2022.03.31 NTTリーグワン 2022 D1 第11節レポート(横浜E 27-40 東京SG)

NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1(リーグ戦) 第11節 交流戦
2022年3月27日(日) 14:00 昭和電工ドーム大分 (大分県)
 横浜キヤノンイーグルス 27-40 東京サントリーサンゴリアス

東京サントリーサンゴリアスの左から、流 大選手、中村亮土キャプテン、田原耕太郎コーチングコーディネーター

東京サントリーサンゴリアス
田原耕太郎コーチングコーディネーター

「はじめにミルトン・ヘイグ監督について、監督本人は陰性でありますが、スタッフに1名コロナ陽性者が出たため濃厚接触者扱いになり、念のため休んでいます。
今日のゲームについて、80分間難しいゲームになることはわかっていたが、タフなゲームの中で中村キャプテンを中心に選手たちがしっかりアジャストしてくれて勝てたということ、ラウンドを首位で終わることができたことに対しても選手たちのパフォーマンスに満足しています」

──沢木さん率いるチームと対戦することについて。

「敬介さん(沢木監督)のチームなので、難しいゲームになること、新しいことをやってくるということをこちらとしてはわかっていたことで、今週選手からもそのような声が上がっていました。コーチとしてはゲームだからいろいろな感情がどうしても出ますが、いつも通りやることを大事にしました。ウォーミングアップもロッカールームも選手たちはいつも以上にエナジー高くやっていたので、上から(コーチボックス)見ていても空回りしていた部分もあったかと思うが、優勝するためにもいろいろな学びがあったと思います」

東京サントリーサンゴリアス
中村亮土キャプテン

「まずグラウンド状態が素晴らしく、ストレスなくラグビーができたことについて、関係者の皆様に感謝しています。ありがとうございます。HCがいない1週間、選手たちが主体的に準備した分、グラウンドでいいコミュニケーションをとりながら80分間通して東京サントリーサンゴリアスのラグビーができたのかなと思うし、横浜キヤノンイーグルスの素晴らしいプレッシャーの中でまた学ぶこと、課題が出たので、次のブロックに向けてレベルアップして試合に向けて準備したいと思います。ありがとうございました」

──テビタ・リー選手にキックパスを通したところ、また後半のテビタ選手のトライをとるところまでのフェーズアタックのところ、どんな条件であのようなプレーになったのでしょうか。

「最初のキックパスが通ったところについては、準備段階から外側のディフェンスが上がってきて、あそこのスペースが空いてるのがわかっていたので、しっかり頭がクリアな状態でできたので、精度もよく、あのようなトライにつながったかと思います。テビタのトライは流選手中心に、ボールセキュリティ、アタックの精度をよくして、フェイズを重ねることが出来れば自分達のアタックができるということだったので、50/50ではなく、我慢強くアタックして、あのようなトライになったと思います」

──どちらのチームもブレイクダウンに圧力をかけていたようでしたが?

「僕らとしては自分たちのアタッキングラグビーするためにブレイクダウンのところをしっかりクリーンにしなくてはいけないと、そこでスローなテンポにしてくるのがわかっていたので、いつも以上に意識して準備してきたし、このゲームに対してマインドセットもしてきました。ディフェンスのところはいいジャッカルプレーヤーがいるので、最初のタックラーが低くいくことをしっかりしていけばいいディフェンスができていたので、そこは課題がでたので、次に向けていい準備をしていきたいと思う」

──中村選手、流選手、ともに九州出身ですが、大分でのゲームでの気持ちをお聞かせください。

「九州での試合がなかなかないなか、今回自分の家族もきましたし、母校・鹿実(鹿児島実業)の後輩たちもきたので、先輩としていいところを見せたいというのはありました。東京サントリーサンゴリアスとしても合宿などでお世話になっているので、大分は今回アウェイではありましたが、ホームのような感覚でゲームをさせてもらえました」

