2022.06.03 NTTリーグワン 2022 D2/D3 入替戦 第2戦レポート(江東BS 53-19 SA広島)

NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン2/ディビジョン3 入替戦 第2戦
2022年5月28日(土) 14:30 江東区夢の島競技場 (東京都)
 清水建設江東ブルーシャークス 53-19 マツダスカイアクティブズ広島

マツダスカイアクティブズ広島の三好啓太ヘッドコーチ代行(左)、佐藤羅雲 共同キャプテン

マツダスカイアクティブズ広島
三好啓太ヘッドコーチ代行

「今日は関係者の皆様有難うございました。今日は敗戦という結果となってしまいましたが、選手はしっかりと体を張っていいプレーを続けてくれました。相手の外国人選手を止めることができなかったのが一番の敗因だと思います。後半には素晴らしいアタックができてトライが取れましたし、来季、ディビジョン3での戦いに繋がる試合がしっかりできたと思います。すごく悔しいです。このすごく悔しい気持ちを来シーズンに繋げて、まず、ディビジョン3をしっかり戦って、またこの舞台に戻ってきたいと思います」

──先週、入替戦第1戦を戦って、それを受けて、今日はどのように戦えば勝てるという計画を立てたのか。

「清水建設江東ブルーシャークスさんはバックスにとてもインパクトのある選手がいて、初戦はそこで少し崩されたところがあったので、まず、しっかりとバックスのディフェンスを修正してきました。少し差し込まれても、その次のフェイズでしっかり止めるように、その準備とファーストディフェンスの修正をしてきました」

──シーズンを振り返って、苦しい時期があったとか、終盤ケガ人が出たとか、リーグワンになり前年迄とはレベルが上がって大変だったとかというようなことはありましたか?

「リーグが始まる前から厳しい戦いになると、選手・スタッフ全員で覚悟はしていたので、それに向けてチーム全体で、スローガンである“WITH”の精神で選手スタッフ一丸となって戦っていこうと、メンタルと体をしっかり作り上げていこうとシーズン前に話し合いました。選手はしっかりそれを体現してくれたと思います。結果としては来季からはディビジョン3になりますが、やることは変わらないと考えています。ディビジョン2もディビジョン3も勿論、タフなゲームが続くと思います。引き続き、リーグワンにふさわしいチームになれるようにしっかりと取り組んでいきたいと思います」

──リーグワンになり、いろいろなことが変わったと思いますが、例えば試合のプロモーション等も含めて1シーズン戦ってみての感想は?

「リーグワンになって自分たちで運営をしなければいけないということで、『プレーだけしておけばいい』ということから、チームをよくするために、グラウンドだけでなくグラウンド以外でもファンとのふれあいなどについてもレベルを上げていかなければいけないと実感しました。リーグワンにふさわしいチームになるためにもしっかりそれらファンとの交流やチームの運営といった点でも“WITH”の精神でチームを作ることが必要だと思わせてもらう1年でした。しっかりと成長できたと思いますが、さらに成長してきたいと思います」

マツダスカイアクティブズ広島
佐藤羅雲 共同キャプテン(FL)

「まず、このゲームを開催するにあたりいろいろな関係者の方々のお陰でゲームができたことに感謝します。三好コーチも言ったとおり、清水建設江東ブルーシャークスさんのすごく勢いのあるプレーを僕たちが止められずにペナルティも多くなり、清水建設江東ブルーシャークスさんに優位に試合を進められてしまいました。点差が開いても、自分たちの良さである『諦めず粘り強くラグビーをする』というところが後半に見えたので、また、この悔しさを忘れずに次のシーズンに向けてしっかりとやっていきたいと思います」

──先週、入替戦の第1戦を戦って、それを受けて、今日はどのように戦えば勝てるという計画を立てたのか。

「コーチが言いましたように、バックスの脅威のあるところを如何に止めるかというところと、また、フォワードでは前節、スクラムでのペナルティもあったので、バインドのやり方など、もう一度8人でしっかりまとまってスクラムを組もうというところにフォーカスを当てました。そういったところを意識してこの試合に臨みました」
──シーズンを振り返って、苦しい時期があったとか、終盤ケガ人が出たとか、リーグワンになり前年迄とはレベルが上がって大変だったとかというようなことはありましたか?

