2026.06.08NTTリーグワン2025-26 プレーオフトーナメント決勝レポート(神戸S 22-13 S東京ベイ)

NTTジャパンラグビー リーグワン2025ー26
プレーオフトーナメント決勝
2026年6月7日(日)15:05 MUFGスタジアム(国立競技場) (東京都)
コベルコ神戸スティーラーズ 22-13 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

コベルコ神戸スティーラーズ

コベルコ神戸スティーラーズのデイブ・レニー ディレクターオブラグビー/ヘッドコーチ(右)、ブロディ・レタリック共同キャプテン

コベルコ神戸スティーラーズ
デイブ・レニー ディレクターオブラグビー/ヘッドコーチ

「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(以下、S東京ベイ)さんは前半、本当に素晴らしいパフォーマンスでした。試合の序盤から自分たちに対してプレッシャーを掛ける状況を作られましたが、それに対するわれわれのディフェンスは素晴らしかったと思います。前半はそれだけプレッシャーを受けながらも13対13で乗り越えられたのは、自分たちのチームとしてのキャラクターを見せられたということだったかなと思います。後半はしっかりと自分たちのパフォーマンスを上げることができたと思いますが、逆にS東京ベイさんはディフェンスの部分で素晴らしいパフォーマンスを見せて自分たちが(スコアを)取り切ることができない状況を作ったと思います。その中でも、しっかりとボールを持ち続けて、自分たちのパフォーマンスの精度を上げることができたことによって、おそらく3つだったと思いますけど、ペナルティゴールを決め切ることができ、勝ち切ることができたと思います。今日の試合に関しては本当にタフな試合で、2チームがフィジカリティー、激しさを出した、そういった試合だったと思います」

──誰もがコベルコ神戸スティーラーズ(以下、神戸S)の復活を待ち望んでいたと思います。神戸Sのファン、スティールメイツへの思いを教えてください。

「スティールメイツの方々のサポートは、本当に素晴らしいものだったと思います。神戸Sのファンの方たちが、毎回、東京まで試合を観に来ることは簡単な努力ではないと思います。ただ、どの遠征会場に行こうと、常に自分たちのファンが会場にいてくれました。

今日の試合に関しては、自分たちは本来、前を見ながらどんどんプレーしていく、トライをたくさん取るようなチームだと思いますけど、それを今日はできませんでした。その中でも、しっかりとファイトし続けて、しんどい状況でもどれだけもう一段階レベルアップしてファイトし続けられるか、そういう姿勢を見せられたこと。その部分でファンの方々に一番、喜んでもらえたらなと思います」

コベルコ神戸スティーラーズ
ブロディ・レタリック共同キャプテン

「決勝という名にふさわしい試合だったと思います。フィジカリティーが高く、モメンタムや流れが互いに行き来する試合だったと思います。前半に関してはS東京ベイさんから非常にプレッシャーを受ける場面も多かったです。後半、ボールを持っている際には自分たちはしっかりといいプレーをすることができ、ペナルティをもらえる状況も増えたと思います。セットピースに関しても、スクラム、ラインアウトの両方とも後半は素晴らしい内容を出せたと思います。個人の能力も含めて、ターンオーバーを奪うことができ、その部分で後半はしっかりとプレーし切ることができました」

──シーズンをとおして規律の部分、ペナルティはチームの課題だったと思いますが、そこが今日は少なかった印象です。その理由を教えてください。

「ここ2~3シーズンの自分たちの課題でした。ただ、オフサイドや、ノットロールアウェイができていない際にスティールを狙ってファイトしに行ってペナルティを与えてしまうことなど、リーグ戦の最終節くらいから特に自分たちの中で簡単にペナルティをしない意識付けが非常にうまくできたと思います。どこで特にペナルティを与えないようにすべきなのかを意識して、ペナルティを簡単に相手に与えないようにしようという意識をもてた結果かなと思います」

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

クボタスピアーズ船橋・東京ベイのフラン・ルディケ ヘッドコーチ(右)、マキシ ファウルア キャプテン

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
フラン・ルディケ ヘッドコーチ

「本当に素晴らしい戦いでしたし、このような特別な舞台に立てたことも非常に光栄です。決勝というのは常に特別なものです。前半は自分たちがゲームをコントロールできていると感じていましたし、チャンスも得点につなげられていました。しかし、後半は一つか二つの小さな、そして、大きな瞬間に左右されましたが、残念ながらそれをモノにすることができませんでした。決勝とは往々にしてそういうものです。

しかし、選手たちのパフォーマンス、特に22mライン内でのディフェンスからチャンスを作ろうとした姿勢は本当に誇りに思います。ここから学び、より準備を整えて戻ってきます。選手全員のパフォーマンスを非常に誇りに思っています」

──想定よりも相手が上回った部分はどんなところでしたか。

「確かに後半、彼らはボールを保持してプレッシャーを掛けてきました。そこが両チームの差でした。ブレイクダウンの攻防で負け、多くのペナルティを犯し、自陣に釘付けにされました。しかし、接戦でしたし、われわれは毎回立て直し、プレーを止めることはありませんでした。

ただ、大きな瞬間が二つあります。一つはモールです。(ペナルティゴールで)3点を狙うこともできましたが、コーナーへのキックを選択しました。そこがわれわれの勝機でしたが、(得点機会を)失ってしまいました。本来、モールやフォワードプレーはわれわれの強みです。もう一つは22mライン内、トライライン際でのチャンスでしたが、そこでまたペナルティを犯しました。

後半は前半のようにボールを保持してプレッシャーを掛け続けることができず、ペナルティを献上して自陣に押し込まれてしまいました。神戸Sさんを称えたいと思います。彼らは素晴らしいプレーをし、勝つにふさわしかったですし、良いチームでした。それが決勝という舞台です。後悔はありません」

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
マキシ ファウルア キャプテン

「今日の試合に関しては、いまは本当に悔しい気持ちがあります。うまく言葉にできないですが、本当にチーム、仲間を誇りに思います。全員が本当にハードワークしてきて、結果は(優勝には)届きませんでしたが、ここまで来ることができ、チームメートには今日はやり切ったということを伝えたいです。

これがラグビーです。決勝は本当にタフな舞台ですし、フラン ヘッドコーチが言ったように、今日は本当にいい競争ができました。前半は本当に自分たちらしい、S東京ベイらしいラグビーができたと思います。後半に関しては、規律の部分で自分たちにプレッシャーを掛けてしまったので、そこが課題だと感じています」

──試合全体をとおして、相手のフィジカルの感触はいかがでしたか。

「お互いに、フィジカルの部分はいい競争ができたと思います。自分たちは自信をもってフィジカルで勝負しようと、今週ずっと準備してきました。それが試合で実践できたことはポジティブに受け止めています」

試合詳細

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