2022.04.20 NTTリーグワン 2022 D1 第13節レポート(GR東葛 41-71 S東京ベイ)

NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1(リーグ戦) 第13節 カンファレンスA
2022年4月17日(日) 14:30 柏の葉公園総合競技場 (千葉県)
 NECグリーンロケッツ東葛 41-71 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

クボタスピアーズ船橋・東京ベイの左から、フラン・ルディケ ヘッドコーチ、立川理道キャプテン、谷口和洋選手

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
フラン・ルディケ ヘッドコーチ

「結果に対しては非常にハッピーですし、先週の横浜キヤノンイーグルス戦からの課題もしっかり準備ができていた。パフォーマンスは試合を通して入りから最後までよかったと思いますし、先週からしっかり立て直すことができたことに対して大変満足しています」

──横浜キヤノンイーグルス戦のときに、向こう2試合でマネジメントしていく、ということをおっしゃっていましたが、どういう共有がなされ、今後どう準備されていきますか。

「ゲームごと、もちろん全体像、シーズンをいい形で終えたいというのがありますが、まずは次週のコベルコ神戸スティーラーズ戦に向けて、特に来週はショートウィークで準備期間が短いこともあります。リカバリーやプランの共有をどれだけクリーンにできるかというところをしっかりやっていきたいと思います。今日のようなパフォーマンスを引き続き出せるように、学びといったところ、例えば正確性といった部分をさらに上げられるように進めていきたいと思っています」

──今日の試合でデビューとなった選手の評価と(けがをした)バーナード・フォーリー選手の状況、また全体的な選手起用の面で残り3試合をどのような戦い方をしていくのか教えてください。

「今日デビューした選手を誇りに思っています。55人中40〜45人が出場してくれたことになります。デビューしてくれたすべての選手に対してとても嬉しく思っています。チーム文化が出る環境ということはしっかり結果が出せているということを示していると思っています。そういう選手には今後も貢献してもらいたいと思っています。
バーナード・フォーリー選手に関しては、来週セレクションに出てくると聞いていますし、本人も楽しみにしているようです」

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
立川理道キャプテン

「先週の横浜キヤノンイーグルス戦から自分たちにフォーカスを当てて準備をしてきた中で、試合中に出せた部分もありましたし、修正するポイントもあったのですが、ゲーム中にそれをうまくコントロールできたと思っています。日に日に、毎試合毎試合、成長している感覚があるので、あまり先を見ずに反省を活かして来週に向けて準備していきたいと思います」

──先週は悔しい敗戦だったと思いますが、どういったことをテーマにして準備を進めてこられましたか。

「学びとしては、劣勢だったり、フラストレーションがたまるときに、なかなか自分たちの思うようなプレーができなかったり、矢印を外側に向けてしまってなかなかいいプレーができなかった部分がありました。今週、『準備』ということをテーマに置きながら、相手がどうだ、ということではなく、自分たちのやりたいことをしっかり準備していく、ということにフォーカスを当てる中で、今日11トライできたことはよかったと思います。ディフェンスはいい部分と悪い部分が出たので、今後修正していきたいと思います」

──ディフェンスのいい部分、悪い部分が出た、とおっしゃいましたが、今日の試合での悪い部分はどういったところでしたか。

「学びの部分だと思っていますが、前半は風下だったので、どういうエリアの取り方をするだとか、自分たちとしてはアタッキングキックのなかで入れ違いなどもあったりしましたが、そこは特に気にはしていなくて、反対に後半の相手が思い切ってアタックしてきたときに、受け身になってしまってオフロードされたりした部分が修正ポイントだと思っています。このあと、ビデオを観ながら修正するところは修正していきたいと思います。ペナルティに関しては全体的に少し多い部分もありますが、前半の序盤でレフェリーとのコミュニケーションを通じてアジャストしていくことは僕らにとっても必要なことだと思いますし、そういう姿勢を見せて今後プレーしていきたいと思います」

──来週のコベルコ神戸スティーラーズ戦に向けてはどのようなプランを立てていますか。

「相手チームの情報をあまり入れすぎず、大きな特徴をとらえながら、自分たちにフォーカスをおいてやっていきたいと思います。やってきたプロセスを信じてやっていくのが自分たちのスタイルだと思いますので、来週に向けて自分たちのフォーカスポイントを明確にして、そこを準備していければと思います」