「ディビジョン2に参入するにあたって、まず、僕たち選手自身も格上のチームと戦うということで覚悟をしてきました。一戦一戦戦うことによって、本当に成長できたなと思います。コンタクトの激しさもそうですし、スクラム、ラインアウト、ブレイクダウン、全てにおいて今まで高いレベルでの経験をできる機会がなかなかなかったのですが、本当に一戦一戦、成長させてもらいました。ディビジョン2で戦い抜いて、接点の激しさ、1人1人の強さというのも選手全員が体を当てて経験することができたので、それを忘れずに、来年はディビジョン3で戦いますが、その次はディビジョン2で戦えるようにチーム作りをしっかりしていきたいと思います」

──リーグワンになりいろいろなことが変わったと思いますが、例えば試合のプロモーション等も含めて1シーズン戦ってみての感想は?

「リーグワンが始まり、まずはゲーム数が増えたというところで、タフにはなりますが、試合数が増えると言うことでいろいろな経験をさせてもらいました。コーチも言ったように、如何にファンの方々と触れあえるか、ファンの方々を増やせるかというところを意識して一年間、生活することができました。一戦一戦、観戦に来てくださる方が増えることは選手にとってもモチベーションが上がりますので、いい経験になりました。またファンの皆様と交流できる機会があれば嬉しいと思います」

清水建設江東ブルーシャークスの大隈隆明監督(右)、松土治樹ゲームキャプテン

清水建設江東ブルーシャークス
大隈隆明監督

「本日は協会関係者の皆様、マッチオフィシャルの皆様、マツダスカイアクティブズの皆様、ありがとうございました。今日は、選手が良く戦ってくれたと思います。選手達に感謝したいと思います。その結果、私たちが勝つことができ、今シーズン一番の出来のゲームでした。選手達を讃えたいと思います。これでディビジョン2に昇格することになりましたが、より一層激しいリーグになると思いますので、一旦休みに入りますが、来シーズンに向けて修正するべきところを修正して頑張りたいと思います」

──シーズン通して、例年よりも試合数が多かったと思いますが、ずっと順調にいけましたか?

「第1に苦労したのはコロナ関係です。まずは練習を維持するところで苦労しました。チームをメンバーとメンバー外の2チームに分けて練習したりもしました。本来ならばチーム一つでやりたかったのですが、チーム一つでの練習が出来ないところで、メンバーに選ばれない選手達は非常に悔しい思いをする中で、その思いを殺してチームのために協力してくれたことにとても感謝をしています。もう一つは、コロナの対策をとても考えてくれて試合を実現させてくれたところに本当に感謝しています。
今シーズンは“ReBorn”というスローガンを掲げました。前シーズンはすごくいい雰囲気のチームだったのですが、戦う集団ではなかったのかなと感じました。お互いの厳しさを言い合ったりというところはあまり見えませんでした。これをしっかり『戦う集団に生まれ変わろう』ということで”ReBorn”のスローガンを皆にアナウンスしました。実際の試合ではディビジョン2昇格という最終目標がありましたが、それに加え、ブルーシャークスラグビーの確立、すなわち『ブルーシャークスといえばこういったラグビーをするんだ』と言うものをかたちにしようと話をしました。その中でシーズンが始まり、すごく選手達がよくやってくれたお陰で本当に見ていて楽しい、ワクワクするラグビーをしてくれ、結果としてディビジョン2に昇格できました。本当に満足していますし、選手・スタッフに感謝しています」

──ディビジョン2という目標を成し遂げられたいくつかの理由のうち、『これが大きかった』というものは? また、戦う集団になるために仕掛けたものは?

「私自身が感じているのはスタッフ・選手、ゲームに出ていない選手も関係なく、全員がハードワークするようになったと思います。また、すごくチームにコミットする。この2点が変わったなと感じています。それでこの大きな目標を達成できたと思います。戦う集団になろうと選手1人1人にも話をしましたし、選手の中でもリーダー陣を配置しました。髙橋広大という一年目の若いキャプテンを任命しましたし、外国人選手にも、チームの理念である『仕事とラグビーの両立』を説明して、外国人選手達もそれを理解してくれてチームにコミットしてくれるようになりました。選手1人1人の意識が変わったと思います」

──来シーズンはディビジョン2ということで、もっと厳しい戦いになると思います。そこで戦い抜くために練習量を増やすとか、これまでより少し優遇されるなど、今後の見込みは何かありますか?

