2022.05.06 NTTリーグワン 2022 D1 第15節レポート(GR東葛 10ー39 埼玉WK)

NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1(リーグ戦) 第15節 カンファレンスA
2022年5月1日(日) 14:30 柏の葉公園総合競技場 (千葉県)
 NECグリーンロケッツ東葛 10ー39 埼玉パナソニックワイルドナイツ

埼玉パナソニックワイルドナイツの左から、ロビー・ディーンズ監督、ジャック・コーネルセン ゲームキャプテン、山沢拓也選手

埼玉パナソニックワイルドナイツ
ロビー・ディーンズ監督

「今日は皆さんに非常に良いラグビーの試合をお見せできたことは心から嬉しく思います。天候自体は非常にタフで両チームにとってチャレンジングな試合となりましたが、今日このような結果を得られて嬉しく思います。今日、チーム全体で非常にいいパフォーマンスをしてくれたのですが、そのなかで、特に目立って活躍してくれた選手が何人かいます。
まず、本日ワイルドナイツでのデビューを飾ったダニエル・ペレズ選手、そして丹治辰碩選手、そしてヒーナン ダニエル選手も今日80分プレーすることができました。藤井大喜選手についても、スクラムで複数のペナルティをとって活躍してくれた選手だと感じています。
そして何よりも今日、この記者会見場に来てくれているジャック・コーネルセン ゲームキャプテン、山沢拓也選手という2人の選手は、チャレンジングな天候の中でチームを勝利に導いてくれました。二人の活躍を心から嬉しく思います」

──今日の試合ではメンバー編成がガラッと変わりましたが、その目的と理由は?

「今日、大きくメンバーを変えたのは、すでに我々はプレーオフ進出を決めていたのが一番大きな理由としてあります。ここまでシーズンを戦ってきた中で、出場時間が非常に長い選手もかなりいて、このタイミングでメンバーをリフレッシュさせたいということもありました。同時に試合時間が少なかった選手たちにプレータイム、ゲームタイムを与えるという意味でも、いい試合になったかと思います。そうすることでチーム全体に対していい影響が出ると思い、今日思い切った采配にいたりました。
かつ、普段出ている選手、経験値のある選手たちがチームをサポートする役回りに回るということも、チームにとっても非常にプラスだったと思います。シーズンを通して非常に負荷が高い選手には、これからプレーオフに向けてタフな試合が続いていくので、体のマネージメントといった点でも、今日のメンバー編成に至りました」

──ヒーナン ダニエル選手は40歳で80分プレーし続けるような選手ですが、戦力としてまた、今日の試合内容も踏まえてどのような評価をされていますか?

「間違いなくチームのレジェンドの一人だと実感しています。チームの歴史を振り返ってみても、このような選手はなかなかいないのではないかと感じています。
今日ご覧いただいたかと思いますが、40歳ですけれども今日のようなプレーをしてくれましたし、身体能力の高さというのも皆様が見られた通りかと思います。40歳で自分のプレーを高いレベルで維持しているのは、やはり日々の習慣や準備といった部分でも高いレベルを維持しなければいけません。彼自身が自分の体調管理や準備をマスターしています。(そういった努力を)まさに習得している選手だと感じました。
そういった準備があったからこそ、今日の試合の終盤の時間帯でも、フレッシュに、元気いっぱいプレーしていた様子から、彼はチームにとって貴重な選手だと感じています」

──来週はレギュラーシーズンの最終節でクボタスピアーズ船橋・東京ベイとの対戦ですが、現状の順位の通りでいくと、プレーオフの初戦でも連続して対戦することになりそうです。そういったなかで、来週の戦い方の戦略とプレーオフのための準備を教えてください。

