2026.03.29NTTリーグワン2025-26 D2 第9節レポート(GR東葛 19-24 江東BS)

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン2 第9節
2026年3月28日(土)14:30 柏の葉公園総合競技場 (千葉県)
NECグリーンロケッツ東葛 19-24 清水建設江東ブルーシャークス

NECグリーンロケッツ東葛

NECグリーンロケッツ東葛のグレッグ・クーパー ヘッドコーチ(右)、ローリー・アーノルド キャプテン

NECグリーンロケッツ東葛
グレッグ・クーパー ヘッドコーチ

「まずは、いつも多大なサポートをしてくださっているファンの皆さまが、今日も会場に足を運び応援してくださったことに心より感謝しています。その皆さまにポジティブな結果をお届けできなかったことは非常に残念です。

私がフォーカスしたいのは、最初の20分間です。残念ながらディフェンスの時間が続いてしまったことが大きな敗因だったと感じています。相手が敵陣の深い位置からランしてくることは事前に分かっており、先週はその対処がうまくいっていましたが、今週はうまく対応できませんでした。良くないスタートから状況をひっくり返すのは難しかったと思います。ただ、ポジティブな点としては、そこから盛り返すことができ、最後は勝利に迫るところまでもっていけたことは評価できると思います。それでも、最初の20分間のディフェンスが良くなかったことは非常に残念です。また、トライ数ではこちらが3トライ、相手が2トライでしたが、ペナルティが多かったことで相手にペナルティキックを与え、得点を重ねられてしまいました。さらに、ペナルティによって相手にポジション、つまりテリトリーを与えてしまう場面もありました。本来であれば保てている規律のレベルを今日は維持できなかったことも残念に感じています」

──前後半でまったく別のチームになりました。ハーフタイムにはどのような修正を行ったのでしょうか?

「伝えたことは大きく3点あります。1つ目は、ブラインドサイドに人が多く集まり過ぎている場面が多かったため、相手のアタックはシフトしてくるので、こちらもしっかりスキャンして、アタックの方向に合わせて動こうという点です。

2つ目は、1対1のタックルの質がまったく良くなかったため、よりオーナーシップをもって取り組んでほしいと伝えました。

3つ目はアタック面で、もう少しボールをシフトし、ミドルエリアを使いながら展開していこうという点です。相手のコンタクトが強いことは分かっていたので、コンタクトポイントをずらしていこうという話をしました」

NECグリーンロケッツ東葛
ローリー・アーノルド キャプテン

「まず、ファンの皆さまがNECグリーンロケッツ東葛(以下、GR東葛)に多大なサポートをしてくださっていることに心から感謝しています。その中で、良い結果をお届けできなかったことを非常に残念に思っています。クーパー ヘッドコーチが大部分を話してくれたとおり、最初の20分で良いスタートを切れず、苦しい時間が続いてしまったことが大きな敗因だったと思います。また、規律の面でも自分たちにプレッシャーを掛けてしまいました。規律の乱れによって自らを苦しめてしまったと思います。そのような状況が続くと、モメンタム(勢い)を取り戻すのに時間が掛かり、自陣に相手の侵入を許し、そこからキックで得点される展開にもつながってしまいます。ヘッドコーチの話にもあったとおり、トライ数では3対2でしたが、規律の問題が間違いなく足を引っ張ったと感じています。

ポジティブな点としては、試合終盤の後半20分過ぎでスコアを動かすことができ、流れとしては良いものを作れていたと思いますし、チャンスもありました。ただ、遂行力が足りなかったと感じています。そのため、しっかりとハードにレビューを行い、来週もホストゲームが続くので、より良いパフォーマンスを発揮できるよう準備していきたいと思います」

──残り5試合もタフなゲームが続くと思います。こうした接戦を勝ち切るために必要なことはどのようなことでしょうか?

「まず間違いなく、良いスタートを切ることが重要になります。相手にイージーなスタートを許さないこと、そこから派生するイージートライを与えないことが非常に大切です。

また、常に相手を追いかける展開が続くと試合は厳しくなります。今日は後半、追いかける状況になりましたが、その中でも良い場面はありました。ただ、時間が進むにつれてプレッシャーは確実に増していきます。

今日、少し不思議だったのは、ウォームアップ自体は非常に良かったにもかかわらず、その良さを最初の20分で十分に発揮できなかった点です。選手たちはさらに良くなっていきたいという思いをもっていますし、引き続きポジティブに取り組んでいきたいと思います。これからも1試合1試合、しっかりと向き合っていきます」

清水建設江東ブルーシャークス

清水建設江東ブルーシャークスの吉廣広征ヘッドコーチ兼マーケティングリーダー(中央)、権丈太郎FWコーチ(左)、マリティノ・ネマニ バイスキャプテン(右)

清水建設江東ブルーシャークス
吉廣広征ヘッドコーチ兼マーケティングリーダー

「まず、試合に携わっていただいたすべての方々に感謝申し上げます。試合に関しては、スケジュール的にGR東葛さんが中5日というややタイトな日程でしたので、前半はできるだけ飛ばそうと伝えていました。そのとおり、前半は良いスタートが切れたと思います。10番のビリー・バーンズも今季一番良くなかったと言っていましたが、前半がうまくいき過ぎたぶん、後半の自分たちのプレーに少し丁寧さを欠いてしまいました。本来は、一つひとつ、一人ひとりが役割をしっかり遂行することが私たちの強みですが、そこに少しズレが生じてしまいました。そこは1週間掛けて修正し、日野レッドドルフィンズ戦に臨みたいと思います。ありがとうございました」

──現役時代を過ごした古巣との対戦となりましたが、ホストとビジターの両方で勝利した感想をお願いします。

「やはり柏の葉公園総合競技場で勝つのは全然違いますし、自分が現役最後に試合をした会場でもあります。夢の島競技場で初めて勝ったときももちろんうれしかったですが、今日はそれと同じくらい、あるいはそれ以上にうれしく感じています」

清水建設江東ブルーシャークス
権丈太郎FWコーチ

「本日のフォワードのフォーカスポイントは、自分たちの役割を遂行することでした。というのも、上位チームとの対戦が続く中で、後半にどうしても苦しくなった際に、自分たちから精度が崩れてしまい、自ら勝利を手放してしまうような場面が見られたからです。今週もリーグで最も大きいチームの一つであるGR東葛さんと対戦するにあたり、最後まで自分たちがやってきたことをやり切るという意味で、そこにフォーカスしました。その点では、後半に多少プレッシャーを受けた場面はありましたが、本当によくやってくれたと思っています」

──古巣対戦となりましたが、ホストとビジターの両方で勝利した感想をお願いします。

「ヘッドコーチは『絶対に勝ちたい』という強い思いを持っている方なので、それを達成するためにやれることをやり切った結果、勝利できて本当にほっとしています」

清水建設江東ブルーシャークス
マリティノ・ネマニ バイスキャプテン

「ヘッドコーチが言ったとおり、前半は非常にポジティブで良い内容でしたが、後半は自分たちで自分たちを苦しめてしまった部分がありました。そこは次の試合に向けた課題になると思います」

──古巣との対戦となりましたが、ホストとビジターの両方で勝利した感想をお願いします。

「吉廣さんがおっしゃったとおり、本当に感慨深い試合でしたし、多くの思い出があるチームです。清水建設江東ブルーシャークス(以下、江東BS)に加入する前は、GR東葛でしかプレーしていなかったので、さまざまなことを思い出しました。ただ、いまは江東BSで新たな歴史を築いていますし、自分自身もさらに多くの思い出を積み重ねていきたいと思っています。次の試合も勝利したいです」

試合詳細

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