──横浜キヤノンイーグルス戦のときに、向こう2試合でマネジメントしていく、ということをおっしゃっていましたが、どういう共有がなされ、今後どう準備されていきますか。

「僕もヘッドコーチと同じ意見ですが、週末に向けてどうピークを持っていくのかがスタートだと思いますし、リーダー陣がうまく考えてやってきているので、そういったことを大きなプランとして、まずは1週間1週間のほうが大事だと思っています。ショートウィークが終わったらその次はロングウィークですし、そのあとはまたショートウィークといったスケジュールになってくるので、週末にどうピークを持ってくるかという部分をうまくコントロールしたいと思っています」

──早めにデビューを迎える選手が多い傾向が数年続いているようですが、どういうところに要因があると思いますか。またそれを踏まえてチームがどのようによくなっていると感じていますか。

「採用の力です(笑)。
いい選手が来るようなチームになってきましたし、競争も激しくなってくるので、日々の練習もレベルが上がってきますし、いままでいた選手へのプレッシャーがかかる、といういいサイクルになっています。それを含めて採用の人たちのハードワークだと思いますし、そういうなかでの選手の競争もとてもいいと思います」

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
谷口和洋選手(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)

「チーム全体として一週間通してキックオフまでしっかりいい準備ができて、結果につながったと思います。
個人的にはすごく嬉しいです。ハッピーです。4トライなんて人生でしたことがないので、すごく嬉しいです。もちろん自分だけの頑張りではなく、ノンメンバー含めてみんながサポートしてくれましたし、そういったことが今日の結果につながったと思います」

──ご自身では今日の全体的なパフォーマンスはどう評価されますか。

「アタックのところは前に出る選手が多いので、常に内側からのサポートを意識していましたし、今日はそれが特にうまくいったと思います。前半の最後のトライはバックス同士でしっかりコミュニケーションをとれていましたし、ノータイムでしっかりアタッキング前にトライに繋げられたことは自分のなかの学びだと思いますし、チームにとってもネクストレベルに行けたところだと思います」

──得点を狙うなかで空いているスペースを見つけるために意識されていることがあれば教えてください。

「ショートサイドに関しては前半からチームメイトに『(スペースが)空いている傾向にあるよ』と教えてもらっていたので、そういった情報に加えてその場面において、チームメイトからの声掛けもありましたし、自分もしっかり前を見ていたので判断しやすい状況でした。数的にも合っていましたし、そういう場面でしっかり実行できたのが良かったと思います」

NECグリーンロケッツ東葛の左から、ロバート・テイラー ヘッドコーチ、瀧澤直キャプテン、杉本悠馬選手

NECグリーンロケッツ東葛
ロバート・テイラー ヘッドコーチ

「まずは本日スタジアムに足を運んでくださったNECグリーンロケッツ東葛のファンの皆様とクボタスピアーズ船橋・東京ベイファンの皆様に感謝の気持ちを述べたいです。両チームとも素晴らしいファンの方々のサポートがあったと思うので、そこにまずは感謝をさせてください。そして、クボタスピアーズ船橋・東京ベイの勝利おめでとうございます。チームとしてクボタスピアーズは、1番から15番まで、素晴らしいアスリートとバランスが取れているチームだと思っていて、今年優勝もしくはそれにすごく近いところにいくのではないかという風に期待しています。
試合に関しては、やっぱりクボタスピアーズにちょっとチャンスを与えすぎてしまった。そのアスリート性というのを使わせ過ぎてしまったのではないかと思っています。ただ、もちろん勝ちたいし70点以上取られるっていうのは、良くはないのですけれども、その中でもしっかりと毎週成長というのは出ており、毎週毎週、成長し続けているので、勝ちというのは、本当にもう目の前に迫ってきていると思います」

──フレッチャー・スミス選手、ヘッドコーチいかがでしょうか。

「まずは、フレッチャー・スミス選手は、素晴らしいリーダーシップを発揮してくれる選手で、特にプレーの中では、ボールを持たせるとアタックの脅威になれる選手で、キックもすごく上手いし、ゴールキックに関してもシーズンの序盤は、うちのチームのゴールキックというのが課題でもあったんですけれども、そこの部分に関してしっかりとインパクトを与えてくれた選手かと思っています。多分リーグの中でも、ゴールキックのパーセンテージ、フレッチャー・スミス選手は上位になるのではないかと思っています。