東京サントリーサンゴリアス
流 大選手

「本日はありがとうございました。キャプテンも言っていたとおり、グラウンドが素晴らしく、観客の皆さんの雰囲気、声援、まあ赤い色の方が多かったようですが、東京サントリーサンゴリアスに対しても応援していただいたような雰囲気だったので、試合をしていて気持ちよかったです。試合内容に関しては80分かかる試合だということは試合前から言ってきたことで、その通りいつどうなるかわからないような素晴らしいクロスゲームになりましたが、そこを勝ち切れたことはよかったです。公式戦で横浜キヤノンイーグルスとやるのは久しぶりだったし、僕自身も色々な感情を持って試合に臨ませてもらっていたので勝ててよかったと思っています」

──沢木さん率いるチームと対戦することについて。

「敬介さん(沢木監督)が横浜キヤノンイーグルスの監督になった時点でベスト4に入ってくる、優勝争いするチームになるのはわかっていました。どんなチームをつくるのかもわかっていましたし、実際素晴らしいラグビーを作っていると思います。試合に対して特別な感情というよりも、横浜キヤノンイーグルスというチームが素晴らしいチームであるということを事前に認識すること、そこに対してしっかり準備してきました。今週準備段階はいい態度、いいエナジー、いい1週間を送れたので良かったと思うし、後輩2人、梶村、松井も相手チームにいたので試合していて楽しかったです」

──中村選手、流選手、ともに九州出身ですが、大分でのゲームでの気持ちをお聞かせください。

「九州で試合ができることは貴重な機会で、今シーズンに限っていえば1回しかなかったので、家族もきてくれたし、出身ラグビースクールの子供達にもきていただいて嬉しかったです。九州のリーグワンのチームが減っていくなど報道もあるので、九州のラグビーを少しでも盛り上げたいという気持ちを持っています。ホームアンドアウェイ、ホストビジター、いろいろな関係がありますが、個人的には福岡出身なので九州での試合をもっとやってほしいと思っていますし、九州にはいいスタジアムがたくさんあるので開催してもらえたら嬉しいです」

横浜キヤノンイーグルスの沢木敬介監督(左)、庭井祐輔ゲームキャプテン

横浜キヤノンイーグルス
沢木敬介監督

「皆さんお疲れさまでした。こんなもんじゃないですかね。サンゴリアスに対して善戦して、以前のイーグルスだったら喜んでいたかと思います。それが悔しさに変わり、そう思う選手が増えてはいますが、勝てるゲーム展開のなかで、自分たちから相手にチャンスを与えて、相手のペースになるのをプレゼントしてしまった。ただネガティブになることはなく、これから選手一人一人が勝てる選手に変っていって、まだまだトップ4に勝てるチャンスはあるので、来週からチームにエナジーを持って、さらなるレベルアップをしていきたいと思います。ありがとうございました」

──今日のゲームはラストの10分くらいまでクロスゲームで、その後ミスがつづいてしまったという展開でしたが、チームの成長したところ、またこういうチームに勝つにはどのようなことをしたらいいと思われますか。

「一番簡単なのは良い選手を揃えることで、相手のサンゴリアスにはマッケンジーがいて、ケレビがいて、ショーンがいて、タレントがそろっているが、僕たちは自分たちのスタイルを貫いて勝つという、選手1人1人の能力というよりは、チーム全体の能力がサンゴリアスを上回らなければいけない、それが勝てる手段だと思っています。今日に関しては、最後我慢強さ、相手にダメージを与える前に自分たちでチャンスを与えてしまったので、ゲームをしっかり読む力、またプレッシャーの中で判断し、プレッシャーを力に変えるチームにならないといけないと思っています」

