NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
D1/D2入替戦[D1 12位 vs D2 1位]第2戦
2026年5月30日(土)13:00 厚木市荻野運動公園競技場 (神奈川県)
三菱重工相模原ダイナボアーズ vs 豊田自動織機シャトルズ愛知
三菱重工相模原ダイナボアーズ(D1)
三菱重工相模原ダイナボアーズのエピネリ・ウルイヴァイティ選手。「1分から80分まで、すべての瞬間が楽しい」D1/D2入替戦で先勝し、レギュラーシーズンを含めて7試合ぶりの勝利を挙げた三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、相模原DB)。週明けの火曜は、全選手が一団となってパスを回すジョグで全体練習を締めくくった。
「もちろん、良い雰囲気です。チーム全体が非常に前向きになっています」と、エピネリ・ウルイヴァイティは語る。
結果が出ない期間でもポジティブな空気はあったが、勝利によってそれがより確かなものとなった。「今シーズン最後の試合に向けて、全員が良い準備をしています」という言葉からは、チームの結束の高まりがうかがえる。
その結束を陰で支えてきたのがウルイヴァイティだ。連敗中も、試合後に選手たちのグループLINEへ積極的にメッセージを送り続けていた。「来週からまた頑張ろう」というシンプルな一言が、落ち込みがちなチームにエネルギーを与えていた。
本人は「チームにエネルギーを与えたくて、自分からやっています」と話す。特に自身が試合に出られない週ほど、その思いは強くなるという。その行動は特別な使命感ではなく、自然に湧き上がる仲間への思いやりに根差している。
安昌豪も、ウルイヴァイティの存在感を強く感じている一人だ。「エピの大きな笑い声がクラブハウスに響くだけで、自然とみんなが笑顔になります。彼がいるだけで空気が明るくなる。チーム全員が助けられています」。
ウルイヴァイティのラグビー観にも、その人間性が表れている。「ラグビーは仕事」としながらも、「1分から80分まで、すべての瞬間が楽しい」と語る。疲労を感じながらも「自分が選んだ道」と受け止め、どんな結果でもすぐに「次の仕事」に目を向ける。その姿勢はプレーだけでなく、チーム文化にも良い影響を与えている。
迎える入替戦第2戦。
「相手もフィジカルに来る。自分たちも正面からぶつかる」と語り、真っ向勝負を見据える。その中で彼が求めるのは結果だけではない。「勝負を楽しみながら、最高の形で締めくくりたい」という言葉に、仲間とともに戦う時間への強い思いがにじむ。
連敗を乗り越え、再び前を向いた相模原DB。チームの中心で笑い続けるエピネリ・ウルイヴァイティは、最後の80分でどんな輝きを見せるだろうか。
(宮本隆介)




