──どこのけがで起用できなかったのですか。

「シーズンのいちばん最初の方に小さい怪我はあったのですけれど、1回目のコベルコ神戸スティーラーズ戦の前のトレーニングの最後の方で小さい怪我があって出られなくて。コベルコ神戸スティーラーズ戦は出るところでした。それでその他の選手にチャンスを与えたりしました。彼も今は怪我も完治し、チームに対してもインパクトを与えてくれる選手になってきたし、付加価値を与えてくれると思っています」

NECグリーンロケッツ東葛
瀧澤 直キャプテン

「僕も同じくファンの皆様、NECグリーンロケッツ東葛のクルーの皆様、クボタスピアーズ船橋・東京ベイファンの皆様、多くのファンの皆様が応援してくださって、いい雰囲気を作ってくださって、またグラウンドとあの環境もやっぱりホストグラウンドとしてすごく素晴らしく、いい環境でやらせてもらえたことを本当に感謝したいなと思っています。
まず、試合の前にうちのチームの川村 慎選手が、本日、NECグリーンロケッツ東葛として100試合目の公式戦だったということで、ほんとにこちらの手前味噌というのかわからないのですけれど、チームのことですけど、まず、ここでおめでとうと言わせていただきたいです。ほんとに素晴らしい期間、僕も一緒の時間を長く過ごしているのですけれど、チームへの貢献度が高く、エナジーのある選手で、苦しい時期が多いですけれど、チームの1人として、すごく支えてくれている選手なので、素晴らしいマイルストーンですね。改めておめでとうございますと言わせてください。
試合としてはロバート・テイラーヘッドコーチが言った通り、我々が70点取られたという、そういう試合でNECグリーンロケッツ東葛は何やっているんだと思われるような試合だと正直思います。点数だけ見ると。ただ我々としては、その強い相手に、今シーズン1番ポイントを取りました。もちろん負けましたが、点数も多く取られた中で我々としては成長を感じる部分もあったので、皆様がどう思われるかわかりませんけども、自信を持って成長していると言えますし、本当にまだまだこれからのチームですが、まだ伸びしろがあるチームだと心から思えるそういう試合だったと思います。今後にもまだまだ期待してもらいたいと思いますし、初めての勝利が来週来るのか、その先に来るのか、わかりませんけども、我々は本当に毎週、全力で勝ちに行く、そういうラグビーをしているつもりですので、今後とも応援よろしくお願いします。以上です」

──ディフェンスのところなんですけども、やっぱりこう簡単にいかれてしまうように見える場面もあったかと思うのですが、今日どんな点がチームとして良くなかったか、それから今週これに対してどのような戦略、戦術で臨もうと思ったのか教えてもらえますか。

「今日良くなかったところ、ちょっと僕もポジション的なところもありますし、すぐこれが悪かったと言うのは難しいとは思うのですけれど、人数が余ったりとか、そういうシチュエーションもあったので、しっかり前を向いて人数を合わせるという基本的なところが悪かったのは間違いないんじゃないかなと思います。ただ、僕たちとしては、2個目の質問ではありますけれど、今日、ロバート・テイラー ヘッドコーチが言ったように素晴らしいチームに対してどうやってアタックしていくかっていうところでは、しっかりキックを蹴って、そのキックを相手に、相手がとった時にしっかり幅を合わせてターンオーバーに繋がる、もしくは相手がミスするようないいキックを蹴る、そういうプランでゲームに入ったので、そのプランをしっかり遂行できた部分はかなりあったんじゃないかなと思います。ただ71点取られているところはそういういいキックを蹴ったもしくはいいキックを蹴れなかった後のディフェンスで、しっかり人数が合わなかったとか、もしくはそのいいカウンターを受けてしまったとか、そういうところにあったんじゃないかなとは思います」

──先ほど冒頭で川村選手のことを話していましたが、選手会の会長をやってずいぶん経つと思うのですけれども、そういうことを含めてどんな感想をお持ちでしょうか。

「本当に長い期間、そういう選手としての福利厚生というか、ウェルフェアっていうのか、そのような部分でもすごく力を注いで、自分の時間を犠牲にして、トップリーグから、今このリーグワンに向けていろんな選手の環境改善にも力を注いで、もちろんそれをやりながら選手としてちゃんと100パーセントグラウンドで努力をして、チームへのエネルギーを出すというような、個性もあります。そういうことをずっと、12年ぐらい、NECグリーンロケッツ東葛の1人として、チームにい続けて貢献し続けている、本当にそういう選手で、チームとしては財産だなと僕個人としてはそう思います。