「他の試合結果や順位表を詳しく見ていないので確かなことは言えませんが、現状の立ち位置で行くと連戦になる可能性もあるのかなと感じています。ただ、プレーオフに向けてワイルドナイツのチームとしていい準備をしていきたいと思います。
我々の選手たちはワイルドナイツのジャージを着ることの価値をひとりひとりわかっておりますし、クボタスピアーズ船橋・東京ベイさんは、チームとしても非常にいいチームですので、いいラグビーをして、対戦相手にプレッシャーをかけられるようにしていきたいと思います。ただチームとしてもプレーオフに向けていい準備をしていきたいと思っています。フィジカル、メンタルともに、いい準備をして次の試合、またその次へとステップアップして臨みたいと思います」

埼玉パナソニックワイルドナイツ
ジャック・コーネルセン ゲームキャプテン

「まずは前半、自分たちのノックオンであったり、規律を守れなかったこと。いくつか自分たちがプレッシャーのかかる場面を作ってしまいました。
後半はその点を修正しまして、自陣からの脱出であったり、キックを有効に使って、相手にプレッシャーをかけるというプレーができた結果、今日のこのような勝利につながったと感じています」

埼玉パナソニックワイルドナイツ
山沢拓也選手

「二人が言ったように、前半はチームとしてもシンプルにラグビーをしていこうと心がけていました。そのなかでもアタックのところでミスや自分たちにプレッシャーがかかってしまう部分もあったのですが、前半の途中から敵陣でプレーすることができるようになっていて、滑りやすい状況だったのでノックオンなどアンラッキーな部分もありましたが、それでも敵陣にいることができたということもあって、得点こそお互いに前半は同点でしたが、ネガティブにとらえることはありませんでした。
後半は前半で出た修正点、課題をうまくチームの中で対応していったおかげで、後半のチームの勢いがついていったと思うので、試合をやっていく中でピッチのコンディションなども含めて、自分たちのラグビーがうまくこの一試合の中で対応できていたと思います」

NECグリーンロケッツ東葛の左から、ロバート・テイラー ヘッドコーチ、ティム・ベネット選手、フェトゥカモカモ・ダグラス ゲームキャプテン

NECグリーンロケッツ東葛
ロバート・テイラー ヘッドコーチ

「まずは、今日のゲームにお越しいただいたNECグリーンロケッツ東葛ファンの皆さん、埼玉パナソニックワイルドナイツファンの皆さん、雨の中ありがとうございました。そして、試合をセットアップしてくださった施設の皆さん、スタッフの皆さんのお陰で、素晴らしいゲームができました。ありがとうございました。
今日の試合内容に関してなんですけれども、特に我々が戦略的に何かミスをしたとかいうわけではなくて、埼玉パナソニックワイルドナイツが、去年のトップリーグの優勝チームとしての内容を見せてくれたっていう感じで、そんなに特別、何がすごいとかっていうわけではないのですが、非常に一貫性のあるパフォーマンスという部分で、我々もいつかはその立場になりたいチームなので、非常に多くの学びを得ることができたと思っています」

──来週もかなり強敵な相手だと思うのですが、今日の試合で得たことをどのように還元したいと思っていますか。

「今日の試合内容から特に大幅に修正する必要はないと思っています。我々は今、再建をしている新しいチームになっていて、新しい若手の選手だったり、ルーキーのデビューとか毎試合あるのですが、その中で一貫性のあるパフォーマンスを80分間継続することが1番のキーポイントかなと思っています。我々もすごくいい瞬間というのは今日の試合でもあったのですが、埼玉パナソニックワイルドナイツの強みとしては、ミスが多くてもミスをチャンスにつなげることだと思っていて、全員が自分の役割を100パーセント遂行し続けること、80分間一貫性のあるパフォーマンスをし続けることでチャンスにつなげられると思っているので、試合の中でどういった修正を加えて次のパフォーマンスに繋げられるかというのがキーポイントになると思っています」

──まだ、1試合残っているところでこのような質問するのは申し訳ないのですが、今季の振り返りというかここまで苦戦している印象だと思うのですがその要因はどこにあるのか?