──以前指導していたサンゴリアスとの対戦について、1週間準備されてきたかと思いますがいかがですか。

「東京サントリーサンゴリアスのDNAがありますし、サントリーに育てられたと自覚しています。チャンピオンチームだった、勝ってきた文化がある東京サントリーサンゴリアスにチャレンジできる喜びのほうが大きくて、特別意識しているわけではないが、より勝ちたいなというのはあります」

「一言いいですか。選手を守るためにもレフリングについて。例えば今日であればレイトタックルを見逃してしまっている。我々もやってしまっているし、逆にやられてもいました。そこは改善していかないとなりません」

横浜キヤノンイーグルス
庭井祐輔ゲームキャプテン

「ありがとうございました。監督がおっしゃったことがそのままかなと思います。今週の試合に向けていい準備ができたことには満足していますが、結果として、ゲームの中で自分たちのミスから相手にチャンスを与えてしまったことが、最後結果に違いが出たかなと思っています。ただチャレンジした結果、これから勝っていくために得られた収穫がいっぱいあり、このような積み重ねが活きてくると思うので、負けたことはすごく残念ですけれど意味のある試合だったと思っています」

──セカンダリーホストである大分での感想、次の大分での試合に向けた思いを聞かせていただけますか。

「大分では毎年試合をさせてもらっていて、毎回熱い応援をいただいて、やり易い環境で試合をさせてもらっていますが、なかなか勝っている試合をお見せできていないのが残念です。今日も勝ちにきた試合でしたが、結果負けてしまい、残念な思いをさせてしまっているなと毎年のように思っていますが、それがあるからこそ、次は是非大分の皆さんの前で勝つ試合をお見せしたいなと思っています」

──スクラムを振り返って、ペナルティとったりとられたりとありましたが、スクラムの出来はどうでしたか? また田村CPがいない状態ですが、そのあたりのチームの感触を教えてください。

「スクラムに関してはもっとプレッシャーをかけたかったというのがあります。ただ分析のなかで、こういうことをするぞということはできていたので、試合のなかで修正して、もっとペナルティ、反則を誘えていればゲーム展開は変われていたのかな、と思うので、そこは悔しいし、心残りでもあります。田村キャプテンがいないことについては、大きな影響はないというか、今グラウンドに出ている嶋田、ジェシー、小倉、僕の4人がリーダーとなってそれぞれのパートを引っ張っているので、それはうまくいっていると個人的に感じています。チームの雰囲気もすごくいいです。もちろん田村選手がいないのはチームにとって痛手ではありますが、しっかりいい形でカバーできているかと思います」

横浜キヤノンイーグルスの梶村祐介選手

横浜キヤノンイーグルス
梶村祐介選手

「皆さん、本日もありがとうございました。個人的にもチームとしても、絶対に勝てると信じて臨んだゲームだったので、落としたことはすごく残念です。トップ4と戦っていくうえで最後の10分、15分、あのクオリティでは勝てないということを学ばせてもらい今後につながるかと思います。ここで終わりではないので、来週からいい練習して自信をもって残りの試合に臨みたいと思います。本日はありがとうございました」

──古巣の東京サントリーサンゴリアスと対戦したことについて、先の記者会見で流選手は後輩と対戦できて楽しかったとありましたが、梶村選手の今日に向けた思い、また自分のパフォーマンスについて振り返ってみていただけますか。

「個人のパフォーマンスに関してはボールを前に持っていこうと、ボールキャリーはある程度できていました。ボールの運び方や、また10番へのサポートはもっとできたかと思うので課題になるかと思います。古巣の東京サントリーサンゴリアスについて特別に力が入るというわけではなかったが、他のチームより楽しみな部分は多かったです。そういった試合を落としたのは残念です」

──セカンダリーホストである大分での感想、次の大分での試合に向けた思いを聞かせていただけますか。

「合宿でも来ているし、試合がやり易い環境と思っています。今シーズン、大分での初試合でありましたが勝つ試合をお見せできなかったので、次の5月の試合では勝利を皆さんに届けられるように、いい準備をしていきたいと思っています」

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