2022.05.05NTTリーグワン 2022 D2 1位〜3位 順位決定戦 第2節レポート(花園L 47-17 三重H)

NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン2 1位〜3位 順位決定戦 第2節
2022年4月30日(土) 14:30 東大阪市花園ラグビー場 (大阪府)
 花園近鉄ライナーズ 47-17 三重ホンダヒート

三重ホンダヒートの上田 泰平ヘッドコーチ(左)、古田 凌キャプテン

三重ホンダヒート
上田 泰平ヘッドコーチ

「まず、花園近鉄ライナーズ松岡選手の100試合出場記念に対戦でき光栄に思う。試合は、花園Lがスペースにしっかりアタックする姿勢が前半から見られ三重ホンダヒートとしては、受けてしまい固かったと思う。王手をかけている試合に選手達を少し緊張させる状況を今週の練習で作ってしまい反省している。試合全体をみて選手達は、良く走り身体を張って時間帯を作り次に繋げたと思う」

──練習面で緊張させたところとは。

「先週は勝てて、中5日の試合で疲れもある中、練習で頭を使いすぎ反省している。選手達は、正しい態度で臨み満足しているが、最初に足が止まる環境を作ってしまい反省している」

三重ホンダヒート
古田 凌キャプテン

「80分間通して、我慢の時間帯が多く三重ホンダヒートのスタイルを通せず、良い時間帯もあったが花園近鉄ライナーズのアタックに固まってしまい次の試合に向け修正していきたい」

──今シーズン3回目の対戦だったが、負けない気持ちをどのように選手達に話してきたか。

「勝つ気持ちで挑み負けてしまい悔しいが、出せた部分もありプラスにとらえて次を迎えたい」

──チームは、終盤に少しずつ変わってきいるがどのように感じているか。

「確実にチームとしては、毎週ごとに良い試合と準備ができ成長がみられている」

──具体的にどの部分が良くなっているか。

「全部良くなりマイナスではない。アタックも前に出る気持ちやディフェンスもシステムを守り、チーム全体に浸透してきている」

──リーグワン、1部王手の試合だったが1部への思いは?

「デビジョン1昇格が目標で、日々の練習を大事に励み準備し次の入替戦を勝ちにいきたい」

──リーグワン設立でデビジョン1に参戦できなかった受け止めは。

「デビジョン2からのスタートで、自分達に目標を持たせデビジョン1に昇格することだけだ」

花園近鉄ライナーズの佐藤幹夫スキルコーチ(左)、野中翔平キャプテン

花園近鉄ライナーズ
佐藤幹夫スキルコーチ

「ランキングマッチで負けられない試合だったが、松岡選手の100試合出場記念に勝ち良かったと思う。内容は、自分達のスタイルをやり抜けたのが勝因だった。これを次に繋げていきたい」

──10番(スタンドオフ)の吉本選手を12番(センター)に起用した理由は?

「コンディションが良く10番、12番はチームのゲームメイクに大事なポジションで、10番の経験を生かし12番も十分にやれるところとフィジカルの良さもあり12番の判断をした。今日の評価も良かった」

花園近鉄ライナーズ
野中翔平キャプテン

「試合はもちろんだが、マネジメントスタッフの企画やサポーターの雰囲気も良い状態に感じ、試合も自分達の時間帯が多かったと思う」

──前半、2点差に迫られゴール前ペナルティからスクラムを選択し得点に繋がったがスクラム選択の理由は。

「ペナルティで、スクラム選択しトライできる自信と、ラインアウトの精度やレフリーにアジャストできていなかったのでスクラムを選択した」

──勝ち点を意識していたと思うが、得点での意識はあったのか。

「全員が意識していたわけではないが、チームのゲームメーカーと自分は少なからず勝ち点、ボーナスポイントと総得点5を意識をしていた」

──勝ち点も取れてかなり有利になったが、昇格に向けての思いは。

「勝ち点と言うよりも相模原ダイナボアーズに前回負けているのでプライドを持って勝ちにいきたい」

──この一戦のポイントは。

「フィジカルブレイクダウンのところでボールを失うことが多く、セットプレーでも特にブレイクダウンを意識し準備していきたい」

──次の一戦は、リーグ戦と違った戦いになるのか。

「ランキングマッチ以上に同じ相手に何度も負けるのは、プレイヤーとして許せないところがありしっかり努めていきたい」

──若手の起用については。

「いろんなチームの入れ替わりがあると思うが、若手の起用は本人達が勝ち取りダイヤモンドチームとして活動し上のチームを突き上げ、プレッシャーに勝つようコーチ陣が育成し試合での経験値は、練習でベテランや外国人選手からアドバイスを受けている」

花園近鉄ライナーズの吉本 匠選手

花園近鉄ライナーズ
吉本 匠選手

「チームが勝てて嬉しく思う」

──今日のパフォーマンスについて。

「ミスもあったが、取り返そうと切り替え個人的には良かったと思う」

──トライを取ったところはサインだったのか」

「サインというよりもクーパーが、こちらに投げハンズパスで繋ぎクーパーのダミーランで前が空いてトライに繋がった」

──世界的スター選手とプレーしているということは。

「日々、学べていることだと思っている。小さな時から憧れポジションも同じで、楽しくラグビーができ吸収できていると思う」

──12番(センター)起用は。

「春シーズンに経験し不安はなかった」

ニュースの一覧へ