NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン3 第13節
2026年4月25日(土)12:00 Balcom BMW Stadium (広島県)
中国電力レッドレグリオンズ 29-55 狭山セコムラガッツ
中国電力レッドレグリオンズ
中国電力レッドレグリオンズ
岩戸博和監督
「まずは狭山セコムラガッツ(以下、狭山RG)の皆さま、リーグ運営関係者の皆さま、本日はありがとうございました。試合の総括として、前半は風下という状況もありましたが、キックやミスで簡単にボールを手放し、相手に攻撃権を与えてしまったことが得点差につながったと認識しています。後半は『しっかり攻めるマインドを持とう』と切り替え、結果として後半だけを見ればクロスゲームに持ち込むことができました。これは選手たちが継続してアタックする意識に変えてくれた成果だと思います。継続して攻めることで、自分たちのアタックの形に持ち込めるという点を、しっかり体現してくれました。ディフェンスでは、フェーズの局面で前に出続け、相手の継続攻撃に対して粘り強く対応できた点は高く評価しています。一方で、同じ形でペナルティを繰り返し、ラインアウトモールから失点した点は今後の修正課題です。総じて、負けはしましたが、次につながるゲームをしてくれました。残り2試合を取りこぼさず勝ち切って、このシーズンを締めくくりたいです」
──4月に加入したばかりの下元大誠選手を後半の序盤に投入した意図とパフォーマンスの評価を教えてください。
「前半からボールが横に動く展開になっていたため、彼を投入しました。合流して間もないため実戦でのプレーは初めて見ましたが、学生時代の映像などで把握していた強みを、この試合でも発揮してくれたと思います。ラインスピードを上げて前に出る姿勢や、相手にプレッシャーを掛け続けるプレーが見られ、実際にアシストにもつながっていました。現時点でできることを最大限に発揮してくれたと評価しています」
中国電力レッドレグリオンズ
西川太郎主将
「本日はありがとうございました。前半の戦い方として、キック自体は有効だったと思いますが、その後のプレッシャーやボールを取り返すまでのプロセスが不十分で、結果的に相手にボールを渡すだけのキックになってしまいました。ディフェンス自体は悪くありませんでしたが、自分たちのペナルティで自陣深くまで攻め込まれ、モールなどで失点を重ねてしまい、前半のスコア差につながった点は厳しかったと思います。後半はそこを修正し、風上ということもありましたが、全員でアタックマインドを共有してプレーでき、良いアタックができてスコアにも表れていたと思います。今後は、後半にできたことを80分間継続して発揮するために何が必要かを、チーム全員で考えていく必要があります。ただ、次の2試合につながるゲームだったと思うので、連戦の中でもしっかりコンディションを整え、次節に向けて準備していきたいと思います」
──試合前日に今季限りでの退団が発表された、エドワード・カーク選手の存在感についてあらためて教えてください。
「2021年の加入以降、彼の存在によってチームは大きく変わったと感じています。プロフェッショナルとしての姿勢を全員が間近で見て、日々のトレーニングへの取り組み方など、多くを学びながら一緒に成長してきました。退団は非常に寂しいですし、もっと一緒にプレーしたいですが、仕方のないことなので、残り2試合で、タックルやスティール、相手のイヤがるプレーなど、まだまだ彼から学べるところを吸収していきたいです。最後は勝利で送り出せるよう、チームとしてしっかり戦いたいと思います」
狭山セコムラガッツ
狭山セコムラガッツ
スコット・ピアス ヘッドコーチ
「最初の10分から15分は、非常にいい形でプレーできていたと思います。ただ、試合は80分ある中で、25分ぐらいを14人で戦うことになりました。(D2/D3)入替戦で14人の時間が長くなると勝つのは難しいので、今後は規律の部分にフォーカスしていく必要があります」
──前半の風上での23点差をどう捉えているか、教えてください。
「コイントスの前は風が逆で、前半は風下でプレーする想定でした。風下のほうがボールは動かしやすいと考えていました。後半はエッジからエッジへうまく展開できたと思います。中国電力レッドレグリオンズ(以下、中国RR)さんは今季、けが人が多いこともあり、最後の20分は運動量が落ちると見ていましたが、最後までパフォーマンスは落ちませんでした。この試合では(チェイス・)ティアティアと忽那(鐘太)のキックが非常に良く、テリトリーを確保できていたと思います。これまでキッキングゲームには課題がありましたが、この試合は今季で最も良いエリアマネジメントができました」
狭山セコムラガッツ
フェトゥカモカモ・ダグラス バイスキャプテン
「中国RRさんのアタックが非常に良く、ディフェンスは難しい展開になりました。ここは今後の課題として改善していきたいです。タックルの入り方が高くなり、後ろに下がって、オフサイドになる場面も多くありました。その結果、ペナルティを与え、ラインアウトから自陣ゴール前でチャンスを与えて失点につながりました。この試合ではボールの展開を意識していましたが、立ち上がりは勢いを出せず、思うように展開できませんでした。ただ、後半はボールを動かして良いトライを取ることができたと思います。今後は規律を保ち、できるだけ長い時間を15人で戦うことが課題です」
──前後半で一人少ない時間がありましたが、どのようなことを意識していましたか。
「一人少ない状況では、ブレイクダウンに人数を掛けすぎないことを意識しました。そのぶん、ハードワークを徹底し、コネクションで相手を倒すことを重視しました。アタック面では大きく変えることはせず、ボールを素早く展開し、セットを早くすることを意識しました。一人少ない時間帯にトライを取られていたので、キックオフまでの時間をうまく使うなど、状況に応じたことも取り入れました。気づいたら15人に戻っていたので、そこからはいつもどおりのラグビーをすることを意識していました」



