「『仕事とラグビーの両立』は変わらずに、今年と同じスタンスでやっていきたいと思います。1人1人の意識はもう一段階上げなければいけないと思います。チームとしてももう一段階レベルアップしないといけません。コーチ陣・スタッフももう一段階努力しないといけないと思っています。ただし、やっていくべきことは今年と大きくは変わらずに質を上げることだと思います。選手補強では特に日本人選手の加入は決まっていませんが、もちろん、クラブメンバーとして新規加入する選手はあり得ます」

──去年のシーズン前は強豪チームとの試合も含めてたくさん試合を組んでいました。次のシーズンの練習試合のプランは?

「今年はコロナ管理もあり、かなり長いシーズンでしたので、選手・スタッフの疲れもあり、(明日からは)ちょっと長いオフを予定しています。プレシーズンの試合組みは変わらず、たくさん組みたいと思います。ディビジョン1のチームにもお願いしていますが、練習試合を組むにも苦労しています。その面でもマネジメントスタッフが、引き続き上のチームと練習試合を多く組めるようにやってくれています」

清水建設江東ブルーシャークス
松土治樹ゲームキャプテン(FL)

「関係者の皆様、スカイアクティブズの皆様、本日はありがとうございました。第1戦の試合で少しうまくいかなかった部分がありましたが、この1週間で修正して、それが今日のいい結果に繋がったと思います。前半に自分たちのペースでアタックできて、それが最後までうまくいって、この点差になったと思います。来シーズンは厳しいシーズンになると思いますが、もう一段階、二段階レベルアップして、来シーズンを戦っていきたいと思います。本日はありがとうございました」

──入替戦第1戦で良くなかったところを修正したとのことですが、具体的にはどのあたりを修正したのですか?

「スカイアクティブズがこだわっているブレイクダウンのところです。早くサポートしていいテンポで球出しできるようにと1週間ずっと練習してきました。そこでいいテンポでボールが出て、スペースにボールを運べてトライに繋がったと思います」

──第1戦は僅差のゲームでの勝利になりましたが、そのような場合の連続した第2戦では第1戦で負けたチームが食いついてくることがよくあり、難しいところがあったのでは?

「まず、エリアの取り方です。第1戦では前半少し苦戦して、後半は良くなったのですが、そこでの違いはエリアをうまく取れていたかというところでした。今日は前半の入りから『敵陣でプレーしよう』とチームに言って意識していましたが、そこがうまく行って敵陣でプレーできていいかたちでスコアに繋がったと思います」

──今日の暑さはいかがでしたか?

「少し、『暑いな』と感じて、シンドイ部分もありましたが、そこはやれる人間は自分しかいないので、自分にフォーカスして、メンバーに選ばれたからにはハードワークしようという気持ちでやりました。そこをみんながやってくれて良かったと思います」

──どのあたりのスコアで「いけるな」と感じましたか?

「個人的には(後半10分の長谷)銀次郎(FL)がブレイクダウンからタテに入って一発で取ったトライの時、フォワードのフィジカルで勝ってきたかなと思いました。そのあと、少しうまく行かなかったところもありましたが、前半のジャブが効いて、その後もハードワークし続けたので最後まで相手にダメージを与える事ができて、自分たちのラグビーができたと思います。終盤、少し疲れが出たのか動きが悪くなり、ロータックルが決まらなくなったところは、今後、来シーズンへかけての修正課題です」

──ディビジョン2という目標を成し遂げられたいくつかの理由のうち、『これが大きかった』というものは?

「メンバー外の選手達を『バックボーンチーム』と呼んでいますが、バックボーンチームが練習で激しく来てくれるなどハードワークしてくれて、試合よりも高い強度でやってくれて、その結果、試合でいいプレーができたと思います。バックボーンチームの練習のお陰だと思います」

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