も注目してほしいのは個人的に「テレアステップ」と呼んでいる、まるでダンスを踊っているかのような独特なステップだ。

「ダンスは、チームメートのマッド・マッガーンやウィリアム・トゥポゥのほうが上手だよ(笑)。ステップは小さいころから得意にしているけど、正直どうやってステップを踏んでいるのか覚えていなくて、自分としてはただラグビーをしようとしているだけなんだ」とテレア。タックルに来る相手をひらりとかわし、自然に相手を転ばせるステップは、誰かに習うわけでも、練習の賜物でもなく、天性の閃きと観察力から成り立っているようだ。

その独特のステップにも注目したい

テレアと同じウイングを務める髙橋汰地は「マンバ(テレアの愛称)のステップは真似をしようと思うと自分のプレーができなくなるからやっちゃダメ。でも、ボールに絡みに行くのがうまいので、そこはすごくいい勉強になっています」と大きな刺激を受けている。

チームは開幕戦で勝利をしたものの、その後は勝ち星に恵まれず7連敗。苦しい状況にあるがテレアは逆転反攻できると信じている。

「僕はトヨタVのみんなをすごくリスペクトしていて、彼らは毎日のトレーニングで常に高みを目指して努力をしているし、忍耐力というものをすごく感じています。難しい状況ですけど、かつて在籍したチームではこうした順位からクォーターファイナルまで進んだことがあったし、『自分たちがシーズンを変えてやる』という信念をもってやっています」

常にポジティブに、最後まであきらめずに前に進むマインドセットも、テレアステップが決まる秘訣の一つなのだろう。

(斎藤孝一)

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