「まだ今シーズン試合数が残っているので、完全な振り返りというのは少し難しいところもあるのですが、チームとして1番大事にしているのは育成という部分で、最初の試合から今までどういうところが良くなってきているのかというところにフォーカスしてチームとして考えています。NECグリーンロケッツ東葛というのは、新しいチームでコーチ陣、選手がまとまってから、まだ1年もたっていないチームです。優勝チーム、強いチームというのは2、3年、4年ぐらいコーチと選手も一緒にやっているところが多く、改革というのは1年では難しいというのが正直なところなのですが、特にセットピース、スクラムだったり、ディフェンスという部分で、非常にチームとして成長が見られたと思っています。また、特にボリス・スタンコビッチ スクラムコーチとフォワードが素晴らしい仕事をしてくれて、スクラムだったりというのは、非常にチームとしても成長してきていると思っています。そういう修正できているポイントというのをどんどん積み重ねて、80分間一貫性のあるパフォーマンス、素晴らしいパフォーマンスというのを80分間続けられるようになるというのが、強くなるキーポイントだと思っています。
あとは先ほどのことに追加で、特にフィジカル部分でチームとしての成長が見られると思っていて、プレシーズン、チームとして初めてトレーニングを始めた時から、フィジカルっていうのにすごくフォーカスした練習をしていて、リーグで1番ハードワークするチームになろうというのを目標に掲げているのですが、この部分のマインドセットしてというところでチームとして、選手たちもしっかりと成長が見られると思いますし、それは試合にも反映されていると思うので、そこも強くなるためにすごく必要な部分だと思っています」

NECグリーンロケッツ東葛
フェトゥカモカモ・ダグラス ゲームキャプテン

「こんにちは。まずは、ゲームキャプテンというのは、非常に誇らしい役割です。試合後のハドルで話した内容になるのですけれども、我々としては、1人1人がすごくいい瞬間があったっていう話をしました。我々の今までのシーズンの流れを踏まえても非常にいい試合だったと思っていますので、しっかりと今日も試合での学びもつなげていきたいなと思っています。
しかしながら、今日はベン・ヒューズのデビュー戦というのもあって、あとは昨シーズンのキャプテンである亀井亮依の復帰戦というところもあって、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたすごくいい試合だったと思っています。
セカンドハーフでちょっと点差が開いてしまったのは、ご存じだと思うんですけれども、例えば、キックバトルになった時にそれまではキックで返してきてたのを、左サイドに振って、そこからキチっと入れられて、ボールがたまたま相手に有利に働いて外から取られたりだとか、そういう小さいところで相手が我々のゲームプランに少し合わせてきたっていうところで、相手チームが少し有利になってきたと思うのです。ただ相手もそこまで大きく試合内容を変えてきたわけではなく、非常に小さいところで修正を加えてきたなっていう風に感じました。我々にできることは、今日の学びをしっかりと来週の試合に繋げることだと思っているので、しっかりと修正して、また来週戦おうと思ってます。

NECグリーンロケッツ東葛
ティム・ベネット選手

「まずは埼玉パナソニックワイルドナイツに、おめでとうっていう気持ちを伝えられる素晴らしい試合でした。こういう優勝チームと戦うという機会は、ほんとにシーズンに1、2回しかないと思うのですけれども、こういう機会がある時は、しっかりと戦う必要があると思っていて、今日の学びをしっかりと来週の試合につなげていきたいとチームで思っています。
特に前半に関しては、ほんとにフォワードが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと非常に思っています。特に相手のプロップとかすごく大きいと思うのですけれども、フォワードが非常に素晴らしい戦いをしてくれて、すごくファイトしてくれていたので、前半、特に誇りに思っています。
我々に対しては、いくつか非常に小さいところを修正していけば80分、競り続けることができるチームになれると思っているので、しっかりと自分たちのことを誇りに思って、自信を持って次につなげていきたいと思っています」

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