NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン2(リーグ戦) 第2節
2022年1月23日(日) 12:00 秩父宮ラグビー場(東京都)
日野レッドドルフィンズ 56-17 釜石シーウェイブスRFC
日野レッドドルフィンズ
箕内拓郎ヘッドコーチ
「コロナ禍にもかかわらず、初のホーム試合にたくさんの方に詰めかけていただき、非常にありがたいし、感謝したいなと思います。タイトな試合になると予想していたんですけど、前半のジャブが後半、(相手に)効いてきたのかなと思います。後半はしっかり修正をして、勝利を得られたことは非常によかったと思います」
──前半少し苦労したようだが、そこから自分たちのペースに持ち込むことができたのはどういったところが良かったのか?
「楽な試合はない。前半与えたジャブが後半しっかりと効いたと思う」
──今後修正して行かないといけない課題は?
「課題はたくさんある。チームとして全ての面でステップアップしていかないといけない」
──コロナウイルス対策をしながらプレイの精度も上げていかなければいけないなか気をつかっているところは?
「コロナ禍でラグビーができる事に感謝している。感染者を増やしてはいけないなか、いろいろな対策を取りながらやっている。濃厚接触者についても出さないよう、ラグビーをする前に試合ができるよう対策を取っている」
日野レッドドルフィンズ
堀江恭佑 共同キャプテン
「新リーグになって、僕たちのホーム開幕戦だったので、その特別な雰囲気の中で勝てたことがすごくうれしかった。前半は、ブレイクダウンであったり、フォワード近場のプレッシャーであったり、少し受けたところもあったんですけど、しっかり落ち着いてプレーして、80分間、戦い抜けたのかなと思います。来週に向けて確実にステップアップしていきたい」
──新しいリーグ、ホームゲームの開幕戦で終わった後ファンの拍手を受けた時どんな気分でしたか?
「新リーグになってホスト開幕戦で初めての試合。特別な雰囲気の中で勝てたことはすごくうれしかった。日野のグッズを掲げてくれて観戦してくれている姿を見て、また試合を見に行きたいと思っていただけるよう頑張る。
──試合中やトライ後に円陣をよく組んでいたが狙いはあったのか?
「試合中、少しの時間のなかで常にチームで集っていろいろな話をしている。今どうだったのか、次にどうするか、小さいコミュニケーションをできるだけ多く取ろうとしている」
釜石シーウェイブスRFC
須田 康夫ヘッドコーチ
「今日はたくさんの方に来ていただきありがとうございました。我々はチャレンジャーとして挑んだが、我慢比べで負けてしまった。最初の方はいい勝負ができていたが、最後はペナルティもあり、14人でプレーすることになってしまって追い付けませんでした」
──相手のフォワードの圧力があったにしろ、スクラムでコラプシングが多かった。釜石側に何か問題があったのか?
「こちらには特に問題はないと考えています」
──次の試合までにどこをどう立て直していくのか?
「2週間あるのでしっかりリフレッシュして、小さなミスをなくす。相手のプレッシャーを受けている事が多いのでこちらから仕掛けられるようにしていきたい。しっかりとハードワークしていく」
──噴火のあったトンガと関係があるということで、いろいろと活動していたが、トンガに対しての思いは?
「チームメイトの家族と連絡がとれておらず心配していたが、昨日繋がり安心している。トンガの状況全貌が確認できておらず見えないところもある。まずはみなさんの無事を祈っている。できる支援も続けていきたいと思っている」
釜石シーウェイブスRFC
南 篤志ゲームキャプテン
「たくさんの応援ありがとうございます。前回のホンダ戦から前半ハードに動くことはしっかりと出せていけました。後半はペナルティで14人になってしまった。最後の40分間を我慢しきれなかったので点差が開いてしまいました。落ち込んでる暇はないので次に向けて切り替え、三菱重工相模原戦に向けて準備をしていきたい」
──力の差を感じているところ、自分たちが通用していると思うところは?
「ハードワークがしっかりできれば戦えると感じている。今シーズン自信を持ってやっていく。40分ではなく80分間出しきらないと勝てる試合にならない。もともとトップリーグにいたチームの精度が高いと感じる。その精度にしっかり合わせる、それ以上のクォリティにしていく」
──次戦への意気込みをお願いします。
「2戦とも負けているが、ポジティブなところもあるのでそこをしっかりと出していく。ハーフとしてもチームをリードして勝ちに行きたい」
──噴火のあったトンガと関係があるということで、いろいろと活動していたが、トンガに対しての思いは?
「釜石も過去東日本大震災で被災した。その後にラグビーの力で復興へ繋がっているチーム。トンガのためにも勇気を与えるようなプレーをする。僕らが頑張れば支援もついてくるのでプレーで見せていきたい」
──トンガへの取り組みについてはチームで話し合ったりしたのか?
「映像でチームから発信したり、アップでもトンガの赤いTシャツを着たりしている」
──ハーフタイムの時にどういう話し合いをしたのか?
「前半ポジティブにハードワークできていた。後半も続けようと話したが、日野にトライを取られ受け身に回ってしまった。その後ペナルティも取られ悪循環になってしまった。
悪循環に入らないため、チームを鼓舞していくことをしっかりしていきたい」