──先ほどおっしゃっていた成長を感じられるっていう部分をちょっと具体的に教えていただきたいのですが、次がシャイニングアークス東京ベイ浦安戦でこういうところをやっていけば勝てるのではないかっていうような明るい見通しを教えてください。

「明るい見通し。はい。まず僕もポジション柄、こういうポジションなので、スクラムのことを言わざるを得ないのですけども、これは自分がプロップだからとかではなく、この試合すごくいいスクラムも組めたんじゃないかなとは思っています。うちが与えたペナルティはないと思うんですけど、もし違ったらすいません。ペナルティを与えることなく、スクラムでペナルティをもらうかして、それに関しては特に前半のクボタスピアーズ船橋・東京ベイさんの8人、多分、トップリーグでもリーグワンでも1番大きいだろう、もしくはインターナショナルのレベルからしても大きいバックに対して、僕たちは本当にいいスクラムを組んで、マイボールをキープして相手にプレッシャーをかけて。これは本当に明るい内容だと思いますし、これはフォワードの努力が実ったのだと、胸を張って言える。明るい材料だとまずは思います。
それ以外にも多くありますけど、まずそれは課題だった時期もあったので。過去ペナルティを多く出してしまったっていう課題が今シーズンはあったので、それをしっかり減らしてさらに取るっていう方法まで持ってきたっていうのは、本当に明るい見通しだと思います。次のゲームに向けてっていうところですけど、シャイニングアークス東京ベイ浦安さんがどういうチームだからということではなく、まずは僕たちとしては、自分たちのことを評価して、自分たちができることをやっていく、それだけですね。相手が誰だからとかっていうことではなく、自分たちのことを評価していく。今週できたことをしっかり来週も継続してやる、今週できなかったことが、来週できるようになる。それを繰り返していくだけかと思っています」

──フレッチャー・スミス選手は実際にプレーしてみてどういう印象でしょうか。

「上手ですよね。本当に上手だと思います。上手っていう言い方でいいのか分からないですけれど。前も見れて自分が走ることもできてキックもできて、今年からチームに合流した選手ですけど、人間性も素晴らしく、チームへの貢献度も高い、性格も明るくて、チームへのコミットメントもすごく高い選手でして、シーズン序盤はゲームタイムがなかったですけど、そこからゲームタイムができて、本当にチームにフィットしてきたっていう感じですかね。皆さんが見ても、本当に輝いて見えたんじゃないかなと思います」

NECグリーンロケッツ東葛
杉本悠馬選手

「まずは、本日会場にお越し頂いたファンの皆様、そして準備してくださった関係者の皆様に感謝をしたいと思います。ありがとうございます。試合としては、入りは良くなくて、クボタスピアーズ船橋・東京ベイさんの素早いアタッキンラグビーに対応しきれずに押されてしまった部分があったのですけれど、NECグリーンロケッツ東葛としても、41点という今シーズン1番多い得点を取ることができて、いいところも出せたのではないかなと思っております。来週に向けてしっかり準備して、勝利をひとつ取れるように頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございます」

──先ほどキャプテンが言っていたようにあのストラクチャーのところとか、どういうところがもう少し止められると思いますか。

「そうですね。ディフェンスラインが揃ってなくて1人飛び出してしまったり、その1人が出ていなかったりといった部分があったり、コミュニケーションの部分が不足していたと思いますね」

──あとハーフタイムの前にフレッチャー・スミス選手がチャンスメイクしたり、最終的にはスピアーズの選手がトライを取ったと思うんですけれどもあのあたりどういう状況だったと思いますか。

「まぁそうですね。まず、僕がしっかりと攻めきれなくて、相手にボールを取らせてしまったっていうのが、ひとつの反省点として、その後に僕がタックルした後で気づいたら、もうだいぶ攻められていて、なんでトライ取られてしまったのか、あんまり、ちょっとよくわかんないんですけど。やはり蹴った後の後ろのコネクトの部分が良くなかったんじゃないかなと思います。ビデオを見てみないと確認できないですけれども。そう思います」

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