NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第15節(リーグ戦)カンファレンスA
2026年4月18日(土) クラサスドーム大分(旧レゾナックドーム) (大分県)
横浜キヤノンイーグルス vs 浦安D-Rocks
横浜キヤノンイーグルス(D1)
コンバージョンキックの感触は抜群だった。
前節の埼玉パナソニックワイルドナイツ戦の後半27分、キッカーを務めた土永旭は、右サイドからの難しい角度のコンバージョンキックを枠内に仕留めた。「練習していた感触でリラックスして蹴れた」と土永。加入前はチームでキッカーを任されるとは思っていなかったというが、現在、重要な任務を託されている土永は、たびたびコーチングスタッフの期待に応えてきた。
土永にとってのルーキーイヤーもレギュラーシーズンは残り4試合。昨季はアーリーエントリーでリーグワン1試合の出場にとどまったが、今季は第2節の三菱重工相模原ダイナボアーズ戦で先発出場したことを皮切りに、数多くのリーグワンキャップをマークしてきた。大卒1年目のシーズンに9番を背負うことも多かった土永は、今季ここまでをこう振り返る。
「もちろん準備はしていましたが、こんなにチャンスが来るとは思ってもいませんでした。個人的には試合を重ねるごとに成長を感じているので、残り4試合でも成長し続けて、チームの勝利にもっと貢献したいです」
12日には、チームからファフ・デクラークの今季限りでの退団が発表された。横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜E)に加入する上で決め手の一つだった世界のスタープレーヤーをお手本にできる環境も、あと約1カ月で終わってしまう。「正直、もう少しプレーを盗める時間が欲しい気持ちはある」という土永は、公式戦はもちろんのこと、一日一日の練習を貴重な学びの機会として捉えている。
一つ下の順位の浦安D-Rocks(以下、浦安DR)と対戦する今節は、今季二度目の大分開催のホストゲーム。今季ホストゲーム未勝利の横浜Eにとって、浦安DR戦は初のホストゲーム勝利と前回対戦の雪辱を懸けたビッグマッチになる。9番で先発予定の土永が描く勝利への“青写真”とは。
「相手にはいいキャリアーがたくさんいる中で、いかにそこをつぶして、自分たちのアタックにつなげられるかがカギになります。またディフェンスでは受け身になることなく、アタックではいいテンポで配球することによって、自分たちの形にもっていくことを大事にしていきたいです」
シーズンの佳境は、仲間との別れが迫る季節。「ファフが退団するまでの4試合で結果を残して、良い形で送り出したい」と語る土永の言葉は、チームの総意だ。
(郡司聡)



























